私は、色々考えた結果、PS4のダウンロード版を買おうと思っていまして、そのおすすめのポイントとメリットをまとめてみました。
パッケージ版を買うか、ダウンロード版を買うか悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。
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DQ11ダウンロード版のメリット
ドラゴンクエスト11のダウンロード版には、様々なメリット・デメリットがありますが、おすすめしたいポイントとして、主に5つのメリットを持っています。①追加コンテンツがある
②ディスクの差し替えが必要ない
③ディスクの回転音がない
④日本一早くプレーできる
⑤電脳空間に永遠に残る証になる
①追加コンテンツがある
まず、昨今の家庭用ゲーム機ソフトは「発売日に売り切っておしまい」ではありません。インターネットを通じてゲームのバグやバランスを修正したり、発売後も細かなアップデートを繰り返し、ゲームの質を高めていきます。
そして、ユーザーにソフトを売らせないため、約半年や1年をかけて、追加のストーリーやキャラクター、シナリオなどを追加する「追加コンテンツ」が必ず用意されています。
例えば昨年11月に発売された同じスクウェア・エニックスのナンバリング作品「ファイナルファンタジー15」は、発売から7ヶ月たった今でも、メインストーリーに深く関わる大型追加コンテンツの配信は半分しか完了していない状態であり
追加コンテンツ | 配信日 |
エピソードグラディオラス | 2017年3月配信済 |
エピソードプロンプト | 2017年6月配信済 |
エピソードイグニス | 未定 |
拡張オンラインパック | 未定 |
ドラクエの「古典的ゲーム」という分かりやすさを売りにした性質からすると、FFほどソーシャルに寄った追加コンテンツはないと思われますが、
PS4というハード自体が、既にYouTubeなどに自動投稿できるような機能を備え双方向性的な楽しみ方を提案しており、それが今の家庭用ゲーム機の主流であることを考えると、
さすがのドラクエも、やり込み要素のダンジョン、新武器・モンスター、追加エピソードなどが追加で配信されると見て間違いないです。
ファンであるほど全部の要素をやりたいじゃないですか。
1年はドラクエ11を売らないということを考えると、ディスクの差し替えが必要ない、ダウンロード版を買うことが圧倒的に良い選択と言えます。
※イベントのQ&Aコーナーで、プロデューサーから追加コンテンツの予定はないとの発言もあります
②ディスクの差し替えが必要ない
ということで、強調したいところがディスクの差し替えが必要ないということで、私も長くダウンロード版のゲームをやったことがなかったので、最初はこのメリットを聞かされてもピンとこなくて「差し替えぐらいするわ」と思っていました。
ところが、PS4は今やゲーム単体で使うものではなく、
例えば私の場合、HDDレコーダー「ナスネ」に録画した映画やアニメをテレビ画面で見る時、YouTubeをテレビ画面で見る時、ツタヤで借りてきたレンタルDVDを見る時、子供とドラゴンクエストビルダーズをプレーしたい時など全部PS4の出番で、とにかく切り替えることが多いんですね。
使えば使うほど「ディスクがないって便利だな」と感じ
そもそもゲームとはデータなので、カセットやディスクという媒体に入って我が家まで届けられていたわけですが、他にデータを直接届ける方法があるのであれば、本来ディスクとは必要のないものなんだなと改めて思わされてしまうわけです。
③ディスクの回転音がない
PS時代からやっているゲーマーからすると永遠にも感じる「Now Loading」という文字は恐るべき呪いの呪文であり、あなたも、その時に聞こえてくる終わりのない「キュイッキュイッキュッキュッ・・」というディスクの回転音がトラウマになっていることでしょう。
ダウンロード版のゲームには、当然ながらデータは全てハードにインストールされているのでディスクの回転音は全くしません。
私のような、家族が寝静まった後、真夜中のリビングでヘッドフォンをつけ、ひっそりとプレーするサイレントゲーマーにとって、こんなにありがたいことが他にあるでしょうか。
もう私レベルの忍者ゲーマーになると、ボタンを連打する音も何なら「フワッ」っていう音ですからね。
荒野でピストルの撃ち合いをしてもフワッフワッフワッフワッですよ。
なのでソニーにはどうしても言いたいことがあります。
PS4の換気音でかすぎ
④日本一早くプレーできる
ドラクエ11は、ダウンロード版をあらかじめ予約購入しておくと、何と発売日前にデータをダウンロードすることができ、実際に7月29日の0:00からプレイすることができます。今まで、店頭で午前10時にお店が開くまで待ち、並んで購入してから家に帰ってプレイするという形が普通であり、誰が日本一早くプレーしたかなんて分かりませんでした。
でも、これからはあなたが日本一早くプレーすることになります。
具体的には、PS4のPlayStationStore、3DSのニンテンドーeショップで予約購入をすると、ゲームデータを発売日前にダウンロードすることができます。
ニンテンドーeショップは既にダウンロードを開始していて、PlayStationStoreはまだアナウンスがありませんが、恐らく3日前ぐらいにはダウンロードができるようになると思われます。
PS4の場合、ソフト1本分の容量が40GBなど大きく、Wi-Fi環境だとダウンロードに半日ぐらいかかるのが当たり前なので、発売日前からデータをダウンロードできるというのは本当に素晴らしいシステムですね。
ちなみに、クレジットカードを持っていなくても、店頭でダウンロードカードを買って決済しておけば、すぐにダウンロードが可能です。
ダウンロードカード取扱店↓
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて 公式サイト | SQUARE ENIX
【3DS版情報】任天堂の公式ツイッター
[トピックス]3DS『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の最新情報を公開! あらかじめダウンロードも開始! https://t.co/WZERf3LVGO— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2017年6月21日
【PS4版情報】PSストア公式予約ページ
予約受付中!PlayStation®Storeよりご予約いただいたお客様は発売日前にダウンロードすることができ、発売当日0:00以降すぐにプレイ可能です。
【予約受付期間】
2017年4月11日~2017年7月28日
【ダウンロード容量】
予約注文開始日時点ではダウンロード容量は未定です。実際のダウンロード容量につきましては、2017年7月26日以降に表示されているものをご確認ください。
※スクエニ公式には「40GBの空きが必要」と明記
【自動ダウンロードについて】※追加情報出てました。7/27からDLできるようです
本商品に含まれるゲーム本編および特典は、2017年7月27日午前0時以降、ご予約いただいたアカウントに「いつも使うPS4®」として登録されているPS4®に自動的にダウンロードされます。
【コンテンツの有効開始日】
2017年7月29日午前0時以降、PSNにサインインしていただいた状態でゲームを起動していただくことで、遊ぶことができるようになります。
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⑤電脳空間に永遠に残る証になる
ダウンロード版ゲーム最大のデメリットは、ソフトを中古品として売れないということだと言われていますがでもよく考えてみると、絶対に売れないということは、パッケージ版と違い永遠に自分のものになるということです。
どういうことかというと、例えばPlayStationStoreで購入した場合、自分のアカウントの購入履歴に購入済みという記録が残り、何度でもドラクエ11をダウンロードし直すことができます。
ディスクと違い、踏んで壊すこともなく、友人に貸したまま返ってこないということもなく、大災害でPS4のハードが失われたとしても、飽きてしまっても、ゲーム自体に興味がなくなってしまっても
1年先、10年先、30年先、いつまでも「ドラゴンクエスト11」があなたのものであり続けるということで、いわば、インターネットという電脳空間に、永遠に残る証となるようなものです。
それは、ソニーのPlayStationNetworkというアカウントが存在する限り、あなたのドラクエ11を管理し続けてくれるということでもあります。
私もそうなんですが、リメイク版も含めると同じドラクエを何回も買ってるんですよ。
それは何故かというと、リメイクで生まれ変わったドラクエを楽しみたい!という理由もあると思いますが、やっぱりソフトを売ってしまうせいなんですね。
同じゲームでも、自分の成長とともに感想はどんどん変わっていって、面白いと感じるか面白くないと感じるかはその時の自分の受け止め方次第で、
私も、大人になってから「あれはどういう意味だったのかな」と思い出しては昔のゲームをやりたくなってしまうことが多くあるわけで、ゲームソフトというものは本来、いつまでも持ち続けているのが正解だと思います。
私が確信を持って言いたいことは
ドラクエは、数年でまたやりたくなるから売らない方がいいよ!
DQ11ダウンロード版のデメリット
ドラゴンクエスト11のPS4ダウンロード版にあまりデメリットは感じないですが、唯一納得がいかないことが値段が高いということです。ドラクエ11 | 税込価格 |
パッケージ版 | 9,698円 +小売店値引き |
ダウンロード版 | 9,698円 |
PS4のパッケージ版は、ディスクの製造、流通、小売りの各種経費・人件費が上乗せされて消費者の手元に届いているというのに、データ直売のダウンロード版の方がむしろ高くなるというのは一体なぜなんでしょうか。
インターネット技術が普及して、データ直売というダウンロード販売が可能になった今、ゲームメーカーは、小売店を経由しないでゲームを直接消費者に届けることができれば、無駄な経費を使わず安く販売できるため、その新しい技術を大歓迎すると思われがちですが、現実はそう簡単にいきません。
一番納得がいきそうな理由は、
家庭用ゲーム機市場はこの30年、小売店とともに成長してきたため
ということです。
家庭用ゲーム機は任天堂やソニーをはじめ、ハードとソフト全てを、小売店で、消費者に直接買ってもらうというモデルで成長を遂げてきました。
また、小売店は、ソフトが売れ残ってもメーカーに返品することはできず、長年、ゲームを自分の責任で仕入れ、それぞれが最大限の値引きをして、少ない利益を積み重ねるという方法で成長してきました。
それが、今のマリオやドラクエといった国民的ゲームを生み出し、家庭用ゲーム機を普及させ、日本のゲーム文化を作り上げる土台となっています。
ダウンロード販売とは、そのビジネスモデルを根本から覆す可能性を持った技術で、
例えば、全てのソフトメーカーが消費者に直接ゲームを届けた場合、ゲームソフトを売っているツタヤ、ゲオといった大手から個人経営の小さなゲームショップまで大打撃を受けることは確実であり
そういう「小売店が存在しない日本の家庭用ゲーム機市場」はまだ誰も見たことがありません。
ダウンロード販売はメリットしかないと思われがちなゲームメーカーにとっても、そういう小売店が存在しないという未知の家庭用ゲーム機市場はリスクでしかなく、小売店が潰れてしまっては困るわけです。
ただ、メーカーもこのチャンスに黙っているわけではなく、スマホゲームやPCゲームは既に小売店を介さない新しいゲームのモデルを確立しつつありますし、
果たして、値段の高いハードを買ってもらうことを前提とした家庭用ゲーム機市場が、同じく小売店を介さない方法で継続させることができるのか、各社見極めているといった状況ではないでしょうか。
今は言ってみれば「激変緩和措置」がなされている最中で、メーカーは小売店の不利にならないようダウンロード版とパッケージ版を同じ値段で売っていますが、
それは、小売店が保護されているかと言えばむしろ逆で、激変緩和措置がなされている間に、小売店は違う生き残る道を探せと言われているような状況です。
それを理解した上で、いち消費者としてどう対応したらいいのかと言えば
自分が一番便利だと思う方法で買う
が正解で、ゲーム業界でなくても、あらゆる業種で、その時代の消費者が求める方向に少しずつ変わっていくのが当然であり、そういうニーズに応えることができる企業だけが生き残っていきます。
私たちは、ただのゲーム好きとして誰にも気を遣わず、時代の変化の中で、堂々と好きなようにゲームをプレイすることが、メーカーも、小売店も、これからの時代にふさわしい、より良いゲームのあり方を提案してくれることに繋がるはずです。
感想記事
PS4版ドラクエ11の評価とレビュー!これは想像以上にドラクエだぞ感想記事
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