これはドラクエ始まて以来の「緑ずきん」だと思っていたんですが
ドラクエ7アルス |
ステータスで表現した場合、アルスの「ズキンりょく」は248ぐらいなわけで、ベロニカの「ズキュンりょく」が255だとしたら甲乙つけがたいというか、もはやベロニカはアルスのコスプレをしているように見えてきて、そんな中
どくやずきん |
と「どくやズキュン」が乱入してきて
正直どくやバキュンの「ズ筋力」は95ぐらいで、完全に相手にならないわけですが、そう考えると、ドラクエにとって「ザ・筋力」は結構メジャーなジャンルだったんだなあと改めて考えさせられました
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欲しいものは奪うもの
メダル女学園の後、オーブを求めてやってきた「怪鳥の幽谷(ゆうこく)」というダンジョン高い崖に囲まれたこのダンジョンの見どころをひとことで言うと
高低差ですよね
たぶんこれを見ているあなたはもれなく「高低差?そうかもね」ぐらいの印象だと思うんですが
私含め、ドラクエ史上最高の町マップは「エルヘブン」だと思っていたり、オープンワールドゲームをやるとストーリーそっちのけで、まず色んな高い所から飛び降りるという一部の「高低差マニア」からすると、過去最大の落差を誇るダンジョンにテンションがヒャッハー!なわけで
いわば
どけどけ!ここは俺たちの崖だぜ!ヒャッハー!
もしくは
この美しきロトゼタシアの絶景を独り占めする権利は苦労の果てに登頂を成し遂げた選ばれし人間にしか与えられないのだから・・・みんなマナーを守って登山を楽しもうぜヒャッハー!
という厳かな気持ちになるわけで
今回のドラクエ11でも、最も高い所から飛び下りれるポイントはどこかを探しながら冒険をしている者にとっては、可能性の塊のような場所なんです。
話は変わりますが、ドラクエビルダーズは現在上空30マスしかブロックを積めませんが、来年発売予定のビルダーズ2は何と90マスも積めるようになるらしいですよ!最高!
怪鳥の幽谷は入口から滝というロケーション
攻めるね
ダンジョンを少し進むと、開けた窪地にキャンプがあるんですが、じめっとしていて日当たりも悪く、あまり滞在したくない雰囲気
ちなみに私の一番おすすめのキャンプ地は
デルカダール地方のキャンプです
セーブする時、わざわざルーラで戻りますからね
【デルカダールキャンプの良い点】
・見渡しが最高
・デルカダール城まで一望
・日当たりが良好
・夕日がきれい
・山小屋がある(トイレの心配なし)
・街道から適度に離れていて静穏
・丘を下りると川がある
・道具屋さんも来てくれる
ドラクエ11はキャンプが好きすぎて、ほとんど宿屋に泊まったことがないです。
今回のダンジョンに対するシルビアの反応
シルビア「怪鳥の幽谷…イヤな名前ね。アタシ、ニガテなものってあんまりないけど、鳥だけはどうしてもダメなのよ」
これは意外・・その理由は
シルビア「アタシのひとみが宝石のようにきらめいているのが原因かもしれないけど、鳥にはよくつつかれちゃうのよねえ」
なんでかな
鳥の気持ちが良く分かる
【ドラクエ11豆知識】
・シルビアは鳥が苦手(鳥もシルビアが苦手)
山腹をジャンピングマシーンでどんどん登っていきます
ここは生き物たちの楽園か!
ルートは何通りもあって迷いました
メダチャット地方は大きな山脈に囲まれた盆地にあるので、山頂からは特にけわしい山々の峰をのぞむことができます
とても美しい
苦労して登ってきてよかった!
ごくらくちょう「キーッ!何をしにきた人間め!このお宝は渡さないぞ!出ていけ出ていけキエーッ!」
そして登場したボス
言っていることがあまりにも正論
だが欲しいものは奪うのが人間というものよ!キエーッ!
なんと!シルバーオーブを
プチャラオ村のチャラ男
プチャラオ村のまわりには「湿地」と「古代遺跡」と「マングローブの木」という完全に東南アジアな景色が広がっていて
プチャラオ村も東南アジア風なのかな?
チャラ男がたくさんいるノリが軽めの町なのかな?
とワクワクしつつ村に到着するとその全容が明らかとなりました。
完全に中国!
オープニングムービーのマルティナたちが滞在していた村でした。
村のモデルは「天門山」だと思われます。
天門山とは、天然の巨大岩アーチがある中国の景勝地で、一般の人に物凄く人気の場所であると同時に、「ベースジャンプ」という崖やビルから飛び降りるエクストリームスポーツの聖地にもなっている場所です。
そこはウイングスーツでアーチをくぐり抜けるという超危険なパフォーマンスで亡くなる人が後を絶たないという凄いとこなんです
カミュ「…プワチャット遺跡の神秘、壁画にて微笑む妖艶なる美女が絵を見た者に幸福をもたらす…」
プチャラオ村の観光資源は遺跡の壁画
村人「めんこい美女の壁画が見つかってから旅行者がいっぱい来るようになって、村はうるおいバンバンザイだべ」
飲食店のつくりは見ているだけで芳しい
中華料理店独特の烏龍茶とジャスミン茶の香りが伝わってくるようですね
中華提灯がぶらさがっており、観光気分をさらに盛り上げる。
なんという異国情緒
観光地に行くと割り高な食べ物でも「ジェラート480円・・安い!」となってしまって、冷静に考えるとスーパーのガリガリ君が60円なんで、金銭感覚がマヒしてるとしか言いようがないわけですが
でも、そんな無駄使いも旅の醍醐味
勇者もきっと味わったことのない食べ物をたくさん食べて「なぜこんなにお金を使ってしまったのか・・」と後悔しながらプチャラオ村を楽しんだんじゃないでしょうか。
そして、ひと通り村を歩き回って気が付きました
プチャラオ村に、
チャラ男はいない
チャラ男を期待してくれた人に申しわけないと思いカミュ男を用意しました
しびれるカミュ男
『くっ・・全く動けねえ!これが東洋の「正座」というものの威力なのか』風
その後ようやくストーリーが始まります。
崖の上にいたメルちゃん
メル「わたしメルっていうの…。ここにはパパとママといっしょに何日もかけて来たの…でも…」
メルは迷子になってしまったらしく、シルビアと一緒に探してあげることになりました。
シルビア「大丈夫よ。安心なさい。アタシたちがアナタのパパとママを探してきてあげるわ」
メルちゃんと聞いて
真っ先に思いつくのが女の子向けのお世話人形「メルちゃん」
大人になってから、メルちゃんはあの文房具メーカーのパイロットが発売していると知って衝撃を受けました。
P&Gがプロクターアンドギャンブルというアメリカの会社だと知った時なみに衝撃を受けました。
天門洞を越えた先の森あるプワチャット遺跡に到着。こちらはアンコールワット風
学者「かつて繁栄を極めた幻の古代王国…プワチャット王国の遺跡なのさ!」
なるほど
カミュ「たしかにこいつはなかなかの迫力だ。…でもって、そこで笑ってる彼女がオレらに幸福をくださる美女……ってワケだ」
カミュ「おいおいベロニカ。派手にハラなんか鳴らして、お前そんなにハラペコなのか?…まぁお子様は食べるのが仕事だからな」
お子様ネタで軽口を叩くカミュ
セーニャやマルティナにこの手の冗談は通じなさそうですが
カミュはベロニカに対して、まったく気を遣っていないということが分かります。
ベロニカ「あたしじゃないわよ失礼ね!…ふんっ。アンタこそさっきから何よ。壁画の美女なんかに見とれちゃってさ!」
ベロニカも、カミュには遠慮なし
ベロニカは以前、ユグノアで勇者にツッコミを入れる時、
「なーんかボーっとしてるっていうかビシッと決めてくれないっていうか…」
という気を遣った言い方をしていたのとは距離感が違いますね。
勇者のことは命に替えても守ると言っているベロニカなので、勇者のことは引き立てる対象(=主人)として見ていて、カミュのことは自分と同じ「勇者のしもべ」として見ているものと思われます。
勇者は、そんな遠慮なくどつき合うような2人の関係性を、時にうらやましく思ったんじゃないでしょうか。
ドラクエ11 感想その32 シルビアが欲深くない者にカウントされているという事実
ドラクエ11 感想その31 現在地
ドラクエ11 感想その30 メダチャットでとっちゃだめ
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