ドラクエ11

ドラクエ11 感想その98完 キャラクターが・・いいよね！29万文字感想を書いた結論

グーグルの写真整理アプリ「グーグルフォト」に、去年の今頃に撮った写真を、いい感じのアルバム風に通知してくれる機能「今日のおもいで」というものがあるんですが

それが最近、ドラクエ11のスクリーンショットばかりになってます

しよです。

感想は今回で最後になります

長い間、ありがとうございました！

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聖竜と命の大樹のロトゼタシア

命の大樹の別の姿だという「聖竜」が、過去に何が起こったのかを語ってくれる

邪神ニズゼルファとの戦いで

私は敗れ

私の命は光のみなもと…

主をなくした光たちは時の彼方に葬られ

世界は闇に飲まれました

しかし

私と共に戦った神の民…

彼らの願いが奇跡を起こし

私の失われた時が

ふたたび動きだしたのです

私は自らの姿を捨て

命の大樹となり

この世界を創りました

いつかニズゼルファを討ち滅ぼす

勇敢なる者たちが

巡り合うことを願って…



「この世界」とはもちろんロトゼタシアのことで、じゃあロトゼタシアが創造される前の世界はどうなっていたかというと、語られることはないので不明です

「ニズゼルファ」や「神の民」が、宇宙由来の何かというエッセンスを持たされていることを考えると、宇宙空間や無の世界が存在したというイメージか

あるいは、上画像の神の民が出てくるシーンの背景には、荒涼とした大地に枯れ木が生えているような世界が広がっているので、緑や水が存在しない、荒れ果てた世界が広がっていた、ということなのかもしれません。



前回、セーニャはこんなことを言っています

セーニャ「はじめに、光ありき…」

「神話の一節によれば、もともとこの世界は闇に覆われた死の大地だったと言われています」

「そこに命の大樹の光が降りそそぎ、緑豊かな美しい世界…ロトゼタシアが生まれたそうですわ」

この神話は、「ニズゼルファvs聖竜」の戦いの後、聖生が大樹となりロトゼタシアを創造した場面のことを指していて、「死の大地」とは、まさに上画像の神の民が立っている世界のことですよね

後の“人間目線”で、いかにロトゼタシアが創られたのかを伝承している神話だということが分かります。

ヨッチ族とは何なのか

そもそも、ニズゼルファと聖竜が、いつから戦っていたのか、どちらが先に存在していたのかは明らかになっていません。

聖竜は


主をなくした光たちは時の彼方に葬られ　世界は闇に飲まれました
（略）
私の失われた時が　ふたたび動き出したのです


という表現を使っていて、敗れた光（聖竜）が時の彼方に葬むられたとは、つまり、ニズゼルファによって？聖竜が時間という概念の外側に除かれていたということらしく

そして、この光をふたたび動かしているのが、おなじみ、白いヨッチ族の集団、時空の章では「失われた時の化身」と説明されていた存在です


ここまできて


このヨッチ族は何なのかという、プレイ初日から疑問に思っていたことが、ようやく理解できるようになってるんです！！壮大すぎるよ！

神の民の里にある時空の章の内容はこう


ロトゼタシアの歴史・時空の章

ロトゼタシアの大地より生まれし
悠久の時間の流れを紡ぐ精霊
その名は失われた時の化身

神の民の伝承いわく
失われた時の化身が守りしは
刻限を司る神聖なる光

その光かがやき燃ゆる時
悠久の彼方に失われしものが
大いなる復活を果たさん


ここで言う「光」とは聖竜のこと

「悠久の彼方に失われしもの」とは、巻き戻る前の世界のイベントで、マルティナや仲間たちはベロニカのことだと考えましたが、本当は「聖竜という存在そのもの」であり

ヨッチ族によって、聖竜が命の大樹として復活したよーと

そういうシーンを表している一節だったみたいです。




時空の章を分かりやすく言うと、ヨッチ族とは、時間の流れを可視化した精霊で

もっと言えば、「化身」という枕詞を考えるに

ニズゼルファに葬られた聖竜（光）の時間そのものだと思います

神の民の奇跡で、聖竜は大樹の姿になり、ロトゼタシアを創造します

その大地から生まれたという「失われた時の化身」が、忘却の塔に向けて歩き、時のオーブを形成しているのは、聖竜自身が、失ってしまった時間を集め、取り戻そうとしている行為じゃないでしょうか

なので、最終的に、時のオーブが完成すると、命の大樹から聖竜が復活するとかそういうことになるんだと思います

時のオーブを壊すことで世界が巻き戻るのは、時の化身が紡いでいた時間の流れを阻害するからで、勇者の剣でしか傷つけることができないのも、根源が同じ聖竜の光の力だからと考えると納得できます

途中からもうヨッチ族が何なのか、分からないまま終わるんだろうなーと思い始めていたので、スッキリ理由が分かってよかった・・！

「ロトの勇者」とは何なのか

そして、あなたはやりとげたのです

私や、先代勇者ローシュも成しえなかった

邪神ニズゼルファの討伐を…

しよ

あなたこそ

ロトゼタシアを救ったまことの勇者…

あなたはこれより

ロトの勇者として語り継がれ

皆の希望の架け橋となるでしょう

ロトの勇者しよよ

光りある限り、闇もまたあります

長い時の果て、ふたたび闇から

何者かが現れるでしょう

もしかしたら、私自信が

闇に染まることもあるかもしれません

人の愛は、勇気は決して

消えることはありません

もし、私が闇に堕ちてしまったら

その時はどうか

この剣を手に…

過ぎ去りし時を求めて

そして、そのままの流れで、勇者の剣を映したカメラがぐぐっと手前にひかれると

そこには、初代ドラクエ1の勇者が

し、しかもポーズはドラクエ3のパッケージイラストだとおッ！！

これ

さてはドラクエの「攻略本」やゲームの「箱」を眺めるのが大好きだった私に向けての演出ですね？

ごちそうさまです

崖の上から、邪悪な竜王の城を見つめるドラクエ1の勇者だった・・・！



ドラクエは、3から1へ物語が繋がっていることで有名です。

ドラクエ3の勇者は、大魔王ゾーマを倒した後、真の勇者に与えられる「ロト」の称号を授かり伝説となります

その「ロト」がそもそも何なのか、今までは「伝説」「神話」的な意味合いしかありませんでしたが、ドラクエ11は、ついに、ロトとは、ロトゼタシアを救った真の勇者のことなのだと明らかにしてくれました。

何というファンサービス！



さらに、聖竜が「もし私が闇に堕ちてしまったら」と言った直後に竜王の城が登場するところを見ると

直接本人なのかどうかは分かりませんが、ドラクエ1の竜王は、聖竜が闇に堕ちた姿だということが暗示されています

平成も終わりに差し掛かろうとしている今、まさかこんな「竜王」についての新事実を知ることができるだなんて思ってもいませんでした

好きだ！

ドラクエ！

キャラクターが・・・いいよね ！29万文字感想を書いた結論

綺麗にまとまったなと思ったのに、終わりじゃなかった

スタッフロールの後半に、まさかのセニカ再登場

どうやら、時渡りに成功した後の話みたいです

数千年の時を経て、セニカはローシュと再会します

もうハッピーエンド以外は許さないという気迫のイベント！！

今までの集大成だし、ドラクエの原点であるロトシリーズも、これで綺麗に完結させたいということかもしれません

二人の手には、大樹の紋章が輝いていましたとさ

めでたし　めでたし




・・・・・




で終わりじゃない！親切か！

という、命の大樹と聖竜のお話がありました

の感じで

本が閉じられるシーンへと移行

女性がその本を棚へ戻し

家の2階へと上がってきました

これは母です

さすがにピンときました

おきなさい　おきなさい

わたしのかわいいぼうや

ドラクエ3のオープニングと思われる朝を迎えたところで・・・

Fin（完結）

素晴らしい終わり方でした。ありがとうございました。



ーーーーー



昨年7月、ドラクエ11の発売日に、せっかくブログをやっているのだからと、1人のドラクエ好きとして書き残しておこうと思って始めた感想ですが

全部で1年2か月もかかってしまいました

グーグルドライブには、約500枚の画像が20フォルダあり、１万枚もスクリーンショットを撮ったのかと思うと、いやそんなにボタン押したかなとびっくりします

また、１記事平均3,000文字とすると、98記事で29万4,000字も書いたことになり、それでも、膨大で洗練され、そしてユーモアあふれるテキストの、ほんの一部しか紹介しきれていないと感じます

そんな状態ですが、感想を見た人に少しでもドラクエ11の良さが伝われば幸いです

最後に、全記事の感想を渾身のひとことにまとめさせてもらうと



ドラクエ11おもしろいよ



であり



特に、キャラクターがいいよね！



それが、29万字書いた結論です。

ドラクエの常識を覆す名場面、名演出が最高

音楽が、映像が感動的

でも、やっぱり何といってもキャラクターたちが素晴らしい。

国内外、どんなゲームを見渡してみても、ドラクエ11が他のゲームと最も違うところはキャラクターだし、そこが一番の魅力になっていると思います。



最近発表された「ドラクエ11」のニンテンドースイッチ版には、ボイスが実装される可能性があるんだとか。そうですよね。一番の強み、パワーアップさせるとしたらそこしかない！あとホメロスを仲間にせい！

1人のドラクエバカとして、今から楽しみでしょうがないです

感想は終了しますが、ブログ上ではしばらく、ドラクエ11の横断的な記事を続けたいと思いますので、また気軽に見に来てやってください

長い間、本当にありがとうございました！





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