星ドラのドラクエ3イベントが最高すぎたと言っておきたい

イベントの終わりが近づいてから言うのもなんだけど、星ドラのドラクエ3イベントがとても良かった。最初から色々と関心しきりでした。

その1、まずはストーリーがいい。

今回のイベントは昨年のドラクエ5イベで初登場した、原作通りのストーリーをなぞっていくスタイル。

このいい所は、スマホゲームにありがちな単調な戦闘を繰り返しすだけの消化イベントではなく、名作と名高いドラクエ3シナリオのおいしい所だけをダイジェストに体験できる、かつ星ドラだけのオリジナル要素をしっかりと入れこんだ、原作ファンもそうでない人も楽しめる形になっているというところ
朝に目覚めて、何もわからないままお城へ連れて行かれるモガマル。プレイヤーキャラではなく、なぜかモガマルが主人公であるところはツッコミを入れる是非もなし。星ドラーにとって「モガマルは慣れ」であることは言うまでもない
仲間のセレクションが狂気

「戦士」と「あそびにん」という部分ではない。コバチッチとガイアスという部分である。星ドラはシーズン1からメインシナリオに数多くの魅力的なオリジナルキャラが存在しているが、この濃厚な二人を新イベントに起用するスマホゲーは星ドラぐらいである。好きだ。
ストーリーにはドラクエのレガシー「はい」「いいえ」も散りばめらている。もちろん全て「いいえ」を選択するが、そんなこと言うなよー的なノリで「はい」を選択せざるをえなくなる。カンダタを逃がすってありえる?

最近はNPCだろうが何だろうが問答無用で〇っ〇せるエルデンリングを100時間やっていたのでこの優しい世界に今すぐ住みたい
うろ覚えだった3のストーリーを振り返っていると、こんな地名があったなとか、こんな話だったなという、プレイしていた当時の記憶がよみがえってきてノスタルジーに浸ることができるし、ラーミアからのバラモス、ゾーマに至る展開は鳥肌ものだなと改めて感じることができる。

スクエニが1年前ぐらい前?に発表したHD2D版のドラクエ3にはすごい期待していて、即買いしようと思っていたのだけれど、追加の情報が出てこないため開発が進んでいるのか心配になってくるよね。その前に星ドラでドラクエ3を思い出しながら体験できてとても有意義な時間でした。

その2、あと素晴らしいのは闘技場
星ドラでは報酬を獲得する方法に、恒例の「お宝パネル」とか「すごろく」とかのパターンがあるけれど、今回は全くあたらしいシステム「闘技場」

手に入れたチケットをモンスターにBETして、勝ち残ると倍率に応じたポイントがもらえるというもの。しかも時間がない人にも配慮して経過は全てスキップできるし、投入するポイントも100ポイントから1000ポイントが選べてすぐに結果がわかる
通常は場率の低いモンスターが強いのだけど、必ず勝つわけではないため、お抱えモンスターが撃沈して思わず叫んでしまったことが1度や2度ではないはずだ!熱い!

そして何より、システムもいいんだけど、このドラクエ3の世界観にあった高画質ドット絵とテンポの良さが絶妙なのである。単純な過去作の移植ではなく、現代の高精細のスマホで見て適度に「ドットしとるでぇぇ」という納得感を重視した絵柄に調整してきていると思われ、ドラクエファンであればあるほど「これでいいんだよこれで」と言ってしまう表現技法には脱帽ものである

いつもの闘技場の方も、このテンポで終わるようにして欲しくないですか

その3、おおばさみが最高である

あれナニコレ?と装備欄で見つけたものは、おそらく今イベントで配られたであろう限定装備「おおばさみ」

おおばさみとは、ドラクエ3に登場したマニアックなローカル装備で、当時のドラクエ攻略本に掲載されていた異形のビジュアルが少年たちの心に深く突き刺さり、彼らの中に「いつかまた大ばさみに出会いたい」という残影を残し続けた異色の装備品なのである。その存在感はロトの剣に匹敵すると一部私の中では言われている伝説のハサミだ

武器種類は剣の扱いで、何と見た目に装備してもきっちりと動いている。初見では、いや手首に固定してしまったら、持ち手の可動域はせいぜい10センチぐらいになって、刃を動かせないんじゃないかな?と思うのだがなるほど、にぎるのである
にぎってカチカチしている。ゴイスー

こうなれば本場「大ばさみ」はどうだったかなと思いネットを漁ってみるとうん
大人になって冷静に見てみると、手首ではなく、上腕二頭筋いわゆる「にのうで」に固定されていることが分かる。実際に動作するかどうかは謎だけど理論的にはあっている気がする。

大ばさみとは、ただの剣や武器と違い、その動きや可動域まで計算されていた、数あるドラクエ装備の中でもまれにみる「発明品」なのであり、それを今回星ドラに落とし込み、握ることで動作させるというアンサーを導き出した星ドラチームは、まさに実験と自然や宇宙の法則を重んじ飛行装置の研究を続けた令和のレオナルド・ダ・ヴィンチと言えるだろう。まとめ:おおばさみもげぇぇえッ!

ちなみにイベントをきっちり終わらせると、新装備の冥暗装備ガチャを200連引ける。冥暗装備は久しぶりのドルマ剣でこれもなかなか強くて演出もいいのでおすすめ

あと少しでドラクエ3イベントは終わってしまうので、最後まで楽しみたいと思います。次のナンバリングイベントは、ラミアスの剣覚醒と一緒に6イベントが来る・・のかもしれない

その他
ちょっと前にきていた「教え」イベント。教えを手に入れられるイベントはこれまでレオダーマ、エルダーマだったが、今回、一定の数をクリアすると確実に好きな「教え」を1個入手できるという親切イベントになった。素晴らしい。

■星ドラの教えイベントの歴史
レオダーマ→エルダーマ→ダーマシン

そしてこのイベントのボスがなぜ「ダーマ」の「マシン」なのか、なぜ「忍者」なのか、一切の説明がないので分からないが、冒険者が修行・転職するダーマ神殿の、ジパング界隈の隠れた場所にある修行場という設定なのかもしれない

スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿