ドラクエ11

ドラクエ11 感想その15 ロトゼタシアのウォルト・ディズニー

ファーリスに分かれを告げ、砂漠の国を後にする勇者一行。

虹色に輝く枝を求め、世界の交易の中心都市ダーハルーネへと向かう途中、デスコピオン退治をともにしたシルビアがあらわれた！

シルビアの夢

シルビア「も～決まってるじゃないの！アタシもついていくわ、いのちの大樹を目指す旅に！そして邪神ちゃんを倒すのよ！」

邪神ちゃんとか言うから、カミュに「遊びじゃねえ」とか突っ込まれる

シルビア「もちろん遊びでついていく気はなくてよ」ｷﾘｯ

たぶんこの時の声は相当ドスが効いてたと思うんですよ

シルビア「旅芸人として世界中を回ってたくさんの笑顔と出会ったわ…」

「アタシの夢はね、世界一大きなホールを建てて、そこで盛大なショーをして世界中の人々を笑わせることよ」

「でも、みんなから笑顔を奪おうとする邪神ちゃんがいたら、その夢もかなわなくなるじゃない？」

普通の人に言ったら笑われそうなケタはずれの夢ですが、本人はいたく真剣で、言ってみればシルビアは、このロトゼタシアのウォルト・ディズニーみたいなもんです

ディズニーランドの理念↓

世代を超え、国境を超え、あらゆる人々が共通の体験を通してともに笑い、驚き、発見し、そして楽しむことのできる世界。
「私はディズニーランドが、幸福を感じてもらえる場所、大人も子供も、ともに生命の驚異や冒険を体験し、楽しい思い出を作ってもらえるような場所であってほしいと願っています。」というウォルト・ディズニーの言葉があります。
あらゆる世代の人々が一緒になって楽しむことができる“ファミリー・エンターテイメント”を実現したいというウォルト・ディズニーの思いがディズニーランドを生み出し、この考えがディズニーテーマパークの基本コンセプトとなっています。

引用：株式会社オリエンタルランド

シルビアには夢がかなうまでがんばって欲しい。

この際オネエなのはいい。

世界一の施設ができたら、たぶん「シルビアネーサンのロマンチックスタジオ・ジャパン」的な名前になると思います。

ダーハルーネの町に、シルビアの船があるということで、ダーハラ湿原を歩いて進む。

ドラクエ11の「街道」はちょくちょく納得いかないんですが、このサマディー・ダーハルーネ間の道が最も謎で

道の途中に「よいしょっ」って壁をよじ登る所があるんですね


いやいや街道って物流の大動脈


サマディーとダーハルーネは交流があって、しかもダーハルーネは世界一の交易都市だったはず。

交易品を運ぶ馬車とか！

ドレスを着たご婦人方とか！

段差「よいしょっ」できない

湿原では途中、ハチに乗ったり、高低差のある謎のウッドデッキが存在してますが、沼地なので、どんよりしていて長居したくない雰囲気がただよう。

モンスターは「とらおとこ」が登場。

まっすぐ歩くとあっという間にダーハルーネの町まで来ることができます。

あんまり早く着くものだから、ちょっと引き返して無駄にキラキラを調べときました。

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ダーハルーネの町

セーニャ「まぁ…なんて美しい町！まるで海の上に町がひとつ浮かんでいるようですわ！」

というセリフからも、どうやらこの町のテーマはヴェネチア感。

セーニャがここに初めて来たなら、この双子はどうやってホムラの里まで到達できたのか謎です。

大きな灯台の下には船をつくる巨大なドッグ、そして張り巡らされた水路にゴンドラ、色とりどりの建物たち、目抜き通りには露天が立ち並び、人々の生活には活気があふれています。美しい！

高い所には、パルクール用のアレ。

とびかかると壁に沿ってアクロバティックに移動できるという、アサシン御用達のフィールドギミックだ！

ダーハルーネの港は北側に向かって立地してますが、長く伸びた岸壁の先端には遮るものがなく、西海岸に沈んでいく夕日を一望することができます。

思わず「冒険はええのう」

勇者は、この港町で、生まれて初めて海の本当の大きさと美しさを知りました。



セーニャが言うように、この町は確かに美しいです。

美しいんですが

また完全にFFとコンセプトがかぶる。

「キャンプ」やら「火山」やら「ヴェネチア」やら申し訳ないが「またか」！

海の男コンテスト開催

シルビアの船があるドッグへ行くと、町のお祭り「海の男コンテスト」が終わるまで、港が閉鎖されているという話を聞く。

町民「海の男コンテストとは…波のように荒々しく、空のようにさわやかで、海のように深みを持つ！その三拍子がそろった男を決めるものです」

シルビア「ヤダ…なんだか面白そうじゃない。それならこの町ですこし休んで、海の男コンテストを見てから出発しましょ」

シルビア「まだ時間があるみたいだし、女だけでショッピングやスイーツ巡りをしてコンテストを待つことにしましょ」

さりげなく自分を女に1カウントするシルビア

男子チームは町長のラハディオを訪ね、船を出してくれるようお願いしにいくも、門前払いをされてしまいました。

どいうやらデルカダールの手配がここまで回っている様子。

一方、女子チームは町の少年がベロニカの杖を盗んだという騒動が発生。

杖を盗んだ少年ラッドに悪気があったわけではなく、友達のヤヒムの声が出なくなってしまったため、魔法使いの杖の力で治してあげたかったという短絡的な動機がありました。

セーニャが診断したところ、ノドには呪いがかかっており「さえずりのみつ」で完全に呪いをとくことができる。

そしてそのためには神聖な湧き水が必要となる

そして少年たちは確実に思った

このセクシーな踊り子さん、ただ者じゃねえ

ラッド「この町から西の方に、川をさかのぼっていくと霊水の洞くつって所があってさ。奥にすっごくキレイな泉があるらしいぜ」

「さえずりのみつを作って、持ってきてくれよな！」

調子に乗り過ぎだぞお前ら。

オレの髪も、心なしかしんなりとしてきたぜ

ダーハラ湿原の西側は、沼地ではなく、清らかな水がせせらぐ、楽園のような場所になっていて、奥へ進むと水が湧きだす洞窟が続いています。

本格的な洞窟ダンジョン。

登場するモンスターは久しぶりに見た「まほうじじい」。

人間を追いかけまわすまほうじじい。不審者か。

「ハダカデバネズミ」みたいに、名前がすでに悪口みたいになっている魔物です。

ハダカデバネズミ　引用：ウィキペディア

まほうじじいの追跡を振り切り、今夜はここでキャンプだ！

カミュ「なんだかこの辺りはジメジメしてるな…。オレの髪も、心なしかしんなりしてきたぜ」


【ドラクエ11豆知識】
　カミュは髪型は、湿気でしんなりとする。





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