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ファーリスとシルビアで外伝1本いける話
サマディーで再開したファーリス王子のエピソードが結構いいんですが
シルビア「ちょっとちょっと王子ちゃん。なに寝てんのよ?星を調べに来たんじゃないの?」ファーリス王子「こんなにおっきな星を真下で見る機会なんてめったにあるもんじゃないから記念にさ。いやーすごい。みんなもやってみなよ」
シルビア「王子ちゃん…アナタ結構肝がすわってるのね」
サマディーでは、シルビアが成長した王子を見直しているシーンが結構あって
思い返すと、シルビアがサーカスに初登場した時、勇者とファーリス王子をずっと目で追っていたんですよね
シルビア初登場シーン |
また、ウマレースで王子と本気で戦いたがっていたことからも、自分なりの騎士道を求めて旅していたシルビアは、本当の「騎士の国」の騎士道というものを見てみたかったんだと思われます。
その後、替え玉がバレたり、イメージとは違う王子のあまりのヘタレっぷりを見るに見かねて
ジエーゴから叩き込まれた騎士道を否定したかったはずの自分が、思わずファーリスに「騎士道」の何たるかを説教しているという矛盾に気が付いてしまい
でも、父と絶縁中のゴリアテにとって、騎士道の価値を認めることなど許されず、そういうモヤモヤを抱えたまま、きっと勇者に同行することになったんだなあと思うと
この長旅で、ありのままの運命を受け入れる勇者の生き様を見たり
ベロニカの命の輝きを感じて
ひと回り成長して王子と再会した時、本当に素直な気持ちで、ファーリスの騎士道を認めることができたんじゃないのかなと感慨深いものがありますね
認め合った男と男に芽生えるのはそう「真の友情」
つまりこう
邪神を退けた後の世界、王子と旅芸人の間には友情が芽生え
その後、ファーリス王に仕えることとなったシルビアは、生涯、騎士団長として王を支え、治世の繁栄を揺るぎないものとしたのだった・・!
というね
外伝「ファーリス戦記」的な感じで1本いけませんか
シルビア「それはそうとこの遺跡ってなんあのかしら?こんな荒野のド真ん中にポツンとあるなんて不思議よね」
ファーリス王子「さあ…?じいちゃんのじいちゃんの、そのまたじいちゃんの時代からあるらしいけど、くわしくは知らないなあ」
【ドラクエ11豆知識】
ローシュが生きた「はるかいにしえの時代」は、ファーリス王子の言葉をそのまま受け取ると、少なくとも180年以上前
※1世代30年として
【サマディー家 家系】
祖父の祖父の祖父(既に遺跡存在)
↓
祖父の祖父の父
↓
祖父の祖父
↓
祖父の父
↓
祖父
↓
サマディー王(現代)
↓
ファーリス王子
黒いヨッチ族の正体
ロウ「ふむ…たしかに星にはなにやら文字が書いてあるようじゃな。さっそく調査を始めるか」と言って、どう見ても望遠鏡で見てはいけない物質を直視するロウ
完全に「目がぁ・・目がぁ・・っ!!」の流れ
そしてまた黒いヨッチ族
黒いヨッチ族「…ワタシガ ミエルノカ?」
何と、ここで黒いヨッチは普通に話しかけてきます。
でもびびって「いいえ」を選択する
「私が見えるの?」とかいう選択肢はちょっとホラーじゃないですか
「スギサリシトキヨ…サアワガモトヘキタレ…」
ここからが怒涛の展開
星の落下速度が速まり
ここままではサマディーが・・!
となった矢先
突如として空に現れた魔物のような黒い影
ロウ「まっ待て!もう少しじゃ!もう少しであの文字が読める!」
ロウ「ニ・・ズ・・ゼ・・ル・・ファ?」
黒い影「ぬうぅぅんんっ!!」
勇者の星、大爆発ぅ!!
何と、幾年にわたりロトゼタシアの空に輝き続けていた勇者の星が、木端微塵になってしまいました!!
世界の命運を左右するような、大変なことが起こったに違いないと
頭では分かってはいましたが
勇者はなぜか、エマと2人で「勇者の星」を見上げた、旅立ちの夜を思い出したのでした。
男の記憶に永遠に残るシーン |
人間ごときに出し抜かれる邪神
最後までプレイすると、この黒いヨッチ族は「邪神ニズゼルファ」の分身で
勇者の星とは、セニカに封印されたニズゼルファそのものだということが分かります。
黒い影「これで世界は我のものなり…」
そして、勇者の星を破壊した黒い影は、命の大樹で「勇者の剣」を奪い「魔王の剣」に変えたウルノーガであり
勇者の星を破壊した理由は、上記のとおり世界を自分のものにするためなんです
てっきり同じだと思わされていた
「邪神」は「魔王」ではなかったということで
魔王ウルノーガと、邪神ニズゼルファは完全に別物
そしてもうネタバレ祭りですが、ウルノーガは、かつてのローシュの仲間であった魔道士ウラノスが、ニズゼルファにそそのかされ邪悪な力を得た姿で、つまり元々は人間でした
ウルノーガが大樹にある「勇者の剣」を狙っていた真の目的は、このニズゼルファを滅ぼすためだったんです
ドラクエ11とは、邪神に対する魔王の下剋上物語であり
人間の欲望がついに邪神をも上回った
とでもいうような暗示。
うーん深い
人間ごときに出し抜かれ、ぼうぜんとする邪神
あまりのショックに崩れ落ち
立ち上がることすらできません
思わず励ましたくなる悲哀に満ちた背中
邪神らしさとか!
威厳とか!
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