マディニー城下町へ凱旋し、町は祝福のムード一色。
しかし、何と鎖を引きちぎったデスコピオンが立ち上がり、パドックは騒然とした空気に包まれるのだった!
祝福ムードは一転、こだまする人々の絶叫!逃げ惑う群衆!
だがここではっと気が付いた無垢の町民
町民「みんなあわてるな!オレたちには王子さまがついてる!王子様がきっと魔物を倒してくれるはず!」
俺たちには、人気者のファーリス王子が、あらゆる困難を解決してきた、みんなのヒーローファーリスがいるじゃないかァ!!
お前絶対ヤラセだろ
良く見るとメガネも現代っぽいフレームだぞ
このヤラセ男のセリフに町民たちは啓発され
全員の命が危機的な状況だということに変わりはないはずなのに、人々の心境は恐怖を忘れ、ファーリスへの期待とショーを間近で見ることができるという興奮へと変化していきます。
恐ろしき群衆心理
ファーリスが小さい頃から戦っていた「王や国民の期待」の正体です
ファーリス王子「父上…。ボクにはムリです…」
しかし、今回は助っ人を用意することができず、一人で立ち向かわなければなりません。
期待に応えることはできないと観念し、ファーリスが本当のことを言おうとしたその時
どこからともなく騎士の教えを説く声が聞こえてきました。思わずファーリスもつられて、騎士の教えを復唱してしまいます。
「騎士たる者、信念を決して曲げず、国に忠節を尽くす」
「騎士たる者!どんな逆境にあっても正々堂々と立ち向かう!」
シルビア「そう!アナタは騎士の国の王子!ひきょう者で終わりたくなければ戦いなさい!」
声の主はシルビアでした。
シルビアは勇者とファーリスが初めてサーカスのテントを訪れた時、群衆の中のファーリスを目で追っていて、
ファーリス杯の時、「急な代役になった」というおかしな理由で、騎士たちのレースに参加してファーリスの力を試します。
レース後、勇者が替え玉で走っていたことが分かり、とてもがっかりしていましたが、
「アナタしよちゃんっていうのね、またどこかで会ったらよろしくね」というセリフからも、この時は主人公が勇者だとは知らなかったし、一緒に旅をするつもりなどなかった。
ファーリスがデスコピオン退治に行くという噂が街中に広まると、一行にまぎれ込む方法を考え城門で待っていると、「替え玉」一行が現れ、同行することを思いついた。
デスコピオンを倒した後は、シルビアが捕獲用の鎖を扱うシーンがあり、
その後のカミュとの会話で「でもあの子は今の自分に満足していない。何かきっかけさえあれば、もしかしたら化けるかもね…」
という発言をしていることからも
その「きっかけ」をつくるために、シルビアがわざとデスコピオンを逃がしたと考えるのが妥当です
じゃあシルビアはなぜ、ファーリスを「化けさせる」必要があったんでしょうか。
ファーリス王子「ボクは……」
振るえる手で剣を握りしめる。
シルビアのお膳立てに完全に何かが吹っ切れました。
ファーリス王子「騎士の国の王子…!」
ファーリスの目から迷いが消える
もともと、みんなの期待に最大限応えたいという強い正義感の持ち主であり
弱い自分一人では成果を出せないと分かっていますが、国民に戦っている姿を見せることで、騎士の模範となる姿を見せることができると直感したんじゃないでしょうか。
王子がデスコピオンに立ち向かう姿に人々は熱狂し、声援を送ります。
ファーリスは、無我夢中で剣を振る中、こんな方法で期待に応える方法もあったのかと、今までの自分を恥じました。
トドメは、シルビアが助けに入り、デスコピオンを撃破
シルビア「やればでいいるじゃな~い。かっこよかったわよ」
「いい?騎士の国の王子さまなんだから、いかなる時も騎士道を忘れちゃダメよ」
ファーリスとサマディー王は、シルビアが騎士の心得を知っていることに驚きます。
サマディー王「ま…待ってくれ!騎士道に深い理解があるようだが、そなたはいったい何者なのだ!?」
シルビア「ただのしがない旅芸人よん」
こうして、ファーリスの名誉は保たれたまま、事件は解決したのでした。
シルビアがファーリスを変えたかった理由は、「世界中の人々を笑顔にする」という究極の目的を達成するため、
内情が安定しているサマディー王国の跡継ぎには、リーダーシップを発揮する強い人間になって欲しかったという、いたく普通の理由じゃないかと思われます。
シルビアは、世界中を旅して人々を笑顔にするとともに、権力者を監視し、問題を抱えていれば手直しするという、黄門様のような生き方をしていたんじゃないでしょうか。
①騎士道に造詣が深い
②立派な船を持っている
③為政者に対する並々ならぬ関心
ということから「騎士の国の元偉い人」であると想像できます。
そのあたりの出自は、ストーリーが進むと分かるようになっていると思うんですが、オネエになった理由が描かれているかどうかが重要ですよね。
シルビアの発言を注意深く見て、シルビアが長男なのか次男なのかぐらいは割り出したいものだ!
サマディー王「…カオを上げよファーリス。わしたちはこれまで、等身大のお前を見ずに見合わぬ重圧を与えていたようだな」
「だが先ほどの戦いで見せた勇気はなかなかのものだったぞ。防戦一方とはいえ、騎士の国の王子としてふさわしい戦いだった」
「あの勇気があれば、いつかはお前の目標であるデルカダールの猛将グレイグ殿の隊にも入れるであろうな」
グレイグ将軍の隊がそんな凄い精鋭だったという事実。
サマディー王はほめ上手で、きっとこれからのファーリスを正しく導く親となるでしょう。
ファーリス王子「ところで父上。ひとつお願いがあります。ここにいるしよさんたちは、虹色の枝を求めて旅をしているのです」
ようやく、本題である虹色の枝の話を出してもらうことができました。
しかし、王が言うには、虹色の枝をファーリス杯の資金にするために売ってしまったとのこと。
商人は西のダーハルーネに向かったという話を聞き、次の目的地は決まり、ファーリス王子との冒険もここまでになってしまいました。
メインストーリーに絡まないファーリスの話でしたが、テーマはひとことで言うと「勇気」で、あと一歩を踏み出せない現代の勇者たちへのメッセージ性にあふれた、いいエピソードだったなと
ドラクエ11は、序盤で勇者が滝から飛び出すシーンが一番好きですが、ファーリスが騎士になる今回のシーンも好きだな!
ここでやっと発売前情報にあったボウガンを手に入れることができます。
お城から出たところにいる「ボウガンマスター」ユミル
ユミル「私はボウガンだ・い・す・き…ボウガンマスターユミルだ。ボウツ!」
ユミル「マトがあったらボウッと叫びガンッと壊す!まずはためしにこのサマディー地方のマト5個を打ち抜き、弟子に話かけてみるのだッ!」
ボウガンマスターのキャラが濃すぎて話が入ってこない
弓だからユミルて
このボウガンチャレンジ、発売前情報ではPS4版の「売り」みたいになってたんでかなり期待していたんですが、ちょっとやってみると
想像以上に面倒くさい
でもトロフィーの条件になってそうな気もするので、クリア後にでも、攻略サイトみながらやろうかな…
ダーハルーネへ向かうため、サマディーの城門まで来た勇者一向に、声がかけられます。
「待ってたわよ~ん、しよちゃ~ん」
シルビアだ!
ドラクエ11 感想その15 ロトゼタシアのウォルト・ディズニー
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騎士の国の王子だ
デスコピオン復活ゥ!祝福ムードは一転、こだまする人々の絶叫!逃げ惑う群衆!
だがここではっと気が付いた無垢の町民
町民「みんなあわてるな!オレたちには王子さまがついてる!王子様がきっと魔物を倒してくれるはず!」
俺たちには、人気者のファーリス王子が、あらゆる困難を解決してきた、みんなのヒーローファーリスがいるじゃないかァ!!
お前絶対ヤラセだろ
良く見るとメガネも現代っぽいフレームだぞ
このヤラセ男のセリフに町民たちは啓発され
全員の命が危機的な状況だということに変わりはないはずなのに、人々の心境は恐怖を忘れ、ファーリスへの期待とショーを間近で見ることができるという興奮へと変化していきます。
恐ろしき群衆心理
ファーリスが小さい頃から戦っていた「王や国民の期待」の正体です
ファーリス王子「父上…。ボクにはムリです…」
しかし、今回は助っ人を用意することができず、一人で立ち向かわなければなりません。
期待に応えることはできないと観念し、ファーリスが本当のことを言おうとしたその時
どこからともなく騎士の教えを説く声が聞こえてきました。思わずファーリスもつられて、騎士の教えを復唱してしまいます。
「騎士たる者、信念を決して曲げず、国に忠節を尽くす」
「騎士たる者!どんな逆境にあっても正々堂々と立ち向かう!」
シルビア「そう!アナタは騎士の国の王子!ひきょう者で終わりたくなければ戦いなさい!」
声の主はシルビアでした。
シルビアは勇者とファーリスが初めてサーカスのテントを訪れた時、群衆の中のファーリスを目で追っていて、
ファーリス杯の時、「急な代役になった」というおかしな理由で、騎士たちのレースに参加してファーリスの力を試します。
レース後、勇者が替え玉で走っていたことが分かり、とてもがっかりしていましたが、
「アナタしよちゃんっていうのね、またどこかで会ったらよろしくね」というセリフからも、この時は主人公が勇者だとは知らなかったし、一緒に旅をするつもりなどなかった。
ファーリスがデスコピオン退治に行くという噂が街中に広まると、一行にまぎれ込む方法を考え城門で待っていると、「替え玉」一行が現れ、同行することを思いついた。
デスコピオンを倒した後は、シルビアが捕獲用の鎖を扱うシーンがあり、
その後のカミュとの会話で「でもあの子は今の自分に満足していない。何かきっかけさえあれば、もしかしたら化けるかもね…」
という発言をしていることからも
その「きっかけ」をつくるために、シルビアがわざとデスコピオンを逃がしたと考えるのが妥当です
じゃあシルビアはなぜ、ファーリスを「化けさせる」必要があったんでしょうか。
ファーリス王子「ボクは……」
振るえる手で剣を握りしめる。
シルビアのお膳立てに完全に何かが吹っ切れました。
ファーリス王子「騎士の国の王子…!」
ファーリスの目から迷いが消える
もともと、みんなの期待に最大限応えたいという強い正義感の持ち主であり
弱い自分一人では成果を出せないと分かっていますが、国民に戦っている姿を見せることで、騎士の模範となる姿を見せることができると直感したんじゃないでしょうか。
王子がデスコピオンに立ち向かう姿に人々は熱狂し、声援を送ります。
ファーリスは、無我夢中で剣を振る中、こんな方法で期待に応える方法もあったのかと、今までの自分を恥じました。
トドメは、シルビアが助けに入り、デスコピオンを撃破
シルビア「やればでいいるじゃな~い。かっこよかったわよ」
「いい?騎士の国の王子さまなんだから、いかなる時も騎士道を忘れちゃダメよ」
サマディー王「ま…待ってくれ!騎士道に深い理解があるようだが、そなたはいったい何者なのだ!?」
シルビア「ただのしがない旅芸人よん」
こうして、ファーリスの名誉は保たれたまま、事件は解決したのでした。
シルビアがファーリスを変えたかった理由は、「世界中の人々を笑顔にする」という究極の目的を達成するため、
内情が安定しているサマディー王国の跡継ぎには、リーダーシップを発揮する強い人間になって欲しかったという、いたく普通の理由じゃないかと思われます。
シルビアは、世界中を旅して人々を笑顔にするとともに、権力者を監視し、問題を抱えていれば手直しするという、黄門様のような生き方をしていたんじゃないでしょうか。
①騎士道に造詣が深い
②立派な船を持っている
③為政者に対する並々ならぬ関心
ということから「騎士の国の元偉い人」であると想像できます。
そのあたりの出自は、ストーリーが進むと分かるようになっていると思うんですが、オネエになった理由が描かれているかどうかが重要ですよね。
シルビアの発言を注意深く見て、シルビアが長男なのか次男なのかぐらいは割り出したいものだ!
ボウガンマスターに俺はなる!
事件が落ち着くと、ファーリスはサマディー王に全てを打ち明けました。サマディー王「…カオを上げよファーリス。わしたちはこれまで、等身大のお前を見ずに見合わぬ重圧を与えていたようだな」
「だが先ほどの戦いで見せた勇気はなかなかのものだったぞ。防戦一方とはいえ、騎士の国の王子としてふさわしい戦いだった」
「あの勇気があれば、いつかはお前の目標であるデルカダールの猛将グレイグ殿の隊にも入れるであろうな」
グレイグ将軍の隊がそんな凄い精鋭だったという事実。
サマディー王はほめ上手で、きっとこれからのファーリスを正しく導く親となるでしょう。
ファーリス王子「ところで父上。ひとつお願いがあります。ここにいるしよさんたちは、虹色の枝を求めて旅をしているのです」
ようやく、本題である虹色の枝の話を出してもらうことができました。
商人は西のダーハルーネに向かったという話を聞き、次の目的地は決まり、ファーリス王子との冒険もここまでになってしまいました。
メインストーリーに絡まないファーリスの話でしたが、テーマはひとことで言うと「勇気」で、あと一歩を踏み出せない現代の勇者たちへのメッセージ性にあふれた、いいエピソードだったなと
ドラクエ11は、序盤で勇者が滝から飛び出すシーンが一番好きですが、ファーリスが騎士になる今回のシーンも好きだな!
ここでやっと発売前情報にあったボウガンを手に入れることができます。
お城から出たところにいる「ボウガンマスター」ユミル
ユミル「私はボウガンだ・い・す・き…ボウガンマスターユミルだ。ボウツ!」
ユミル「マトがあったらボウッと叫びガンッと壊す!まずはためしにこのサマディー地方のマト5個を打ち抜き、弟子に話かけてみるのだッ!」
ボウガンマスターのキャラが濃すぎて話が入ってこない
弓だからユミルて
このボウガンチャレンジ、発売前情報ではPS4版の「売り」みたいになってたんでかなり期待していたんですが、ちょっとやってみると
想像以上に面倒くさい
でもトロフィーの条件になってそうな気もするので、クリア後にでも、攻略サイトみながらやろうかな…
ダーハルーネへ向かうため、サマディーの城門まで来た勇者一向に、声がかけられます。
「待ってたわよ~ん、しよちゃ~ん」
シルビアだ!
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