どこが面白いのか色々考えたところ、私のような初代プレステをやっていたような世代にちょうどいいゲームに仕上がっているというか、むしろそこをターゲットにしているなと思う所が多々あって
せっかくなので、なぜ大人がハマらずにはいられないのか!?ポイントをまとめてみました
スポンサーリンク
ポイント1 そもそも、プレイしたことあったっけ?
私はリズム感ゼロ、音楽「2」という根っからの音楽ダメ人間なんですが、専用の太鼓型コントローラーをドンドン叩いていると三半規管的な部分が鍛えられて小さい頃にこんなゲームがあったら音楽が「3」になったんじゃないかな!と思わずにはいられません。
「太鼓の達人」というメジャーなゲームですが、そもそも、私たちの世代はプレイしたことがないという人が多いんじゃないでしょうか。
スマホがなかった時代、ゲームといえば家のファミコンかゲームセンターでプレイするのが普通で、しかもジャンルは「アクション」や「格闘ゲーム」といったいわゆるディープなゲーマーを対象にしたものが多かったものです
ところが、そんなゲーム界に彗星のごとく現れた「パラッパラッパー」、それに続くビートマニア、ポップンミュージック、ダンスダンスレボリューションといった音ゲーたちは、日常ゲームをやらない「ライト層」を取り込んで社会現象になり
プリクラの人気とあいまって、ゲームセンターを一躍流行の場所にしてしまったんです。
今のスマホゲームにおけるパズドラやツムツムが、ゲームをやったことのない人にまで浸透しているのと同じような状況ですね。
また、その頃の思春期男子から見ると「ギターフリークス」や「ドラムマニア」といったゲーム臭を消し去ったスタイリッシュな音ゲーは、筐体もカッコいいし、折しも音楽業界はルナシーやらグレイのバンドブームもあって、あわよくばモテそうだぞと思わせる力を放っていて
一方、少し後に登場した「太鼓の達人」は、キャラクターや音楽が明らかにファミリー向けだし、「和」テイストだし、なんかダサいなと
もちろんこれは悪口などではなく
人が成長の過程で、急に「ドラえもん」と距離を置く現象と同じものだと思うんですが、そんなガキっぽいものやってらんねえぜ!という思春期特有の背伸びをしたい心理なんです。
本当はやってみたかったのに手を出せないまま大人になってしまった
大人たちが置き去りにしてきた夢を叶えるのがPS4版「太鼓の達人」です!
ポイント2「ファミリー向けといえば任天堂」はやめてくれ
太鼓の達人がアーケードに登場した頃、家庭用ゲーム機といえばスーファミ一強時代から、ニンテンドー64、プレステ、セガサターンが立て続けに登場したまさにハード戦国時代友人たちのゲーム嗜好は、その頃からハードの性質によって別れ始めてしまい、大人になった今でも影響を与え続けています。
どういうことかというと、例えば私の属することになってしまったプレステ派は、PS1→PS2→PS3→PS4と進化するたび、「写実性」やら「映像美」を売りにしたゲームを良しとする一派になってしまって
洋ゲー至上主義(主観)のXbox派と競合する進化を遂げてしまったんですね。
その点、何ということでしょう!
ロクヨン→ゲームキューブ→Wii→WiiU→スイッチという任天堂派は、映像美とは一線を画し、マリオやカービィといった鉄板タイトルの他にも、スプラトゥーンなど「体験性」を重視したヒット作を連覇し
任天堂こそファミリー向けのゲームだというポジションを確立してしまいました
太鼓に限らず、マリオもファイアーエムブレムも、好きだったのに小学生以来プレイしていません
重要なのは、初代PS1を買ってからプレステ一筋でやってきたのは、別にファミリー向けゲームが嫌いなわけでもなんでもなく、むしろゼルダとかめっちゃやりてえええええ!!という気持ちしかないにもかかわらず
「FFとかが発売されることを考えるとやっぱプレステかなあ」と自分で決めたことなんですが
「ハード2台持ち」という敷居はあまりにも高すぎて、普通の人は手がだせないよねということを訴えたいわけで、つまり何が言いたいかというと、ファミリー向けゲームもPSでばんばん出してくださいホントお願いします
ポイント3 PSにはファミリー向けゲームがない
「いやスイッチ買えよ」という正論は置いといて
そもそもPSには家族でできるゲームというものが本当に少なくて、実際、家族で楽しげにプレイしている写真が載っているPSストアの「家族で!みんなで!プレイステーション!」コーナーのラインナップを見てみると
- モンハンワールド
- グランツーリスモ
- レゴニジャゴー
- FIFA18
- KNACK
- マーベルVSカプコン
- Newみんなのゴルフ
- マインクラフト
もうね、ひとことで言うと
どこが?
マイクラぐらいでしょ?
PS4の言うファミリー向けとは、銃が出てこないとかそういうレベル。
なので断言できます
PS4版「太鼓の達人」は、全PS4ソフト全ての中で、最もファミリーにおすすめなソフト
あとはちょっと難しいですが
紙の世界を美しく表現した「テラウェイ」もいいですね!というかそれしかない!あとは「ドラクエビルダーズ」!
ポイント4 太鼓の達人おすすめポイント
もう太鼓の達人は、ファミリー向けゲームを渇望している全ての大人たちにプレイして欲しいレベルです具体的なおすすめポイントですが、PS4版は最初から約70曲が入っていて、ポップス、アニメ、ボーカロイド、クラシック、ナムコオリジナルと盛りだくさん
ポップスは「君の名は」で流行した「前前前世」とか、auのCMで使われていた「海の声」など、流行曲にうとくなってた大人たちにとって「あっ聞いたことあるわ」ってなる丁度良いセレクション!
太鼓とバチの専用コントローラーのおかげで複雑な操作は必要なく、直感的に2種類の叩き分けをするだけでも成立するので、子供とプレイするのにもちょうどいい
むしろ難しければ、適当にドンドン叩くだけでも楽しい!
一つ難を言えば、1プレイごとに「クリア!」とか「失敗!」とか評価され、あんまり失敗が続くと子供は自信をなくしてしまうので「簡単」よりも簡単な難易度が欲しかったところ。
そしてPS4版太鼓の達人のサブタイトルは「セッションでドドンがドン」で、売りはドラえもんや初音ミクなどがセッションで一緒に演奏してくれるというもの
試しにプレイしてみると、ドラえもんはほぼ完ぺきに演奏するので、セッションなのか?と疑問には思いますが画面が賑やかで見てるだけで楽しいです。
わが子は、聞いたことのあるポップスやアニメ曲を差し置いて「つながれ!ひろがれ!打ち上がれ!」というノリノリな曲がいたくお気に入りで、このアップテンポな曲で踊り出さずにはいられません。
良い演奏をすると「小判」を貯めることができ、太鼓のどんちゃん(画面左下 太鼓のキャラクター)の見た目をカスタマイズするやり込み要素も充実
下の子が大きくなっても、まだまだプレイできることを考えると、すぐに飽きてしまうおもちゃに比べてもコストパフォーマンスが抜群ですよね。
長く楽しめること間違いなしです!
太鼓の達人をプレイする人を「ドンだー」というらしいんですが、これからも日々、立派なドンだーになるべく太鼓を叩き続けたいと思います。
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿