ドラクエ11

ドラクエ11 感想その60 カミュにふさわしい仕事

記憶喪失のカミュとともにたどり着いた故郷の町

この男は変えてしまったのは一体何だというのか・・

スポンサーリンク

裸のちりめんジャコラ野郎

グレイグ「お前と最後の砦で出会い、肩を並べ戦うようになってどれくらいの時がたっただろうか…」

「一緒に旅をしていると、お前たちがいかに強いキズナで結ばれているか痛感するよ」

「…俺とホメロスはそうなれなかった。偉そうに俺の言えたことではないが、仲間との縁を大事にするのだぞ」


【ドラクエ11豆知識】
グレイグはホメロスとの関係性をいちおう後悔している


ジャコラ「魔王さまのためこの海には命ひとつ残さぬ！ザコどもめが海の底に沈むがよいっ！」

記憶喪失のカミュを乗っけて進むシルビア号の前に、またもや六軍王のジャコラ現る



最初に出会ったのは海底王国のムウレア、次はバンデルフォン地方の近海、そして今は雪国クレイモラン。

軍王自らが東へ西へと行ったり来たり、精力的に活動する姿は関心するばかりで、うちの会社の役員にも見習って欲しい気持ちしなかいわけですが

こんな海のど真ん中に一人で現れた所を見ると会社での人望はいまひとつ

たぶん部下のクラーゴンなどに「チッ・・あいつ、ちりめんジャコラ野郎のくせに偉そうにしてやがるゲソ」と陰口をたたかれ、上司のグラコスに「海の王と言えば槍なのに・・・・最近の若いもんは嘆かわしいギョギョ」

とか言われてしまっているタイプです

戦闘はといえば、例の赤バリアーを、復活した勇者の力で消し去され、普通にダメージが通る弱ボスと化す

同じ六軍王のゾルデはデルカダールを支配して希望の砦に侵攻していたり、ブギーはグロッタを支配してマルティナを操っていましたが

こんな何の脈絡もない海辺で倒されてしまうジャコラは、最初から勇者復活の象徴として倒されるために配置されたかわいそうなボスなんです。



戦いは特に見どころがないのでジャコラの背中のツノって黒色だったかな・・赤色だったかな・・と思ってる方も多いと思うんですよ

両方あるよ（PS4版）

次の目的地がクレイモランと聞き黄昏てしまうカミュ



カミュ「なんだこの感覚…。どうして…ムネがざわつくんだ」


・・・

衛兵「…じつはこのクレイモラン王国でおそろしい奇病が流行していてな。シャールさまも気が気でないご様子なのだ」

エピソード・カミュ

雪国編で助けたクレイモランの女王シャールは、勇者たちが来たこと気が付かないほど悩んでいる様子

シャール「数週間ほど前からです…。クレイモラン王国一帯で突如、奇病が流行りだしたのです」

「この病に感染したものは、人間も動物も植物でさえも身体が黄金と化してしまうのです」
シャール「原因も治療法もわからないこの病は、いつしか不安におびえる人々から黄金病と呼ばれるようになりました」

「病を調べていた魔女リーズレットも逆にあらぬ疑いをかけられ、城の地下に幽閉されてしまいました」

「友人として彼女を開放しようと試みましたが民の強い反対にあい、それもかなわず…。黄金病がこの国を混乱に陥れているのです」

カミュ「黄金病…」


色んなキーワードを聞いてどんどん憂鬱になるカミュ

心の中にあるモヤモヤの核心に近づいているようで

これ以上進みたくないんですよね


大人カミュが以前クレイモランに来たときは、つらい現実を前に、自ら逃げることができましたが、記憶喪失の子供カミュは勇者たちに連れられるがまま、どんどん深みへはまっていってしまいます

町に戻って話を聞こうとした矢先、ご婦人に黄金病の魔の手が

「…うぐぐ、ついにあたしまで感染しちまったっていうのかい！？」

「……うう、うあああああああっ！！？」

黄金のクオリティ凄っ


人間ですら一瞬で黄金になってしまう病気って凄いですね

そしてこんなにすぐに黄金が生み出せるのなら、黄金の価値は暴落だなと心の中で思ってしまう大人

いやもちろん、おばあさんの回復を心から祈念しています



そしてその後、カミュを知っている神父様が現れます

「よく来てくださいました。カミュ…キミも元気そうで何よりだ。最後に見てから5年ぶりぐらいだろうか」

「かつてこのクレイモランの城下町は、北海で活動するバイキングの寄港地でね。以前は交流も盛んに行われていたんだ」

「…カミュ。当時キミはそのバイキングの手下だった」

カミュ「オレが…バイキング…？」




プレイヤー「カミュが…バイキング？」



バイキングのイメージって

こんなんですよね


タンクトップにバンダナ。酒樽に手斧



いや断じて違う



カミュにこの仕事は務まらない

ツンツンだけどかなり優しい性格をしていて、人当たりは悪くないが人付き合いが面倒で、ベロニカとのかけあいや鋭いツッコミを見せる機転の良さからするに、この男はやはり研究職があってると思うんですがどうでしょう


そしてさらっと怖いことを言うグレイグ

グレイグ「盗賊カミュの出自は、我らデルカダール王国がいくら調べても謎だった…。だがまさかバイキングの生まれだったとは」

さすが国家権力の鬼

王城に忍び込んだ賊は、生まれや育ちまで徹底的に洗い出されてしまいます

もちろん三権は分立などしていませんので、その情報は裁判のために使われること間違いなし

「いえ生まれに関してはなんとも…。カミュは幼い頃、彼の妹とともにバイキングに拾われ育てられたようでした」

「それが幸せだったのかはわかりません。彼と妹はかなり過酷な生活を強いられていたようでしたし」

「実際、ある日彼の妹が亡くなったというしらせを受け…その日をさかいに彼もまた姿を消してしまったのです」

カミュ「やめてくれっ！！」

「…しばらくひとりにしてください」

言いたがり神父様のせいで、相棒カミュであれば絶対言わないであろう彼の色んな秘密を知ることができました。

その後クレイモラン港へ現れたバイキングの船！

中からはなぜか黄金に輝くモンスターの群れが

「この世すべての黄金は！偉大なる六軍王がおひとり鉄鬼軍王キラゴルドさまのものっ！」

「さあ野郎どもシゴトの時間だ！宝石だろうが、人間だった黄金像だろうが、この町のお宝をねこそぎ奪い取れ！」

ドラクエ11 感想その61 ドラクエで最も鉄格子が似合う男
ドラクエ11 感想その60
ドラクエ11 感想その59 一流ドゲジストの生き様

スポンサーリンク