私はギンビスの「アスパラガス」というお菓子が好きで
「今まで最もギンビスアスパラガスを食べた35歳男性」だと思っているんですが、この度「ミニアスパラガスチョコ」なるものが発売されていたので、わくわくしながら食べてみました。
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ギンビスアスパラガスとは
ギンビスはアスパラガスの他にも、たべっ子どうぶつ、しみチョココーンで有名な会社で、看板商品であるアスパラガスは1968年発売、来年2018年にはなんと誕生50周年という凄いお菓子です。
お菓子に夢を!株式会社ギンビス WEBサイト http://www.ginbis.co.jp/
しかし、小さい頃家にお菓子が常備されていて、数々のお菓子を食べてきたお菓子エリートの妻によると
「大阪では売ってなかった」(大阪出身)
と、独特の文化圏を持つ関西地方には浸透しきれていない様子。
今の時代、ポッキーまでもが消費者に迎合し、箱の中身を2パックにしてしまう中、ギンビスのアスパラガスは孤高の巾着袋スタイル。
「一度開けたら終わり」
そんな昭和のお菓子が持っていた呪詛のような言葉、巾着袋から漂うえも言われぬ迫力は、50年経った今も消費者の心を引き付けてやまない。
風味を気にしない祖母からもらったアスパラガスが完全にしけっていた時、
学生時代、開封したアスパラガスを食べきるのに苦労して学食へ持参した時、
誰もが思いました
「一人で食べるには多いよ」
でも、大人になってから知りました
「ファミリーパックあるんかい」
大人になり、家族をもった今、みんなで食べるのには巾着袋がちょうどいいことを知り、ああ、ギンビスが守ってきたのはこの暖かい家族像なんだな、と感じられるようになったのですが、
まあ、買うときはファミリーパックですよね。保存に便利なんで。
ギンビスアスパラガスの秘密
最近やけにおいしくなったなということです。
理由は
- 味が変わった
- 生産、物流、販売スピードの変化で、新鮮なまま口に入るようになった
2番目かなと思ってたんですけどね、つくりたてがおいしいお菓子業界で、どんな工場も日々改善を繰り返して生産性が良くなっているわけですから、でも宮本社長の記事を見て思いました
日本食糧新聞社(宮本社長インタビュー記事検索) http://info.nissyoku.co.jp/
完全にこの人の仕業に違いない。
【経歴】中学卒業後に渡米してトランプ大統領と同じニューヨークミリタリーアカデミーに入学、大学卒業後は香港の食品会社四州集団を経てギンビスに凱旋、2014年に代表取締役社長に就任、世界のギンビスを目指して世代交代を進めている。
凄すぎる経歴、凄すぎる野心。
何かおいしくなる粉を入れたに違いない。
今の時代、ホームパイでも、カントリーマァムでも、消費税の引き上げとか原材料の高騰とか色んな理由でどんどん小さくなってますが「親子三代で楽しむ」がモットーのギンビスはアスパラガスの茎は相変わらず8段のままで、
「わしの知っとる松葉ウド(和名)は8段じゃったのう」
「僕の知っているアスパラは5段だよ!」
そんな悲劇も起こりません。
今後のギンビスがどんな新商品を出してくるか、ますます目が離せないですね。
ミニアスパラガスチョコの感想
「ミニアスパラガスチョコ」は、アスパラ部分に定番のゴマがなく、チョコが裏側についてます。
そのため、ちょこがけ、ではなくちょこ浸しといった雰囲気。
たべっ子どうぶつチョコは表の英語を隠さないためだと思いますが、アスパラガスのチョコが上にかかっていない理由とは。
一口食べてみると、ビスケットの触感とチョコの味が絶妙に絡み合い
おいしさが口いっぱいに広がって、
唯一無二のアスパラ型ビスケットから舌に伝わる触感は、今まで味わったことのない世界を提供してくれます。
おいしさが口いっぱいに広がって、
唯一無二のアスパラ型ビスケットから舌に伝わる触感は、今まで味わったことのない世界を提供してくれます。
普段のアスパラガスより個性が抑えられたビスケット自体の味は、アスパラらしさを残しながら、チョコと合わせるために苦労したであろう開発者のアスパラ愛が伝わってきて
とてもうまい
アスパラガスをかじった時、茶色く囲まれた外側のクッキー部分と、真ん中の白い部分がグラデーションに混ざり合う美しい断面が見れて、
私はそれを「世界で最も美しい断面」だと思っているんですが、
私はそれを「世界で最も美しい断面」だと思っているんですが、
チョコがかかっていも、その美しさは健在でした。
結論
ミニアスパラガスチョコは、ギンビスの超意欲作。早く次も出して欲しい。
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