ドラクエ11

ドラクエ11 感想その18「27年ごしの再会」

最後の仲間であるマルティナとロウが、グロッタの町で開かれる仮面武闘会に参加していました。

ネルソンの宿を出発して数日、険しい山々を超えた先のある盆地に、威風を放つ巨大建造物を発見。

何と、これが町全体が闘技場になっている「グロッタの町」らしい。

ドラクエ11には普通の町がなく全部個性的。

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ベロリンマン・ホームカミング

シルビア「ついに来たわね！屈強な男たちが集まる町グロッタ！」

ダーハルーネの町でもシルビアは「屈強な海の男たちが集まるコンテスト！」とか言って興奮してました。


【ドラクエ11まめちしき】
シルビアは「屈強な男」に興味深々


カミュ「なになに…。血わき肉おどるタッグマッチ、仮面武闘会開催のお知らせ。優勝者には豪華賞品を贈呈！か…」

優勝賞品には、探し求めていた虹色の枝

なるほど、この大会で優勝して虹色の枝を手に入れるという展開です。これは熱い。武道大会と聞くだけでわくわくするのはなぜなのか。

さっそくエントリーし、出場選手たちがくつろぐグロッタの上層を覗きにいくと

ベロリンマン「ベロベロベロ～ン。ここのメシはうまいベロ～ン。武闘会前に全部食べちゃうベロ～」



……ベロリンマンだと？



なんと、ドラクエ4のアリーナ編の武道大会に登場した「ベロリンマン」が人間になって帰ってきました


ここまでドラクエ11をプレイしてきた中で最大の衝撃。

ベロリンマン

ファミコンのクオリティだと、モンスターを使って大会の出場者を表現するしかなかったわけですが、本来のベロリンマンは、こういう人間なんだと

「食べちゃうベロ～」とか言っているちょっとアレな人間なんだと

ドラクエ4発売の1990年から数えて実に27年ごしに、作り手が表現したかった本当のベロリンマンと出会うことができるとは感無量です。

まさか人間の方をモンスターの姿に近づけてくるとは・・・さすがドラクエとしか言えない

ファン「この人がただベロベロ言ってるだけ…。そう思ってるなら、あんたモグリだぜ。相手を油断させるのがこの人はうまいんだ」

ファン「オレにはわかる。こうしてる間も殺気立ってるこの人の闘士オーラが…。かっけー！かっけーよベロリンマンさん！」

寒いセリフに、勘違いファンという強烈な個性

どうやら今回のエピソードで明らかになったことは


ベロリンマンは滑稽キャラ


らしいですね。

後で分かるんですが、武闘会の戦闘BGMもドラクエ4の曲で、完全にアリーナの武闘大会を連想させようとしてます。

ビビアン「なぁにボクちゃん？もしかしてこのビビアンちゃんのファンのコかしら？きゃ～やだもぉうれしいわんっ」


………ビビアンだと？

ビビアン

ビビアンといえばファミコン時代から専用のドット絵を持つという破格の扱いを受けていたバニーさんで

何かそのエロい雰囲気にめっちゃ興奮したという

今見るとどこに興奮する要素があるか謎ですが、小学生男子ってそんなもん

イメージ力が物をいう時代でした

PS4のビビアンは昔と同じお色気担当的なポジションらしい。

ファン「あ、あ、あそこにおられるおふたりは！闘技場に咲くふたつの大輪の花…ビビアンさまとサイデリアさまではないか！」

こちらにもファンがいる。

オタク感を出すのはやめろ。

グロッタの町は高い壁と屋上の闘技場でふさがれているため、昼間でも真っ暗で昼夜の区別がつかないという変わった町です。

下層には様々なお店や孤児院が雑多に立ち並んでいました。

マッスル細目兄さん

司会「レディース＆ジェントルメン!今年もホットな季節がやってきたぞ！準備はいいかな！？今こそ闘いの時！」

サングラスがないだけで完全に天下一武道会に出てくる司会の人。

いたる所に90年代オマージュが散りばめられている。



タッグマッチの相棒を決める抽選会では、マルティナと組むことになって内心嬉しかったわけですが、ロウが裏から手を回して取り消しとなってしまいます。

新たに組むことになったのは・・・

ハンフリー「やあよろしく。一緒にがんばろうな」

マッスル細目兄さんハンフリー


マルティナが良かった・・



本気でテンションが下がる


だがストーリー的には前回のチャンピオンらしく、ラッキーボーイ的な扱いを受けてしまいます。

というかマッスル細目兄さんエマと同じバンダナしてません？

生き別れの兄とかそういう設定ないですか。

ハンフリーはどういう人かというと、ただ強いだけじゃなく、ケンカの仲裁に入ったり、みんなの頼れる兄貴分的な存在として、みんなから一目置かれています。

あとなぜか大会の朝は部屋まで迎えに来てくれます。

でも大人同士なんで、部屋まで入ってこないでください。



一回戦の相手はガレムソン・ベロリンマンペア

ガレムソン「チャンピオンひとりならまだ勝機はある。キングスライム級の重量を誇るオレらのケツでハンフリーの野郎を押しつぶしてやろうぜ！」

ベロリンマン「ベロッベロッベロロ～ッ。大会に優勝したら女子にモテるベロン。だからがんばるベロ～ン」


もはや会話のキャッチボールは不可能


ベロリンマンの知能はモンスターの時のままなのか

アリーナ戦と同じく分身を繰り出すベロリンマン！

だがアリーナと違い、今回の勇者はグループ攻撃「デイン」を使えるため、本体以外の分身を一掃できてしまうという残念な結果に

あとハンフリーがこまめに薬草を使って回復してくれるので、苦労せずに勝つことができます。

ハンフリーのツメ攻撃もなかなかカッコいいです。

勇者とハンフリーは圧倒的な強さで勝ち上がり、二回戦はビビアン・サイデリアチームとの戦いだ！

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