吹雪でほとんど前が見えませんでしたが、天気が良くなると特徴的なたまねぎ型の屋根を持つ美しいお城が見えてきました
スポンサーリンク
クレイモラン城壁の正門はなぜ海を向いているのか
ロシアには、首都モスクワの「セントワシリイ大聖堂」はじめ、たまねぎ型の屋根を持つ教会がたくさんあり、それが雪国繋がりでクレイモランのモデルになってるものと思われます
ところで、ロシアのストリートビューったら異文化感が面白過ぎて何時間でも見てられるんですが、ある時、シベリアの真ん中にある「アバカン」という片田舎の街並みを見ていたら
丸岩製綿整毛(株)
というインパクトのある日本語トラックが停まっていて
毛を整える系の会社ってことはヅラ系かな?と思って調べてみると山形県の小さな「ふとん」会社だったんです
下取りに出された日本の営業トラックが遠路はるばる貨物船で運ばれ、こんな異国で現役生活を送っているのかと思うと、世界は狭いものだなと思わず感動してしまいますね!
吹雪がやんだクレイモラン港
到着時は真っ白で何も見えなかったんですが、なんと山に囲まれた大きな湾
町の城壁の「正門」を出た景色が海という珍しいつくり。
クレイモラン城壁の正門が海に向かって配置されているのは何故なのかと考えると、ここは自然が厳しい土地なので、昔は陸路での交易・交流がほとんどなく、人々の生活の足は船が中心だったということが想像できます。
そして外敵が攻めてくるのも海からだった
その証拠に、同じ湾内にある海賊のアジトですら陸路で行くことができません。
正門が海に向いているのも理にかなっています。
建物について、お店の人の話によると
「なんたってクレイモラン城は、世紀の大建築家タッポコ8世の設計なんだ!ぜひ見てお行き!」
ちなみに本棚の情報
「雪の結晶はふわふわと軽いものですが、高くつもった雪は違います。どんどん押しかためられ重い氷になるのです」
「そんな重い氷が普通の屋根にたくさん乗れば、重みにたえられず家はペチャンコにつぶれてしまうでしょう」
「しかしクレイモラン王国の家々の屋根はタマネギのような流線型。雪は地面に滑りおち家を守ってくれるのです」
「クレイモランの建物の特徴的な屋根は、雪深いこの国を守りはぐくんだ先人たちの知恵と言えるでしょう」
玉ねぎ型ドームは伝統的な雪対策の一つであり、宗教的な意味は恐らくない。地元の人が旅人におすすめするほど、世界的に見ても珍しい建物ということらしい。
ドラクエ11は、今までのドラクエシリーズとは違い、現実の街並みをモデルにした建物が多く登場しますので、お馴染み「教会」の扱いには苦労した雰囲気が伝わってきます
このクレイモランでも普通のお城とは別に教会があったりします。
お城の内部。なななんというステンドグラスの美しさ!
タッポコやるわ
さすが地元民がおすすめするだけある
王の間。なななんというステンドグラスの美しさ!!(2回目)
そりゃね、あのタッポコですから
でも言っちゃなんですが財政的にも余裕がないであろう、辺境の雪国にふさわしくない豪華絢爛さで、今まで見てきたデルカダールやユグノア、サマディーなんか比べ物にならないくらいお金がかかって見えるのは、タッポコ8世という人物に秘密があるのかもしれません。
城に来る間、どこからともなく(というか本)から聞こえてきた怪しげな声のせいで、だいたいの人がピンときていましたが、まだ魔女は封印されておらず、禁書には本物の女王が閉じ込められている!?という展開になります
ここで突如、自分は小さい頃からの女王の教育係だと言い出したエッケハルトさん
そんなに女王に身近な人物であれば、なぜ半袖の王をひとり町に残して、山小屋で魔女研究をしていたのかは謎ですが、気を取り直してクイズタイムだ!
エッケハルト「ではさっそくいきますぞ!クレイモランに代々伝わる家宝とは何か?父上の教えを受けた女王さまならわかるはず!」
ノリノリですね。やりたくてしょうがなかった!
玉座のシャール「ここにあるブルーオーブこそ王家の家宝!」
禁書の声「厳しい冬を耐えぬき、勤勉にはたらくクレイモランの民。これこそがこの国の宝。お父様がいつも言っていたことです」
ああっ!へたこいたー!の顔(魔女)
「家宝」って言ってるのに答えが「国民」とかいうエッケハルトの超ひっかけ問題
本人しか分からない質問であれば「小さい頃に使っていたハミガキ粉のメーカーは!?」とか何でも良かったと思うんですが、あえて先代の政治信念をクイズとして出題し、それを女王の口から言わせることで、部下たちへの訓示に利用するという見事な機転をきかせたエッケハルト
周りの兵士たちが見たら当然「われらが王よ!ついていきます!泣」となりますね
魔女、エッケハルトに完敗する
リーズレット「せっかく取り戻した魔力もなくなったし、私にはなんのチカラもないわ。煮るなり焼くなり好きにしなさいな」
シャール「待ってください!」(本物)
「皆さん聞いてください。クレイモランを氷漬けにした彼女の行いは決して許されるものではありません」
「でも私が本の中に閉じ込められている間、彼女は女王の重責に押しつぶされそうな私の相談に乗り、悩みを聞いてくれたのです」
「彼女の明るい言葉を聞くたびに、父を亡くした悲しみは和らぎ、女王という責務に対してもふたたび向き合っていける気がしました」
「お願いします。もう彼女に悪さができるほどの魔力は残ってません。命だけは助けてあげてください」
とんでもない展開
エッケハルト「うむ。シャールさまはこの国の女王。その王が決めたことならば、我ら臣下はよろこんでしたがいましょう」
国民を危険にさらした魔女を見逃すなど許されない!という大臣も少なからず居たと思うんですが、臣下代表的な雰囲気ですぐに話をまとめるエッケハルト
あれですか
シャールの「重圧を感じていた」というセリフからも、新人国王に対する重鎮たちの風当りは想像以上に凄く、教育係のエッケハルトは公的な役割以上に、常に女王の成長を見守るサンチョ的なポジションを任されていたのかもしれません。
影の薄い脇役と思われがちな男ですが、封印の時といい、クイズの時といい、かなり重要なポジションをそつなくこなしており、クレイモラン編のMVPといえる働きぶりを見せました。初登場時は悪口言ってすみませんでした
しかしこの先、キャラクターとしての人気がどんどん高まっていく・・ことはないでしょう!なぜなら、それが「おっさん」のアイデンティティーなのですから
並のゲームだったら、エッケハルトのポジションは、シャールより年上のイケメンを用意しそうなものですが、そこはドラクエ
今作に限らず、パパスやモリーといった名「おっさん」キャラを生み出し続けており、それが可能なのは、ひとえに作品の幅が広く、誰からも愛されるゲームだからです。
シャールとリーズレット、エッケハルトにはもっと掘り下げたエピソードが欲しかったですね!
そして謎なのは、禁書によると、あまりにも強力な力のせいで聖獣の力を借りなければ封印すらできなかったという魔女なのに
エッケハルトの「魔封波」が成功したせいかのか、リーズレットがいとも簡単に力を失ってしまっているということです。
リーズレット「ふん、お人よしな娘ね……」
「これからは私が付き人としてシャールを守ってあげるわ」
町全体を氷漬けにするような危険人物ですが、どうやら
ということで、これまでの罪はドラクエらしく全て許されました。優しすぎる。
でもちょっとひとことだけ言っておきたいのは
ムンババに謝れ
リーズレット「それはね、あの方が助けてくれたからよ。そう私を本の中から出してくれた美しいカオをしたあのお方…」
リーズレット「もう知ってると思うけど、私、大昔に図書館にある本に封印されてたの。本の中は泣きたくなるほど退屈だったわ」
「でも3か月前、あのお方が現れ、本の中の私にこう言ったの」
「お前を本から出してやろう。その代わり私の言うことを聞くんだ」
リーズレット「あなたイイ男ね。助けてくれるのならなんだってしてあげるわよ。で、その頼みってのは何かしら?」
「お前がクレイモランを氷漬けにすれば、私と同じペンダントをつけた英雄と呼ばれる男が現れる」
「その男…グレイグを倒せ」
魔女の証言から、黒幕はデルカダールのホメロス軍師だということがはっきりしました。
ドラクエ11 感想その37 ドラクエがぱふぱふシステムを続けている3つの理由
ドラクエ11 感想その36 現在地
ドラクエ11 感想その35 魔女の封印呪文「ポカズマパ!」の由来と過去作へのオマージュ
到着時は真っ白で何も見えなかったんですが、なんと山に囲まれた大きな湾
町の城壁の「正門」を出た景色が海という珍しいつくり。
クレイモラン城壁の正門が海に向かって配置されているのは何故なのかと考えると、ここは自然が厳しい土地なので、昔は陸路での交易・交流がほとんどなく、人々の生活の足は船が中心だったということが想像できます。
そして外敵が攻めてくるのも海からだった
その証拠に、同じ湾内にある海賊のアジトですら陸路で行くことができません。
正門が海に向いているのも理にかなっています。
建物について、お店の人の話によると
「なんたってクレイモラン城は、世紀の大建築家タッポコ8世の設計なんだ!ぜひ見てお行き!」
ちなみに本棚の情報
「雪の結晶はふわふわと軽いものですが、高くつもった雪は違います。どんどん押しかためられ重い氷になるのです」
「そんな重い氷が普通の屋根にたくさん乗れば、重みにたえられず家はペチャンコにつぶれてしまうでしょう」
「しかしクレイモラン王国の家々の屋根はタマネギのような流線型。雪は地面に滑りおち家を守ってくれるのです」
「クレイモランの建物の特徴的な屋根は、雪深いこの国を守りはぐくんだ先人たちの知恵と言えるでしょう」
玉ねぎ型ドームは伝統的な雪対策の一つであり、宗教的な意味は恐らくない。地元の人が旅人におすすめするほど、世界的に見ても珍しい建物ということらしい。
ドラクエ11は、今までのドラクエシリーズとは違い、現実の街並みをモデルにした建物が多く登場しますので、お馴染み「教会」の扱いには苦労した雰囲気が伝わってきます
このクレイモランでも普通のお城とは別に教会があったりします。
お城の内部。なななんというステンドグラスの美しさ!
タッポコやるわ
さすが地元民がおすすめするだけある
王の間。なななんというステンドグラスの美しさ!!(2回目)
そりゃね、あのタッポコですから
でも言っちゃなんですが財政的にも余裕がないであろう、辺境の雪国にふさわしくない豪華絢爛さで、今まで見てきたデルカダールやユグノア、サマディーなんか比べ物にならないくらいお金がかかって見えるのは、タッポコ8世という人物に秘密があるのかもしれません。
エッケハルトとかいう雪国編の英雄
シャール「しよさん、よくいらっしゃいました。さっそくブルーオーブを差し上げましょう。さあ、もっと私のそばに……」城に来る間、どこからともなく(というか本)から聞こえてきた怪しげな声のせいで、だいたいの人がピンときていましたが、まだ魔女は封印されておらず、禁書には本物の女王が閉じ込められている!?という展開になります
ここで突如、自分は小さい頃からの女王の教育係だと言い出したエッケハルトさん
そんなに女王に身近な人物であれば、なぜ半袖の王をひとり町に残して、山小屋で魔女研究をしていたのかは謎ですが、気を取り直してクイズタイムだ!
エッケハルト「ではさっそくいきますぞ!クレイモランに代々伝わる家宝とは何か?父上の教えを受けた女王さまならわかるはず!」
ノリノリですね。やりたくてしょうがなかった!
玉座のシャール「ここにあるブルーオーブこそ王家の家宝!」
禁書の声「厳しい冬を耐えぬき、勤勉にはたらくクレイモランの民。これこそがこの国の宝。お父様がいつも言っていたことです」
ああっ!へたこいたー!の顔(魔女)
「家宝」って言ってるのに答えが「国民」とかいうエッケハルトの超ひっかけ問題
本人しか分からない質問であれば「小さい頃に使っていたハミガキ粉のメーカーは!?」とか何でも良かったと思うんですが、あえて先代の政治信念をクイズとして出題し、それを女王の口から言わせることで、部下たちへの訓示に利用するという見事な機転をきかせたエッケハルト
周りの兵士たちが見たら当然「われらが王よ!ついていきます!泣」となりますね
魔女、エッケハルトに完敗する
リーズレット「せっかく取り戻した魔力もなくなったし、私にはなんのチカラもないわ。煮るなり焼くなり好きにしなさいな」
シャール「待ってください!」(本物)
「皆さん聞いてください。クレイモランを氷漬けにした彼女の行いは決して許されるものではありません」
「でも私が本の中に閉じ込められている間、彼女は女王の重責に押しつぶされそうな私の相談に乗り、悩みを聞いてくれたのです」
「お願いします。もう彼女に悪さができるほどの魔力は残ってません。命だけは助けてあげてください」
とんでもない展開
エッケハルト「うむ。シャールさまはこの国の女王。その王が決めたことならば、我ら臣下はよろこんでしたがいましょう」
国民を危険にさらした魔女を見逃すなど許されない!という大臣も少なからず居たと思うんですが、臣下代表的な雰囲気ですぐに話をまとめるエッケハルト
あれですか
シャールの「重圧を感じていた」というセリフからも、新人国王に対する重鎮たちの風当りは想像以上に凄く、教育係のエッケハルトは公的な役割以上に、常に女王の成長を見守るサンチョ的なポジションを任されていたのかもしれません。
影の薄い脇役と思われがちな男ですが、封印の時といい、クイズの時といい、かなり重要なポジションをそつなくこなしており、クレイモラン編のMVPといえる働きぶりを見せました。初登場時は悪口言ってすみませんでした
しかしこの先、キャラクターとしての人気がどんどん高まっていく・・ことはないでしょう!なぜなら、それが「おっさん」のアイデンティティーなのですから
並のゲームだったら、エッケハルトのポジションは、シャールより年上のイケメンを用意しそうなものですが、そこはドラクエ
今作に限らず、パパスやモリーといった名「おっさん」キャラを生み出し続けており、それが可能なのは、ひとえに作品の幅が広く、誰からも愛されるゲームだからです。
シャールとリーズレット、エッケハルトにはもっと掘り下げたエピソードが欲しかったですね!
そして謎なのは、禁書によると、あまりにも強力な力のせいで聖獣の力を借りなければ封印すらできなかったという魔女なのに
エッケハルトの「魔封波」が成功したせいかのか、リーズレットがいとも簡単に力を失ってしまっているということです。
リーズレット「ふん、お人よしな娘ね……」
「これからは私が付き人としてシャールを守ってあげるわ」
町全体を氷漬けにするような危険人物ですが、どうやら
- 魔女に氷漬けにされても死ぬわけじゃない
- 森に向かったデルカダール兵も死んだわけではない
- 国民の冷蔵庫の中身も冷凍保存されていたせいで無事
ということで、これまでの罪はドラクエらしく全て許されました。優しすぎる。
でもちょっとひとことだけ言っておきたいのは
ムンババに謝れ
クレイモランの黒幕
ロウが禁書の封印をといたのはだれか問い詰めるとリーズレット「それはね、あの方が助けてくれたからよ。そう私を本の中から出してくれた美しいカオをしたあのお方…」
リーズレット「もう知ってると思うけど、私、大昔に図書館にある本に封印されてたの。本の中は泣きたくなるほど退屈だったわ」
「でも3か月前、あのお方が現れ、本の中の私にこう言ったの」
「お前を本から出してやろう。その代わり私の言うことを聞くんだ」
リーズレット「あなたイイ男ね。助けてくれるのならなんだってしてあげるわよ。で、その頼みってのは何かしら?」
「お前がクレイモランを氷漬けにすれば、私と同じペンダントをつけた英雄と呼ばれる男が現れる」
「その男…グレイグを倒せ」
魔女の証言から、黒幕はデルカダールのホメロス軍師だということがはっきりしました。
ドラクエ11 感想その36 現在地
ドラクエ11 感想その35 魔女の封印呪文「ポカズマパ!」の由来と過去作へのオマージュ
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿