デンダー「おはようサリー!!今日もお手やわらかに頼むよ!」
最近毎日ドラクエ11の感想を書き綴っているのに、それでも遅々として進まないのは、一カ所一カ所に何かしら突っ込みたいところがあるからで
何をそんなに言いたいことがあるのかと、もう最近は自分のドラクエ熱が怖い。
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デンダーの倒し方
デンダー「あのベロニカという女はただ者じゃねえ。ケタはずれのチカラと極上の素材を秘めた何年に一度現れるかわからない逸材だった」
デンダー「あの女の魔力を全部お納めすれば、いずれ現れる魔王さまの右腕になれただろうに、それを…それをお前らはアァァッ!」
どうやら部下がベロニカを逃がしたことを咎められている様子。
この遺跡を根城にする「デンダーいちみ」が、魔王に献上するため「ベロニカの魔力」を狙って誘拐事件を起こしたというのが今回の真相です。
デンダーは初めての4対4の大規模戦闘になります。
ところが、ベロニカとセーニャは操作できるレギュラーキャラとなっていないため、戦略的なものは必要なく、ダメージを受けるとセーニャが常にホイミをかけて勝手に回復してくれます。
操作できる主人公とカミュは、ダメージが蓄積してきたら「やくそう」などで回復してやるだけで、基本ここまでのザコ戦と何も変わりません。
私の場合、またもやカミュの「ブーメラン」と勇者の「ギラ」が大活躍しましたのでおすすめです。
カミュをブーメラン一筋に育てていいのか迷うな。
今までのドラクエには「伝説のブーメラン」というものがなかったので。
デンダー戦で唯一厄介なのが「こおりの息」で、全体に30から40ものブレスダメージを与えてきますが、HPを50以上を常にキープしておけば大丈夫です。
ベロニカとセーニャのポーズは何を意味しているのか
デンダーのツボからベロニカの魔力を取り戻しますが、見た目が元に戻りません。ベロニカ「せっかく若返ったんだし、まあいいわよねっ」
軽っ
ゲームだと思って!
体に影響とか!
いやいや、デンダーの話によるとベロニカの魔力は相当なものらしいので、魔力を封印するツボを使った「若返り」の秘術を直観的に体系化し、将来的に研究してみようとか考えていたのかもしれません。
現実でも天才的にデキる人は常人とは違うベクトルで物事を考えてるものです。
ベロニカ「ご心配なく、この通りすっかり元通りよ。魔力がアタマのてっぺんからつま先まで、ギンギンに満ちているのがわかるわ!」
この場合、ポテンシャルがギンギンという意味です。
歴代のパターンでいうと最強呪文「イオナズン」を覚えるのは当然ベロニカのみと思われます。
力を取り戻した二人は、この時を待っていたかのように、勇者の前にひざまずきました。
「命の大樹に選ばれし勇者よ。こうしてあなたとお会いできる日をお待ちしておりました」
「私たちは勇者を守る宿命を負って生まれた聖地ラムダの一族。これからは、命に代えてもあなたをお守りいたします」
なるほど、これまでのベロニカの思わせぶりな発言も納得がいきます。
二人はもともと勇者を探していたのでした。
ところで、ベロニカとセーニャの手を合わせるポーズは何を意味してるんでしょうか。
ギリシャ語の「ラムダ」は「λ」という日本語の「入」みたいな文字で、二人が勇者に対して見せたこの手の形は、ラムダという文字を模した、いわば「ラムダのポーズ」だと思われます。
聖地ラムダの一族が、親しく挨拶をする時、もしくは契約のようなものを交わす時、ラムダのポーズをする習わしがあるんじゃないでしょうか。
そして、ベロニカとセーニャは双子なので、二人で「λ」を表現した。
なので、一人の場合は、普通の合掌みたいになる。
じゃあなぜ「ラムダ族」の由来がギリシャ語のラムダなのかという話ですよね。
…それは知らん
ギリシャ語・ラテン語は欧米圏で古代から使われている格式高いことばなので、ベロニカたち使命を持つ一族という神聖なイメージにぴったりだったのかもしれません。
後半、聖地ラムダに行く可能性が高いし、エンディングまでやれば分かるようになってるかもしれないよ!
※私は8/9現在、進み具合はレベル15です
ついでに牢屋に捕まっていた男を助けると、温泉で迷子になっていたルコのお父さんでした。
ルパス「ありがとう…オレの名はルパス。アンタたちから受けた恩はきっと忘れねえよ」
全部一気に一件落着だ!
なぜベロニカは勇者を試したのか
ベロニカ「やっと聞いてもらう時がきたわね。勇者であるアンタと、あたしたち姉妹の使命について…」
セーニャ「大いなる闇…邪悪の神が天より現れしとき、光の紋章を授かりし大樹の申し子が降臨す……私たちの故郷に伝わる神話の一説ですわ」
ベロニカ「信じられないだろうけど、アンタはかつてその紋章のチカラで邪悪の神を倒し世界を救った勇者の生まれ変わりなの」
まとめると
「勇者」とは「邪悪な神」に立ち向かうため、命の大樹が生み出す存在
数百年前、勇者として邪神を退けた者がいる
ということらしい。
ドラクエの世界観でいう「邪神」は2のシドーのような、魔界に存在して人々を誑かす邪悪な存在ですが、
それに対抗している勢力が「命の大樹」だということは、命の大樹もまた「神」のような存在なのか。
単純に
人間の味方「命の大樹・勇者」vs人間の敵「邪神(魔王様)」
が成り立つのか、この時点ではまだわかりません。
いちプレイヤーとしては、そうあって欲しいですよね。
冒険の結末には救いがあってほしい!
ベロニカ「そこで真実を突き止めるためにアンタを勇者とゆかりの深い命の大樹へ導く使者として、あたしたちが大抜擢されたってワケ」
二人は勇者と会うためにずっと旅をしてきたということです。
世界をあてもなく探し回って、たった一人の人間など見つけられるはずもありませんが、ベロニカには何らかの、当てになるラムダ族の力があったんでしょうか。
それでも、勇者と会う道中は苦労の連続だったことは想像にかたくないです。
ここで疑問がわいてきますが
ホムラの里で、最初会った時、そんな待望の勇者が、運命的に目の前に表れたわけじゃないですか。
それなのに、初対面のベロニカはなぜ喜ばなかったんでしょうか。
それどころか「勇者は後回し」と言わんばかりにセーニャを探すことを優先します。
それは恐らく、ベロニカの言い回しからも分かるように主人公を勇者と認めていないからです。
ラムダの里の重要な使命に若くして抜擢されるほど、ベロニカとセーニャの力は凄く、自分たちは特別だという自信にあふれてます。
里の掟に従い勇者を探す旅に出たものの、果たして、勇者を大樹に導くという使命が、そんな特別な自分たちの力を捧げるほど、自分たちの人生をかけるほど、価値があることなのかをずっと疑問に思っていた。
だから、ベロニカは初対面の主人公を一発で勇者だと見抜いたものの、セーニャを探すことを優先します。
当然
セーニャ>勇者
だったし、双子の絆が感じられる行動ですよね。
ついでと言っては何ですが、事情は明かさず、セーニャを助けるという試練を通じて、勇者、そしてお供のカミュの力量と人柄を測ることにした。
どうやら結果は及第点で、セーニャが言うように「勇者の瞳の奥に宿る暖かい光」を感じることができたし、信用できそうだとなって初めて、ラムダの使命を果たすということを決断できたんじゃないでしょうか。
勇者は、ベロニカから一応の信頼は得られたものの
一人の個人として、本当の信用を勝ち取るのは、当然、もっとずっと先の話になりそうです。
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