ドラクエ11 感想その97 この世界で最後にすること

エンディングも佳境を迎え、命の大樹と聖竜と、邪神ニズゼルファの因縁が明らかになる!

感想は次回「その98」で終わりだ!

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この世界で最後にすること

セニカが時のオーブを破壊して、ローシュたちがいた時代に「世界」は巻き戻った、ということは、明日にでも勇者も仲間たちも消えてしまうかもしれない

初めてプレイした時はそんなことを思いました

戦々恐々としながら次の展開へ
邪神を倒し、平和を取り戻したしよたちは、それぞれの故郷へ戻り、おだやかな日々を過ごすことになった

そんなある日…
エマ「あなたが世界を救ってくれたおかげで、村のみんなも平和に暮らしているわ」


消えてないっ


ネタバレした後にじっくり考えると、前回言ったように「収束した」ということなので、現代は現代で普通に存在しているし、勇者という自我も、消えてなくなることはなさそうです

つまりいつも通りだ!心配して損した



ここからは、RPGのエンディングにありがちな、自由に村を散策できる「平和満喫タイム」へ

入り口に来ているベロニカと話をするまで、心ゆくまでイシの村を歩き回ることができます。

さあ、出発まで免税店でお土産を買ってもいいし、ラウンジでゆっくり過ごすこともできる。今のうちにトイレを済ませておくのも良いだろう

残ったお金をJPYに両替するのもこのタイミングベストだ!
久しぶりに見る犬のルキ

実はちょくちょくイシの村で見てるんですが、ストーリーに全く絡まないので画像を載せるのは、感想記事1とか2とか以来、約100記事ぶりというエンディングらしさ

ちなみに、今は最後の戦いから数か月後ぐらいのイメージだと思われます
ルパス「このルパス、イシの村の女性と再婚してこの村に定住することになったのさ!」

「とっても優しい女性だからな。彼女が新しいお母さんになれば、娘もさみしい思いをしなくてすむだろう」

情報屋ルパスが結婚するというめでたいニュースが飛び込んでくる

第二の人生は、イシの村で再出発するんですね

というか、イシの村にいる独身で優しい女性と聞いて真っ先に思い浮かぶのは母ペルラ・・えっ?いやまさかそんな・・・

お義父・・・さん?
道具屋にいたデクは、カミュから届いた手紙を披露してくれる

デク「そういやしよは元気にしてるか?あいつとは、はじめて会ったときから不思議な縁があってな」

「妙な預言の通りに出会い、なりゆきにまかせて一緒に旅をしてたら、あれよあれよと世界まで救っちまった」

「今思えば運命だったのかもな…。まあとにかく、しよとの冒険はオレのかけがえのない宝になったぜ」

「おっと恥ずかしいから、こんなことあいつには絶対に言うなよ。じゃ、またな。カミュより」
デク「あ~アニキに言うなって言われたのについつい読んじゃったよ。ワタシ悪い人ね♪」

う・・嬉しくなんかないんだからねっ!
勇者の母ペルラは、実家をエマと勇者に明け渡し、なぜか村長の家に入り浸っている。

よかった

ルパスが父だなんて勘弁してくれ
ガレムソン「ただ者じゃないと思っていたが、まさか世界を救っちまうとはね…」

「今やロトゼタシアの英雄だもんな。お前に負けたときはくやしかったが、今では戦えたことを光栄に思ってるぜ」

強かったよ!ガレムソンさんよ
ベロリンマン「ベロベロベロ~ン。魔物の親玉を倒すなんてすごいベロ~ン。お礼にお前のカオをベロベロするベロ~ン」

この人類・・・退化している!



他にも、ムンババが町を見守っていたり、勇者の育ての祖父テオの想い出話をする人がいたりと盛りだくさん

思う存分歩き回ったら出発の時間が来てしまいました

いよいよドラクエ11の世界ともお別れだ



村の入り口にはベロニカとセーニャが来ています
セーニャ「こぶさたしております、しよさま。こうしてお会いするのは邪神ニズゼルファとの戦い以来ですわね」
ベロニカ「ふふん。今日は邪神討伐の目的を果たし生活にハリを失ったアンタのために、いい話を持ってきてあげたわ」
セーニャ「しよさまは覚えておいでですか?邪神を封印した後、賢者セニカさまが勇者のつるぎを大樹に奉納したことを」

「その勇者のつるぎはロトゼタシアの希望の象徴…」

「私たちもセニカさまにならい、勇者のつるぎを命の大樹に納めたほうがよいと思ったのです」
ベロニカ「まあ世界の運命を握る勇者のつるぎをズボラなアンタに預けとくのはしのびないから、大樹に管理してもらおうってワケよ」

「…というわけでどうしよ?命の大樹までの短い時間だけど、もう一度あたしたちと旅に出てみない?」



・・・



いいえ


ベロニカ「なに言ってんのよ。こんな片田舎の納屋に置いておいたら、勇者のつるぎも泣くわ。その涙で剣がさびついたらどうすんのよ」

「だいたいアンタも旅に出たくてウズウズしてたんでしょ?つべこべ言わずに大樹の魂に勇者のつるぎを返しにいくわよ」

ラストの「いいえ」まで、きっちりドラクエらしさの演出を満喫することができました。

ありがとうドラクエ11

この世界で最後にすることは、命の大樹に勇者の剣を返すことだ!
しよは、ベロニカとセーニャと共に命の大樹へ向かった





命の大樹とは何なのか


場面は変わって命の大樹へ
セーニャ「しよさま、ひさしぶりに一緒に旅ができてとても楽しかったです。相変わらずにぎやかな旅でしたね」

「勇者のつるぎを命の大樹に返したら、またお別れだと思うとさみしいですが、終わりは新たな始まりの合図でもあります」

「…しよさま。いつかまた一緒に旅ができるといいですわね」


ゲーム内では一瞬でしたが、ケトスの力も失われていたということなのか、ここまで数週間の旅路があったであろう言い方をするセーニャ

一緒に旅をしたいと願っても、実際に別々の道を歩み始めたら、時間は無常にも過ぎ去っていくもの

恐らくもう一緒に旅をすることはないのだと思うと

セーニャの言葉が、重々しく胸にのしかかります
ベロニカ「ここに来るといろいろなことを思い出すわね。いまだに信じられないわ。この大樹の魂に無限のチカラが秘められているなんて…」

セーニャ「はじめに、光ありき…」

「神話の一節によれば、もともとこの世界は闇に覆われた死の大地だったと言われています」

「そこに命の大樹の光が降りそそぎ、緑豊かな美しい世界…ロトゼタシアが生まれたそうですわ」
セーニャ「ここは私たちの…命のふるさとなのかもしれませんね」

「さあ、しよさま。勇者のつるぎを大樹の魂へ…」



勇者が「つるぎ」を大樹の魂に返すと、何と「聖竜」が現れ、語りかけてきます

エンディングはここからムービーモードに
聖竜「私は命の大樹のもうひとつの姿…」
聖竜「かつて聖竜と呼ばれていた者」


そう、最後の最後に明らかになった究極のネタバレ



命の大樹は、聖竜だった



ということです

聖竜は、神の民の里の話に出てきた、ロトゼタシアの創造主のことで、鋭い方は薄々気がついていたのかもしれませんが、私は全然考えつきませんでした






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2 件のコメント :

  1. あぁ~、このシリーズがもうすぐ終わると思うと
    寂しいな

    3DS版とスイッチ版であと1年引き延ばしてくださいw


    OKD

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    1. よーし、海外ボイス付き版であと1年・・ってならーん!でもドラクエ11に関することは感想が終わってもまだまだ書きますのでしばらくよろしくお願いします

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