ドラクエ11 感想その13 シルビアのロマンチックナイト

王に砂漠の殺し屋を「見事捕らえてまいれ!」と命令されてしまったファーリス王子。

部屋に行くと見事なジャンピング土下座を見せ、2回目の「一生のお願い」出ました。

ファーリス王子「頼む!一生のお願いだ!魔物を捕まえるのに協力してくれ!」
このファーリス王子に対する姿勢で仲間キャラクターたちの性格が分かります。

カミュ「…お前、騎士の国の王子だろ?すこしは自分のチカラでなんとかしろよ」

スラムを自分の力で生きてきたカミュにとって、王子の生き様には心底呆れた様子。

天才ベロニカも辛辣な言葉を浴びせるのみ。

ラムダの里の期待の星として、小さいころから他人にも自分にも厳しい生き方をしてきたであろうベロニカにとって、王子は言い訳ばかりしている小心者に見えます。
セーニャ「お姉さま、あまり悪く言うのもいけませんわ。きっと王子としての重圧があの方を苦しめているのでしょう…」

セーニャがもはや聖母。

ドラクエのバカ王子と言えば、ドラクエ5のヘンリーなわけですが、このファーリス王子がヘンリーとかぶって仕方がない。

勇者は喋らないので分かりませんが、「罪を憎んで人を憎まず」のテオじいさんに育てられたわけですから、セーニャみたいに優しい性格なんじゃないでしょうか。

ファーリスのことも、頼りないとは思うものの、きっと見捨てることはできなかったんでしょう。

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   シルビアのロマンチック5人旅

兵士「なぜ魔物を捕らえると言ってしまったんです!戦うのは私たちでしょう!?今回ばかりはいくらなんでもムリですよ!」

部下からズケズケと指摘を受ける威厳のない王子。

ファーリスの良いところは、気軽に物を言える上司だということです。

組織という歯車にとって、物を言いやすく機嫌の良い上司という存在は非常に重要で、仕事ができるよりも必要な能力です。
 勇者一行の前には城壁を出たところにシルビアが登場!

「みんなの笑顔を取り戻すため」サソリ退治に一緒についてくることになりました。

最初のベロニカ同様、ゲストキャラでの参戦。今回はゲストキャラ、レギュラー化が定番の流れみたいです。
仲間の反応。

カミュ「オレたち仮にも追われる身なんだぜ。こんな派手なヤツと一緒にいたら目立って仕方ねえぞ…」

確かに。

カミュと並んで立つとシルビアのデカさが凄い。そしてかなりガタイがいい。

セーニャ「先日のサーカスやファーリス杯であれほど大活躍されていたシルビアさまがお手伝いしてくださるまんて、心強いですわ!」

ベロニカ「足を引っ張ることにはならなそうだし、捕獲に協力してくれるんなら、悪い話でもないんじゃないかしら」

誰もオネエという部分には一切ふれず、戦力として歓迎します。

オネエなのはいいのか。

私がプレイする後ろでゲームを見かけた妻の反応

「なんかイタリア人っぽい人が出てきた」

雰囲気は分かる。

ゲームを見ていた4歳の娘の反応

「シルビアは何でボールをつけてるの?」

うん、それはたぶん天狗のボンボンと同じだと父は思うんだ。
天狗 引用:Wikipedia


シルビアも加えた5人で、バクラバ砂丘を横断します。

ここではメタルスライムが初登場!他にも「サボテンボール」「じごくのハサミ」、新モンスターモコッキーの色違い「かれくさネズミ」などが登場。
砂漠の真ん中にあるストーンヘンジ「バクラバ石群」には、調査を行う学者めいた人や、ストーンヘンジを取り囲んで祈りを捧げているモンスター「まほうつかい」がいます。
今回の魔物たちはフィールドをうろうろしているだけじゃなく、何かしらの意味があって行動しているモンスターも多く、見ていて飽きません。
サマディー王国を裏側から見ると、砂漠の中に緑が広がるオアシスがあり、その湖の上に建てられた町であることが分かります。
途中のキャンプでシルビアとじっくり会話する機会がある。

シルビア「アナタたち男ふたり女ふたりの4人旅なんてロマンチックじゃない?どうして旅なんかしてるの?」

この時のシルビアの座り方と表情、めっちゃセクシー

セーニャは思わず命の大樹に向かう旅をしていることを言ってしまいます。

ベロニカに「見ず知らずの人に言ってはだめよ」とさとされるんですが、言わされてしまったんですよね。

シルビアの目力に。

これが伝説の旅芸人の力だ…!
  翌日、キャンプから程違い洞窟の先に、砂漠の殺し屋デスコピオンが現れた!
このデスコピオンのデザインが秀逸で、裏側にも大きな目のような模様がついていてカッコいい。

擬態って、自分より強い者に対する威嚇のような意味合いがあるわけで、今でこそ砂漠の王者のように君臨するデスコピオンも、かつては弱肉強食のピラミッドの中で争っていたという生態系がここにはあったのかもしれません。





デスコピオンの倒し方

砂漠の殺し屋「デスコピオン」は、ベロニカのルカニが効くため、守備力をかなり下げることができます。

物理攻撃のダメージが全然違うので、必ず守備力ダウンの状態をキープするようにするといいです。
また、セーニャのマヌーサが効きます。

通常攻撃の被ダメージをかなり抑えることができるため、マヌーサ状態にするのもおすすめ。

ルカニはともかく、マヌーサの効くボスなんて珍しいので、とにかく、デスコピオン攻略のコツは、状態異常攻撃をかけまくることです。
デスコピオンの攻撃で痛いのが「サンドブレス」という砂ブレス攻撃、全体に20から30のダメージが出て回復が追いつかなくなってしまうため、セーニャは回復に徹します。
デスコピオンはマヌーサ、混乱状態にしてきますが、一緒に戦っているシルビアの「ツッコミ」で状態異常を解除できるので、あまり対策を考えなくてもよさそうです。

デスコピオンは、これまでと違って、かなり本気で挑まないとすぐにやられてしまうボス戦ですが、

サンドブレス+通常攻撃を耐えられるHPを維持することを心がけていれば、これまでと同じ方法で削り倒すのみです!
デスコピオンを倒したファーリス王子

ファーリス王子「わはははは!!なんだ砂漠の殺し屋といえども全然愛たいしたことないじゃないか!!」
シルビア「アナタ本当にこれでいいの?こんなやり方で名誉を得ても何も変わらないと思うけど」

シルビア、カッコいいポーズでファーリス王子に絡む。
ファーリス王子「ボクだって好きでやってるワケじゃない!父上や国民の期待を裏切らないためにはこうするしかないんだ!」

シルビア「…そう。アナタはそうやって生きていくのね」

王子の生き方を認めないわけじゃない大人のシルビア。
カミュ「これで正しかったのかわからねえな。あんたの言うとおり、あのヘボ王子はこのままじゃ何も変わらない気がするぜ」

シルビア「でもあの子は今の自分に満足していない。何かきっかけさえあれば、もしかしたら化けるかもね…」
デスコピオンは捕らえらえれ、サマディー王国まで運ばれてきました。

しかしどう見ても起き上がってくる縛られ方をしてるのはなぜだろう。



ドラクエ11 感想その14 シルビアがデスコピオンを逃がした理由とは
ドラクエ11 感想その13 現在地
ドラクエ11 感想その12 ベストオブベロニカ「うわぁ…サイテー」


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