もう後悔しない!スマホゲーム「ガチャ課金」との付き合い方

スマホ お金
スマホゲームをやっていて「ガチャに課金して後悔した」という経験はありませんか?

人はなぜ面白いゲームを楽しくプレイして、後悔することになってしまうのか。

後悔しなくて済む方法はないものか探してみた所、一つの結論にたどり着きましたので、あなたと共有できればなと思います。


人類をゲームで分類するとこうなる

ゲームをやる人というのは、好きでやっている人ばかりではく、流行だからといじってみたり、惰性で続けていたりと様々ですよね。

また、ゲームをどう考えているか、例えば「人生にとってなくてはならない娯楽」だったり「子供がやる遊び」だったり、そういう捉え方も実に様々です。

それを分布図にするとこんな感じで



縦軸 ゲIムをプレイする時間レベル
10

9
8
7
6
5

4
3
2
1
12345678910
横軸 ゲームは価値のあるものと感じているレベル


横軸は、ある人が右に行くほどゲームに価値を感じているということ

縦軸は、ある人が上に行くほどゲームをプレーしているということです。

人は誰でも1から4エリアのどこかに属していて、ゲームにお金を使う人というのはエリア2と4の人です。

ゲームをやみくもに否定せず、逃げもせず、うまくつきあい、その方法を子供に伝えていくことは、情報が氾濫する現代を生きる上で必要不可欠な能力であって


スマホゲームのガチャ課金で後悔しない方法は「ゲームに関する教養(ゲームリテラシー)」を高めるということです。


図でいうと、横軸のレベルを高めるということで、

なぜゲームリテラシーを高めることが後悔しないことに繋がるのか。

スポンサーリンク

第一の後悔 ポケモンGOやってる?

スマホゲーム

エリア1と2の人は、もともとゲームに対して否定的な考えを持っている層で

ゲームに触れたことがない年配の世代だとか、そういう親世代の影響を受けた人、社会の害悪をつくり出すものがゲームそのものであると考え憎む人、そういう人たちは、新聞などメディアが展開するゲームピコピコ論を正しいと感じています。


ゲームピコピコ論については↓



エリア1の人はほとんどゲームに触れることはありませんが、世の中にはエリア2の人が存在します。

ゲームに価値を感じていないのにプレーする人で、それはどういう人かというと、ソーシャルゲーム、スマホゲームが台頭した頃から急激に増えたライトゲーマーという層です。

スマホゲームは、いかに普段はゲームをやらないエリア2の人を取り込むかということに注力し、短時間で、お金をかけずにできるように進化を続け、

そういう人は、流行しているから乗り遅れないようにしようとか、知り合いに勧められたからとりあえずやっているとか、主体的でない理由でゲームをしている人が多いです。

例えば、ポケモンGOが登場した時、夕方の報道番組までもがポケモンGOを取り上げ流行を演出した結果、私の周りでもテレビ世代の、50代~60代のゲームをほとんどやったことがない人までもがポケモンGOをやるという事態になりました。

日本人ってそんなもんですよね。

ゲームをやる人が増えるのは素晴らしいことだと思いますが、エリア2の人が、ゲームの価値を認識しないままにお金をかけ始めると悲劇です。

ゲームに限らず、後悔してしまう無駄遣いの代名詞であるブランド品だとか、通販の健康器具だとか、そういうものと同じ心理で

流行に乗って一時期夢中になっても、そもそも無駄だと思っているわけですから、ふと我に返ると

「しょせんはただのゲーム」

「ゲームは時間の無駄」

「形に残るものにお金をかけた方がまし」

ライト層特有のネガティブな考えをまき散らします。

スマホゲーム市場が家庭用ゲーム機市場を上回っている今、エリア2の人の割合と、お金を支払う人の割合が、ゲームをする人の中で一番多いということになります。

ライトゲーマーによる課金の悲劇を防ぐにはどうしたらいいんでしょうか。



第一の後悔を防ぐには

人生もそうですが、誰かに合わせたり、影響されたり、外からの要因で自分の考え方や行動を変えていると、人に振り回されるだけの悲しいものになってしまいます。

「仕事を頑張っているのに、認めてもらえない」

「理不尽な人がいたから、怒った」

「ゲームをするから、有意義な時間を持てない」

振り回されている人は、そういう考え方をします。

でも今の日本、仕事も、人との接し方も、時間の使い方も、全て自分で選ぶことができて、今の自分が置かれている状況に不満を持っているとすれば、それは「自らが甘んじて受け入れている」ということを認めなければいけません。

なかなか認めたくない現実ですよね。

受け身になって、誰かや周りの環境に人生を決めてもらう生き方は、自らの行動全てに責任をもって、主体性を発揮する生き方より楽だからです。

でも他人はあなたの幸せを決して追求してくれません。

自分の行動すべてに責任をもって、受け身ではなく主体的に生きることができれば、自分がゲームに価値を感じているかどうかを考えて、ゲームにお金を使いたいのかどうかが、きっと分かります。

「散財」をゲームにせいにしている場合じゃないですよね。


【結論】
ゲームにお金を使う時は、主体的に考えて、本当に価値を感じているか考えてみる。
あまり価値を感じていないようであれば、決してお金を使ってはならない。

よく考えてみればみるほど、ゲームはとても価値のあるエンターテイメントだと思いませんか?



第二の後悔 ゲーム面白すぎる問題

スマホ お金
エリア3の人は、大人になってからはあまりやらなくなってしまったような人、エリア4は本気のゲーム好きとか、ゲーム関連業界の人だとか、いわゆるディープゲーマーという層です。

このエリアの人は、受け身でゲームをやる人はいません。

ゲームに価値を感じていて、数ある行動の中から自ら選択してゲームをプレーしています。

ではなぜ価値のあると感じているものにお金を支払うのに、後悔してしまうことがあるのか。

一言でいうと、ゲームが面白すぎるせいなんです。

テーマパーク、映画など娯楽には様々なジャンルがあってそれぞれいい所がありますが、ゲームの「達成感」、のめりこんでしまう「没入感」、「中毒性」は他の比じゃないです。

ガチャ課金するにしても、使う金額を決めておけばいいんじゃないか、と言うのは簡単なんですが、

没頭してその世界で最強になりたくなってしまう、競争して他人に勝ちたい、ゲームをやっていると誰でもそう思うわけで、

だから身の丈を超えて目的の品が出るまでガチャを回して後悔してしまう訳です。

そんなディープゲーマーによる課金の悲劇を防ぐにはどうしたらいいんでしょうか。


第二の後悔を防ぐには(1) 最強を目指すな

競い合いたいという心理は健全なので認めるしかないですよね。

でもスマホゲームの現実というものは、ファミコン世代からのゲーマーはなかなか認めたくない所ですが「お金をかけるほど強くなれる」ということです。

野村総合研究所によると、日本には資産1億円以上の富裕層だけで114万世帯もいます。え?114万世帯・・?

日本の2015年世帯平均人数は2.49人ですので

「うち?1億あるよ」と言える日本人は283万人います。それ広島県の人口。

もう振り返ればいるってレベルですね。

資産1億円の人が100万円を課金するのと、貯金100万円のサラリーマンが100万円課金するのじゃ訳が違います。

お金をかけるほど強くなる世界で決して最強にはなれません。

【結論】
ガチャのあるスマホゲームで本当に最強になりたかったらゲームをやり込むのではなく、お金を稼ぐ道が最短。


純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数
2016年11月28日 試算

引用:野村総合研究所 http://www.nri.com/jp/



第二の後悔を防ぐには(2) やっぱりゲームが好きだから

本当のエリア3、4のディープゲーマーなら、ガチャで支払ったお金はその価値ある経験への対価だと考えているはずで、自分の使える範囲のお金を、好きな娯楽のために使って満足している人がほとんどです。

一方で、ガチャでお金を出せば強くなれるというシステムがひどいという考え方があって、凄く共感できるんですが

それでも最強を目指す「機会」は誰にでも平等に与えられていて、どう楽しむかはやっぱりあなたに委ねられているわけで

例えば、ゲームのガチャ以外にも、世の中には税金だったり、スマホの料金体系だったり、保険だったり、カードローンだったり、情報を正しく理解していないと損をする仕組みに溢れていて、

確かに悪い仕組みも多いと思うんですが、それを全て否定して怒りながら生きていくよりも、自分の考え方を柔軟に変えていく生き方の方が徳ですよね。

第一の後悔と同じく、受動的にならずに自分でどの位のお金を使うか決めて実行することが大事なわけです。



そして、ゲームがガチャであなたの期待を裏切ったと感じるのは、やっぱりゲームが好きだからですよね。

現実に打ちのめされて嫌いになるのはとてもよくわかります。

でも嫌いになって相手を貶めても誰も得をしないし、また、お金があるだけでは幸福とは限らないというのは誰もが認めることで、ゲームも「最強」を目指すことだけが楽しみではない訳で

恨み言を言って好きなゲームを傷つけるよりも、その経験を何か良いことに繋げることができれば、もっとみんなが幸せになれるんではないでしょうか。自分の好きなゲームは信じて応援して欲しいと思います。

【結論】
自分の好きなゲームを信じて応援する。




※未成年の子供が親の同意を得ずに課金した場合、お金を返してもらえる可能性があります。

行政の相談窓口「消費生活センター」は局番なしの188へ


スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿