ドラクエ11

ドラクエ11 感想その90 魂の英雄王ネルセンの「力」

ウラノスに続き、先代勇者ローシュの仲間である戦士ネルセンと会話することができました

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神の民の触角は「鼻」説

全ての苗木を回った後、運命の双子の導きで「神の民の里」へとやってきます

イゴルタプ「このにおいはウラノスか…。おぬし、ウラノスに会ったと見える…」

初っ端からパンチの効いたセリフを吐く長老

「神の民」には明らかに鼻がないというのに・・・と思ったがちょっと待て

鳥山デザインには体の器官が独特な場所についている生命体がたくさんいるではないか

“尻が頭”でおなじみニコチャン大王

ニコチャン大王の頭の触角は鼻なので、神の民の頭にある触角のようなものが「鼻」である可能性が非常に高いと言える

民は嗅覚が凄いのかもしれない

イゴルタプ「ウラノスはロトゼタシア随一の魔力を誇る天才であったが、あやつの心の中にはたしかにあやういものがあったからのう…」

「おのれの魔力を高めることだけに執着し…、そのためには手段を選ばぬ。そんな男であった…」

セニカに会いに行くならばこれを…といって長老がくれたものは忘却の塔のカギである「神秘の歯車」

前の世界で遺跡に落ちていたのと同じものです

塔を管理しているのも神の民なのかもしれませんね

大空はおまえのもの

続いて、この世界では初めて「時の番人」ことセニカに会いにくる

しかし、時の番人は自分がセニカだということを覚えていません

時の番人「セニカとはだれでしょう。なにかわたしにようですか？」

ベロニカ「思い出してセニカさま。これはセニカさまの笛よ」

ベロニカがフルートを見せると、何かを思い出したように手を差し出す番人

そして唐突に始まるケトス覚醒のための歌

「ときは来たれり」
「ときは来たれり」

「いまこそ目覚めるとき」
「いまこそ目覚めるとき」

時の番人「大空はおまえのもの」

「舞い上がれ空たかく！」

この同じ言葉を繰り返す演出といえば、ドラクエ3でラーミアの卵を守っている双子の巫女ですよね

ベロニカとセーニャが双子だという設定がこんな所にもかかっていて芸の細かさに脱帽です

なぜベロニカとセーニャが突然、時の番人を助けるようにして演奏を始めたのかは謎ですが、これも運命の双子の、命の大樹の導きということなんでしょう

ちなみに、同じ言葉を繰り返す双子は、ドラクエ漫画「ロトの紋章」にも出てきたりします

台座から不思議な光があふれ、勇者のつるぎに集まる！

その光が上空のケトスを包み込み、カッコいい金色の鎧と大きなツノを持った真の姿を覚醒させました

ケトス「私はケトス。かつて勇者ローシュを背に乗せ邪神ニズゼルファと戦いました」

「邪神ニズゼルファ…その強さは想像を絶するでしょう」


「バンデルフォンの地下迷宮…ローシュの仲間ネルセンが遺した試練に挑み、邪神に負けない強さを身につけるのです」


開口一番


レベル上げのダンジョンを指定してくる神の乗り物


いやそういう指南はいらない

これでラスボスに挑めるようになります。

だが、ラスボスに行けると分かったら寂しさのあまり急にゲームを進行させたくなるのが人というもの

覚醒したケトスの力をつかって、無駄に世界のあちこちを回ってやるぜ！

ケトスから見る命の大樹は今日も美しい

そして覚醒したケトスの曲は期待どおりラーミア。感動してしまいます

クレイモランの雪山から壁画を見下ろす

神秘の歯車と同じデザインなんですね

ヒノノギ山の雄大なパワーは上空からでも感じることができます

ロトゼタシアの神秘

ユグノア地方ではローシュ像を発見

以前、セニカ像と対になっているローシュ像があるという話を聞いて、ユグノアに行ってみたことがあるんですが、地上からは発見できませんでした

ケトスから見てようやく、ユグノアには確かに巨大なローシュ像が存在していたことが分かります

【関連記事】
ドラクエ11 感想その38 勇者はなぜ「命の大樹」に選ばれたのか

ユグノアの地上、同じ位置から見たローシュ像

見えてる・・？ような見えてないような

英雄王ネルセンの試練

続いてバンデルフォン王国が滅びた跡地から「ネルセンの迷宮」へ

この世のものとは思えない不思議な場所を通り、どこかで見たようなフィールドを延々と進んで行くと、石造りの宮殿のような最深部へ到達することができます

ネルセン登場ーッ！！

ネルセン「うむ…私はネルセン。かつてローシュと共に戦った男だ」

「私は邪神ニズゼルファを天空に封印した後、荒廃した世界を復興するため、バンデルフォン王国を建てた」



「我が統治の下、王国は大いに繁栄し、人々はいつしか私をこう呼ぶようになった。偉大なる建国者、英雄王ネルセンと」




まさかの圧倒的自己PR



普通の人間は自分のことをここまで誉めることなんてできやしない

さすがは英雄王といった貫禄だ

ネルセン「そなたたちの中にもバンデルフォンゆかりの者がいるようだな」

ネルセン「その面差し…。お前がかつての私と同じく勇者の仲間になったのは偶然ではなく運命だったのかもしれんな」

目と目で語り合うグレイグとネルセン

ロウ「…ときにネルセンさま。あなたが伝説の勇者と共に戦ったのは遠い昔のこと。どうして今もこのような場所に？」

ネルセン「私は死の間際…いつか訪れるかもしれない邪神復活の日にそなえ、神の民と共にこの迷宮を建設し強力な武具を隠した」

「そして邪神と戦う勇者が現れたとき、そのチカラとなるため、魂だけの存在となってここでお前たちを待っていたのだ」

「…お前が勇者の名を継ぐ者か。たしかにローシュと同じ目をしている」

ネルセン「この試練では自分自身を脅かす最大の敵…そうお前の中にある恐怖が実体となって立ちふさがる」

「だがもしそれを乗り越えることができれば、お前は何者にも負けない強さを手に入れるだろう」

ノリノリで解説する英雄王

次世代勇者が来る数百年もの間、言いたくてたまらなかったセリフなんです

今こそネルセンの期待に応える時だ

憎悪の剣鬼があらわれた！

ネルセンの試練は道のりの敵も強く、ボスも半端なく強い

試練を受けるためにまずはレベルアップしてくることをおすすめします



そして、何とか試練に打ち勝った後

魂だけの存在となってまで、ネルセンが邪神と戦うために遺してくれた「力」がこれだ・・・！

ネルセン「さあ約束通りお前の願いをひとつかなえてやろう！かなえてほしい願いを選ぶがよい」



・強い武器のレシピがほしい！

・最上位のレースに挑みたい！

・エッチな本が読みたい！

・エマと結婚したい！

・セーニャの髪型を変えたい！




なんでだ！







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