FF15 エピソードグラディオをプレイして分かったこと【エピソードグラディオ感想】

FF15 エピソードグラディオ
発売から1年経ち、ようやくFF15のダウンロードコンテンツ「エピソードグラディオ」「エピソードプロンプト」「エピソードイグニス」が出そろいましたので、 まとめてプレイしてみたところかなりイイという感じで

本編のストーリーが物足りなかったあなたには是非プレイして欲しいなと思い、ちょっとだけ見どころを紹介します

発売日2017/03/28
値段500円(DL専用)
ハードPS4、Xbox One
ジャンルRPG
こんな人に
おすすめ!
グラディオをただの筋肉だと思っている人



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エピソードグラディオラスの感想

FF15 エピソードグラディオ キャンプ
全ダウンロードコンテンツ最初のセリフ



グラディオ「メシうまかったぜ」




「メシうまかったぜ・・」



「メシうまかったぜ・・」



・・いやこれはFFが本気だってことなんですよ

星の運命だとかクリスタルの力だとか、そういうポエミーな導入は全部なし。イグニスのメシうめえよと、そんな生活感あふれるセリフからスタートするなんて今までのFFにはなかったことじゃないですか。

これは期待できる



ところでFF15のダウンロードコンテンツは、てっきり本編の特定の場所に行けば追加シナリオが発生するのかと思っていたら

エピソードグラディオ、プロンプト、イグニスともに完全に独立したマップと戦闘システムが用意されている、全くの別ゲーになっていました。

どれもプレイ時間は1時間~2時間というボリュームになっていて、グラディオの場合、本編でルナフレーナの兄レイヴスに敗北した後、唐突に消えていた章がありましたよね。あの裏話が描かれてます

ちなみにDLCで入手した武器や衣装は、本編でも使えるようになりますよ!




グラディオの傷心旅行

FF15 エピソードグラディオ
ストーリーは、ノクト、プロンプト、イグニスがいる普段のキャンプから始まり、そこでメシうまかったぜの流れから、グラディオがパーティーから抜けていた時の話を語り始めるというもの


グラディオ「長くなるぜ・・」


思わせぶりな態度で、見えるように置いていたカタナをチラ見せし、語り始める筋肉・・・ここで回想に突入します。
FF15 エピソードグラディオ ダイナー コル
ある日、グラディオはコル将軍を電話で呼び出し、何やら剣聖ギルガメッシュに挑むとかいう相談をしている。

コル将軍「30年前にあの場所が発見されて以来、調査に入って帰還した者は誰ひとりとしていない」

グラディオ「だがかつてあんたは帰ってきた。ただ一人な」

この辺りは説明不足で、完全にプレイヤーが置いてけぼりですが、ロード画面の説明などを総合するに


己の未熟さを痛感したグラディオが、王の盾にふさわしい力を手に入れるため、ルシスにある謎の洞窟にある「遺跡の試練」に挑むべく、コル将軍に同行をお願いした。なぜならコルは、試練をクリアした唯一の人間なのだ!


ということらしいですね。




真のファイナルファンジー

FF15 エピソードグラディオ 洞窟
ということで、もういきなりコル将軍と洞窟にイン。分かりやすい。

洞窟では倒れていた亡骸が立ち上がって襲い掛かってきて、今回の主な敵は何と魔導兵じゃなくて亡霊剣士という何故か急にファンタジーっぽい展開に・・・・



いいんだこれファイナルファンタジーだわ



コル「ここにいる者はすべて試練を待つ元帥と同じ」

「魂だけが、かろうじて鎧を吸い寄せている」

「王の盾の試練を受けにきた者へ、正しく力を受け継がせるために」

「彼らは古きルシスの兵だ。死してなお忠義を尽くし続けている」



なぜ古いルシス兵がここに留まり続けているのかは謎ですが

現世に未練がある亡霊の類なら、過去、王を守り切れなかったという後悔を持っていて、王を救す経験を得られなければ成仏しないのかもしれません。
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ 初登場
開始5分、いきなりラスボスが登場

ギルガメッシュ「王の盾を名乗りにきたか」

「試練に何を望む」

「強靭な肉体と精神を私に示せるのか、選ばれし王と同じ世を生きる者よ」

「世界が終ろうとしている。王と王の盾は人々の運命を背負うのだ」

ギルガメッシュはすぐに「最深部で待つ・・」という雰囲気で退場してしまいましたが、コルの話によると、ギルガメッシュは初代「王の盾」なんだそうです。




王の盾にも試練があるとか初耳

FF15 エピソードグラディオ ほこら
その後は、ダンジョンを奥へ奥へと進み続け、大きなカナタで封印が施してあるポイントを見つけては中ボスを倒し
FF15 エピソードグラディオ 力
「ほから」からパワーを吸収するというノクトっぽいことをはじめるグラディオ
FF15 エピソードグラディオ カップヌードル
そして、時には大好物のカップヌードルを食べ、お湯はどこから?という気持ちはそっと心にしまい込みつつも

コルと雑談をして、2人の感情が掘り下げられていくという仕組みになっています。

このエピソードを通して分かったことは



「王の盾なめててすみませんでした」



ということで

本編では出て来ないし、映像作品の「キングスレイブFF15」を見ていないのでピンときていなかったんですが

グラディオが名乗っている「王の盾」はただの近衛兵という意味ではなく、グラディオの家系が受け継いでいる由緒正しい称号らしく

クリスタルや六神に関わりが深いルシス王家、つまりは世界の根幹をなす大きな力に働きかけるとても重みのある肩書きなんです。



それなのに、初代「王の盾」であるギルガメッシュから見ると「グラディオなんていうヒヨっ子はまだまだ王の盾じゃねえぞ」と、「筋肉だけで強くなれると思ったら大間違いだ。お前はまだ剣の呼吸的な?そういうアレを学んでないよね。そんなんで王の盾って言えんの?」

ということらしい。

例えば、王の盾であるグラディオの父親のエピソードがあります。
FF15 エピソードグラディオ コル
グラディオ「なあ、親父は試練を受けなかったんだよな」

コル「あれはあいつの意地だ。警護隊ー王の盾としての」
FF15 エピソードグラディオ コル
コル「陛下に障壁を任せ、そのそばを離れたら、自分はいったい何を守る盾なんだとな」 

ルシス王国の首都インソムニアには、王が発生させた魔法障壁が張られていて、長年にわたり、町を帝国の影響から守っており、グラディオの父は、盾として、王のそばを決して離れることはありませんでした。



このエピソードを通して、グラディオは一貫して自分のゴリラ具合を気にしていて、でもどうして良いか分からないと思い悩んでいます

命をかけて試練を受けにきたのは、新しい経験を積むことでより強くなり、王を守るのにふさわしい男になりたかったということらしく、意外や意外、ノクトに忠誠を誓うとても純粋な人間であることが伝わってきます。

グラディオはてっきり、もっと雑な男で、気軽に旅についてきるのかと思ってました・・実はかなり繊細です



ルナフレーナがたおれた後の帝国編で、自分で歩こうとしないノクトに対し怒っていたのは、グラディオに限らず、みんなの命がけの努力を無駄にするなという檄を飛ばしていたのであって

エピソードイグニスをプレイすると、ノクトもそれは十分に分かっていたんですが、それでも、最後の最後まで決心できない迷える若者というキャラクターに描かれていたことが分かってきました。




グラディオの新必殺技

FF15 エピソードグラディオ 谷 テルパの爪痕
試練の遺跡はダスカ地方とクレイン地方を分ける「テルパの爪痕」と呼ばれる巨大な谷の中にあり

私的には空飛ぶレガリアで真っ先に突入したかった所ですが、見えない壁に阻まれUターンさせられた苦い思い出があります。

今回のエピソードグラディオでついに中から見ることができました・・!やっぱり美しい



ひたすらに敵を倒し


コル将軍と雑談してカップ麺を食らう。


そんな男の修練を積み重ね、グラディオはついに新技を習得。




剣聖に勝つには力だけじゃダメだと悟った男が出した答えは



FF15 エピソードグラディオ 柱
ぬうぅん!
柱抜きだっ!!


FF15 エピソードグラディオ 柱

この柱をどう使うのか



もちろん力技であるはずがない



使い方はちょっと想像できないかもしれませんね。そう





力の限り殴ります





ルシスの誇り高き忠臣たちを容赦なくボッコボコにします


剣よりはるかに強かったです。





真面目な剣聖ギルガメッシュ

FF15 エピソードグラディオ コル 立ち
コル将軍、ステータス画面のSP感が半端ない
FF15 エピソードグラディオ 夕日
日も暮れる頃、ついに最深部にたどり着きました・・三食カップヌードルを食べていたような
FF15 エピソードグラディオ コル
コル「クレイラスならおまえを止めだだろう。あのときオレを止めたのと同じように」

「盾が王のいない場所で命を賭すーそれは決して許されないこと」

「『無駄死にを覚悟できていたのか』忘れらない言葉だ」

「忘れるな一歩足を踏み入れたが最後、誰にも頼れない」

「必ず帰ってこいグラディオラス」

迷いながらも、答えを出せないま前に進む覚悟を決めたグラディオ
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
ギルガメッシュの周辺には、過去試練に挑み死んでいった者の武器と思われる無数の剣が突き刺さっていました。

修練の成果を出し切り、剣聖と呼ばれたサムライと最後の戦いです。
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
ギルガメッシュの攻撃はとても重く、まあ結局本編と同じくポーションガブ飲み作戦なんですが、最初の難易度をイージーにすれば良かったと後悔する。

ダウンロードコンテンツはそれぞれの独特な操作になれておらず、結構難しいと感じるので、トロフィーにこだわりがない人は最初からイージーでプレイした方がいいですよ!
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
 ギルガメッシュ「力頼みの猪突猛進などふぬけの証」

「またこの谷に屍が増える」

ギルガメッシュの圧倒的な力の前に押し負けるも、何だか色々ありましてグラディオの剣が覚醒
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
ボスにガッツリ大ダメージが入るモードに。ありがとうございます。

今エピソードだけはグラディオに主人公補正だ!
FF15 エピソードグラディオ 傷
グラディオ「これが王の盾だ!」

本編でこんなにグラディオの顔をまじまじと見つめたことありましたかね

グラディオは、試練を受けている間に気が付いたことがありました。
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
グラディオ「自分をわからねえ野郎が自分を信じることなんてできねえ」


筋肉男はとことん筋肉を信じるしかねえと悟ったことで、グラディオの剣から迷いが消え、王の盾と呼ぶにふさわしい力を手に入れることができました


※本当にそういう話です
FF15 エピソードグラディオ ギルガメッシュ
(フッ・・ようやく気が付いたか)

という雰囲気のギルガメッシュ

「迷いや怯えは死をはらむ」

「己の弱さ認めぬ者に、王の盾たる資格はない。おまえは強靭な肉体に見合う心を備えた」

「選ばれし王と共にあるのが、おまえのような男でよかった」
FF15 エピソードグラディオ 剣
最後、ギルガメッシュからルシス警護隊の紋章が入った剣を受け取りました

これは、エピローグによると、コルがギルガメッシュと戦った時に腕を切り落とした時の刀らしいです。




おわりに

FF15 エピソードグラディオ イグニス
イグニス「剣聖があの谷にこもったのが初代王の頃というと2,000年前か」

ルシス王家凄っ
FF15 エピソードグラディオ 源氏の刀
グラディオ「そんだけ前から期待されているらしいぜ。選ばれし王様ってのはよ」

初代「王の盾」ギルガメッシュの思いを受け取ったグラディオは

真の王が星を救うその時まで、ノクトを守る使命を果たすと固く誓ったのでした。


ーーー


そういえば、本編でグラディオがパーティーに戻ってきた時、「修行をしてきた」という話をしていて、その割にはどこが変わっているのか分かりませんでしたが

このDLCをやると、変化した部分がはっきりと分かります。


それは、ただの筋肉から




迷いのない筋肉




へと進化しているということで、たぶん剣の振り方とか?前よりシュっとした感じになったんじゃないですかね。うんきっとそうだ

とにかく、エピソードグラディオをプレイすると、グラディオとコルのイメージが変わること間違いなしですよ!




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