でも、迷子の親に心当たりがあるというベロニカが、交換条件に大人のパワーを使って酒場で情報収集をしたいと言い出します。
勇者もカミュも未成年だが?
と一瞬思うも、この世界の成人は16歳なんでしょう。
イシの村の成人の儀式が16歳なので。
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スシバーでの情報収集
ベロニカ「あたしと似た格好をしたセーニャって子が誰か探しにこなかった?」事前情報で仲間だと分かっているベロニカとセーニャが実は姉妹だということがこの辺で初めて分かります。
しかもベロニカはセーニャを妹と言っていて、オープニングムービーに大人の姿のベロニカが登場していたことから、ベロニカは小さくなっているとうこともここで初めて分かります。
ベロニカ「今はまだくわしい話がでいないけれど、お願い…どうか何も聞かないで一緒に妹を探してちょうだい」
セーニャが「荒野の地下迷宮」に向かったことが分かると、RPG恒例、事情もわからないままに助っ人をお願いされる。
現実なら赤の他人の絶対に信用してはいけない頼み事ですが、でもゲームなんで、顔を見れば善人か悪人かだいたい分かる。
カミュが「こんなお子様大丈夫かよ」と言うとすかさずベロニカ
「あたしを誰だとおもってるの?聖地ラムダからやってきた最強の魔法使いベロニカさまよ」
セーニャを助ける理由は秘密だが、出身地が聖地ラムダということと、最強の魔法使いであるというかなり重要なキーワードさらりと暴露するベロニカ
ベロニカ「あたし知ってるのよアンタが何者なのか…。あたしの期待を裏切らないでね」
それにしても杖に付いている赤い球の質感が凄くてそこにばっかり目が行く。
ホムスビ山地に出現する主なモンスターは「きめんどうし」。ではなく西洋的な「ドルイド」。和の世界観はどこへ行ったのか?
うちの会社の役員にこういう人います。
途中立ちよれるヒノノギ火山の入口に「におう立ち」するグリズリー。和風の火山にクマを配置する素晴らしいセンス。
でも明らかに序盤では勝てない「よだれ」。
さっと回れ右しました。
全国のでこ勇者よ待たせたな
寄り道をしながら荒野の地下迷宮に突入だ!ベロニカはアラレちゃんみたいな走り方をするという、さりげない鳥山オマージュ。芸が細かい。
地下迷宮は魔物の巣窟と化しているが、セーニャを助けるために奥へ奥へと進み
途中出会った「くさった死体」は、自分の中で「リアルになったらエグいんじゃないかモンスター」第一位だったんですが、めっちゃほのぼのしてます。心配して損しました。
むしろドルイドの笑い方の方がエグいです。
しばらく進むと、3回目の登場となる命の大樹の根。
オッサンの犬化とか、イシの村の過去とか、またややこしい展開があるのかと思ってびくびくしながら手をかざしてみるものの
魔物「仕掛けを作った張本人がヘタ打って穴をあけるワケにはいかねえ。ここは回り道していくとしよう」
モンスターが、自分で掘った落とし穴に落ちないように遠回りしていくという映像が見えます。
命の大樹の根は「大樹の意志」とか「世界の調和」とか何か凄いことを言って登場しましたが、実は「このまま行くと落とし穴があるよっ」とか教えてくれる庶民派で
最初はとっつきにくいと思ったけど、友達になれそうな奴です。
すまん、でも穴に落ちたいんだ。
落ちた先に、宝箱があるかもしれないもの
【RPGあるある】
落とし穴の先にモンスターの群れと宝箱
世界の調和を無視して穴に落ちると案の定、宝箱があったわけですが、階段らしきものが見当たらず、そこには金色に光る「スカルライダー」がいます。
今回、このキラキラ光るモンスターを倒すと、乗り物に乗れるということが今さらながらわかってきました。
ホネに乗って、脱出成功です。
迷宮といってもまだ序盤、あっというまに最深部までたどり着くと、倒れているセーニャを発見しました。
ベロニカ「セーニャ…セーニャったら!ちょっとしっかりしてよっ!」
手遅れだったか…と思わせておいてからの、寝ていただけだったパターン。
どうやらここまでの言動を見ていると、ベロニカは自信家キャラで、セーニャは天然キャラらしい。
セーニャ「…お姉さま!?なんというおいたわしい姿に…」
ベロニカ「え?ア…アンタ…あたしがわかるのっ!?」
セーニャを無事に見つけられたことで、ベロニカが勇者とカミュに真相を明かしてくれます。
ホムラの温泉で魔物にさらわれてしまったこと、ベロニカは「れっきとしたおねーさん」だったが、モンスターに魔力を奪われ、体まで小さくなってしまったこと、セーニャとベロニカは双子だということ。
セーニャが仲間に加わり、ベロニカの魔力を取り戻すためにさらに前進することになりました。
セーニャの見た目の特徴ってひとことで言うと「おでこ」ですよね。
おでこ属性なんです。
でこ属性とはマンガなどで、見た目におでこを出したキャラクターの特徴、もしくはそれを好む性質です。
私は学生時代、衝撃を受けたことがありまして
昔からマンガなどで「でこ属性」のキャラは結構登場しますが、それは「キャラクターの個性を出すための一つの方法」ぐらいにしか思っていなかったんですね
ところが、K君という友人と飲んでいた時、夜も深まってくると、男どもはエロい話だとか、普段はさらけ出さない心の奥底をぶちまける謎のゴールデンタイムに突入するわけじゃないですか
友人のK君が告白するわけです
「コナンの登場人物は園子が好きだな」
いやまてと。
今ほどじゃないにしろ萌え文化だとかが脚光を浴びていた時代ですよ。
園子が好きだなんていう男がいるんかと。
そこで、よくよく聞いていくとK君は「おでこ」が好きだと、「おでこ」そのものが好きだというんです。
そこでダブルの驚きです
「おでこ」単体に魅力を感じる男がいるんかと。
それも今回でいうとマルティナみたいな「でこ見え」レベルじゃなくて、園子とかドラミちゃんみたいに、完全に見えているのがいいんだ…と!
私はもう泣きました。
そんな多様な趣味嗜好を持った人たちの世界を知らなかっただなんて
自分は何て小せえ男なんだと
新しい世界に出会った感動と、そしてそんな互いの無理解からくる争いが、地球上から永遠になくなればいいなと心から願い泣きました。
セーニャを見て感じたことは、ドラクエなどというメジャー級タイトルのレギュラーキャラに「でこ属性」が採用されたことで、いまごろK君は狂喜乱舞してるんじゃないかなということと
また、K君と同じ世界に属する全国の勇者たちにとって、これがどんなに励みとなる出来事なんだろうかと思い、ドラクエに感謝せずにはいられませんでした。
待たせたな、全国のでこ勇者たちよ
ドラクエ11 感想その10 ベロニカとセーニャのポーズは何を意味しているのか
ドラクエ11 感想その9 現在地
ドラクエ11 感想その8 カミュのネックレスの秘密
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