なんでかと言うとテレビゲームはコントローラーとテレビだけでプレイすることがルールではないかと思い
紙と鉛筆を使うのは例えばオセロや将棋でメモをとるような背徳感がありますよね。
なので、ドラクエでは魔法のカギを手に入れたら毎回、世界中の町とダンジョンを洗い直すという苦行の旅に出なければならず
正直、魔法のカギを手に入れるとかなり嫌な気持ちになります。
ところで、ドラクエにはなぜ必ず「まほうのカギ」なる道具が登場するんでしょうか。
魔法のカギを手に入れるのはストーリー中盤「はがねの剣以上、ドラゴンキラー未満」といったタイミングで、
これを手に入れるのはどっぷりとドラクエの世界にはまり、最後までクリアすると決意する頃なんです。
つまり、魔法のカギとは「ここまでプレーしてくれてありがとう!最後までよろしくね!お礼にもっと広い世界を冒険できるカギを贈るよ!」という証であり
言いかえると「入社してくれてありがとう!君はもう学生じゃなくて我が社の一員だから、自覚をもって働いてね!お礼にもっと広い世界を冒険できる給料を支払うよ!」という社員証みたいなもので
ドラクエ11でもついに社員証を手に入れた私は、世界中の宝箱を開けて浮かれ気分となり、馬車馬のように働くことを決意したのでした。
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クレイモランでカッチンコッチン
世界地図で最初から見えていた雪国「クレイモラン」へオーブを求めてやってくるも、謎の寒波に襲われていて人々の気配がありませんそれもそのはず、町全体が「動物」も「人」も凍り付いてしまうという異常事態に襲われていました
「おじさんが凍っている。どうやら雪かきをしていたようだ」
デクなのか!?デクーッッ!!!・・・・あっ何だ、知らないおじさんか。
男性がカチンコチンに凍っている。
その表現ギリギリだぞ
この町に一体何が起こっているというんでしょうか。
ベロニカ「…ウッウソでしょ。どうなってるのよこれ。城も町も人も全部凍ってるじゃない…」セーニャ「ほらお姉さま!やっぱり私の言った通り寒いから凍っちゃったんですよ!」
ロウ「…いやいや、いくら雪の都といえど、寒さで町がすべて凍るなどあるはずがない。ひとまず町の中を調べてみるとしよう」
町をウロウロしていると凍っていない人間を発見
女性「すっすみません!気がつきませんでした。まさか旅の方が訪れるとは思わなかったので…」
ベロニカ「あっ!あなたは無事なようね。どうして町が氷漬けになったのか知ってたら教えてくれない?」
物語が始まりそうな雰囲気ですが
それよりもそろそろ突っ込まざるを得ないポイントが
雪国なめんな
ということで
ベロニカとセーニャが薄着なのはともかく
クレイモランで初めて出会う人までもノースリーブ的な不自然な格好をしているのはなぜだ
恐らく、このクレイモラン地域に入ると「キャラクターのコスチュームが自動的にコートトになる」とか、開発段階ではそういう案も出たと思うんですが
まあいっか!ゲームだし!的なノリでOKが出たものと思われます。
ベロニカは天才ですので「全身トラマナ」でも使っているという裏設定があるのかもしれません。
※トラマナはダメージの床を無傷で歩けるようになるバリア呪文だよ!
女性「あれは3か月前の晴れた日のこと。何者かが突然町の上空に現れたのです。そうあの姿はまさしく魔女!」
セーニャ「魔女!?まっ魔女って……ほらっよく昔話とか伝説になっているいわゆる魔女のことですか!?」
本家キリスト教圏の人が考える魔女とは、悪魔崇拝をする忌み嫌われる存在ですが、セーニャがイメージしたのは「魔女の宅急便」的な日本の魔女
女性「そして魔女が何やら呪文を唱えると突如、激しい吹雪が巻き起こり、すぐに町全体を包み込みました」
「私は吹雪の中で気を失ってしまい、目が覚めたら町は凍り付いていました。私だけが助かった理由はわかりません…」
思った以上にヘビーな展開
ロウ「ところでその服にある紋章。ずっと気になっておったのじゃが…」
「すみません紹介が遅れましたね。私はクレイモランの女王シャール」
ロウ「なに!?おぬしが女王じゃと。ということは先代の王はもう…」
これまでの会話から分かることは、ロウが国王時代に親交があったクレイモラン王はつい最近亡くなり、娘のシャールが王位を継いだということと
クレイモラン王国は「魔女」のたった1度の襲撃で全ての戦力と国民が氷漬けにされてしまうような
それはそうと、ロウの帽子のPINO感すごくないですか?
ベロニカ「そういうことなら、あたしたちも魔女退治に協力しましょう。凍った人々を放っておくわけにもいかないでしょ?」
事情も分からない上に、一国の防衛力を一夜で無力化する恐るべき敵を前に「魔女退治」とか物騒なことを言い始めるベロニカ
「いいえ」
ベロニカ「こんなにひどい目にあってる子を悲しませてアンタホントに勇者なの!?いい?もう一度だけ聞くからよく考えて答えて」
「献身と正義の勇者像」をぐいぐい押しつけてくるベロニカ
命をかけるので、臆病になるのは当然だと思いますが
実生活でも、自分の行動はえてして自分で決められないというのが人生というものですよね。
ベロニカにはその場の空気を支配するリーダーシップがあります。勇者にはない。
結局は魔女退治に行くことになり、クレイモランの町を出るとあっという間に本格的な雪景色へ突入
針葉樹の森がとても美しい。
だが一つ言わせていただきたい
シルビアの短剣二刀流の構えも美しさで言ったら負けてない。
真顔すぎるオネエ
「この世にムダな動きなんてないのよん」
雪国と言えばヒグマ
勇者は新スキル「はやぶさ斬り」を覚えたので「かえん斬り」を卒業しました
ドラクエ11のスキル「はやぶさ斬り」は、星ドラの「アルテマブレード」みたいにカッコいいです。
そしてこの雪国、ほとんど吹雪ですがたまに青空が顔をのぞかせるというリアルさ。
太陽の光に照らされた雪原はキラキラと光って見えて、この世のものとは思えない美しさです。
本気だ!
この男は魔王ちゃんを倒すという使命で行動しているかたわら
いつでも他人を楽しませることに本気だ!
魔女がいるというミルレアンの森
ここには「黄色いドラキー」ことドラキーマがいて
ドラクエビルダーズのドラキーマは倒すと「ドラキーバター」なる道具をドロップして、ほぼ全てのスウィーツ系の原料になるという貴重なものなので狩りまくりました。
なので私にとってのドラキーマはもはや「バターの塊」にしか見えません。
11でも思わず速攻でアタックしましたがバターは落としませんでした!残念
森の最奥に「魔女の手先」ムンババがいました
そして魔女退治のために来ていたのはデルカダールのグレイグ将軍!
グレイグ「お・・お前は・・悪魔の子!?」
完全に味方のフラグが立つ
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