「木を隠すなら森の中」の発想で「秘密の話をするなら雑踏の中」というわけです。
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世界の人々を笑顔にする男
ファーリス王子には一般聴衆とは違うVIP席が用意されており、ふだんはテーブル席で優雅に食事をしながらサーカスを観戦することができます。ちなみに、よく見るとカミュだけ背もたれを前にして座っていて、後ろの席の友達と弁当食べるぜスタイル
お城で出来ない重要な話とは一体…
一方、サーカスのプログラムではついにシルビアが登場!
団長「さて!お次は世界を飛び回っては訪れた町を魅了して去っていく謎の旅芸人の登場だ!」
華麗なナイフさばきを披露した後、客席へ向かいそれを投げつけるシルビア
あ…危ない!
思わず息をのむ観客、しかし、合図とともに炎が巻き起こり消え去るナイフ!
シルビア「大切なお客様にケガなどさせません。楽しんでいただけましたでしょうか?」
巻き起こる大歓声
かつてドラクエにこんな象徴的な登場をしたレギュラーメンバーがいただろうか。
シルビアの公式事前情報は「オネエキャラ」しか分かりませんでしたが、この後すぐに、シルビアが芸人として旅をする目的は「世界の人々を笑顔にするため」であると明らかになります。
旅をする目的を隠し、つくられた性格で自分を隠し、それでも達成したい目的は人々の笑顔というんですから、シルビアの誰よりも真面目な性格と、背負っているものの大きさが垣間見える登場シーンです。
ベスト・オブ・ベロニカ「うわぁ…サイテー」
ファーリス王子「今度、騎士たちが乗馬の腕を競うファーリス杯っていうレースがおこなわれるんだ」「これまでは部下の強力もあって、父上や国民たちをあざむことができたが、レースに出たらいよいよボロが出てしまう」
人気者のファーリス王子ですが、実は自分では何もできず、今までは部下と結託してうまく乗り切っていたらしい。
ウマには乗れないが、うまく乗り切っていたらしい
ファーリス王子「そんな時、キミが現れたのだ。ボクと同じ背格好をしているキミがね。キミこそボクの影武者にふさわしい」
「頼む!一生のお願いだ!ボクの代わりに、ボクのフリをしてレースに出場してくれ!頼む!」
ゆきずりの旅人になぜそんな重要なことを頼む
勇者にはよっぽどのオーラがあったということなのか。
ベロニカ「なにそれ。そんなのズルっこじゃん。しよ。こんな頼みを聞く必要ないわ」ベロニカの突っ込みに対し、なんとでも言うがいいと開きなおるファーリス王子。
ベロニカ「うわあ…。サイテー」
このストーリーの一連の流れよりも何より、ベロニカの表情がめっちゃかわいい。
最後までプレイしたら、各キャラの魅力が最強に伝わる一枚の写真をピックアップしようと思ってたんですが、序盤でもう撮れてしまったかもしれない。ベスト・オブ・ベロニカ。
ストーリーが進んでもこれ以上のものはないと私の直感が告げている。
見事捕らえてまいれ!
翌日、パドックの控室へ行くと、有無を言わさずカッコいい鎧を着せられました。ファーリス王子「おお!バッチリ!似合ってるじゃないか!これならまさか別人だとはだれも思わないだろう」
そんなに似合っているかな?
兵士「王子さま、レース場はこちらです!応援しておりますっ!」
「なにっ?そうか私が王子か。うむ、行ってくるぞ」
兵士「おおっ王子さまっ!この子供たちがどこからか侵入しまして…申し訳ありませんっ!すぐに追い出します!」
「ハハハ、よせよせ。苦しゅうない。この子たちも私を間近で見たかったのであろう」
民衆「ファーリスさま~っ私よ!私を見てーっ!」
民衆「うぉぉぉぉ王子ーっ!」
「括目せよ!サマディーの民たちよ!」
サマディー杯のウマレースに詰めかける民衆。
これでばれないって本当ですか。
そして兜のアルミバケツ感!
突然、背後から声をかけられる
「すごい歓声じゃない。さすがは騎士の国の王子さまね」
「王子さまだからって手加減しないわ。正々堂々勝負しましょうね」
騎士の代役でなぜ旅芸人が出られるのか謎だが、シルビアはサーカスでもこちらを認識しているようでしたし、王子か勇者に対して何か特別な思いがあるようです。
シルビアだけ何でリオのカーニバルみたいになってんの?
何はともあれレーススタート!
夢中になって走ってたら写真を撮れなかったので日常レース。ドリフトと加速のタイミングが難しくて結構ハマります。
FF15にも本格的なチョコボレースがあったし、PS4は何でもレース化される傾向にあるんでしょうか。
結局シルビアに負けて2位でゴールしました。
試合終了後、通路で入れ替わります。
ファーリス王子「でかしたぞ!しよさん!相当ウマの扱いになれてるな!あそこまで走れるとは思わなかったよ!」
「キミのおかげで助かったよ。虹色の枝の件はボクがなんとかしよう。それじゃまた後で」
1位じゃなくても良かったんですね。
終了後、控室に来たシルビアに替え玉がばれる
シルビア「騎士の国のおぼっちゃん!さっきの走りやるじゃない~!アタシ感動しちゃったわ~」
「なによぉ…。ガッカリだわ。せっかくいいレースができたと思ってたのに、入れ替わってズルしてたのね」
これに対するファーリス王子の反論が興味深い
ファーリス王子「全員がイヤな気持ちにならないためにこうしてるだけだ。これですべてが丸くおさまるんだから問題ないだろ?」
ファーリス王子はいつもズルばかりしていますが
それはは決して自分のためではなく、弱い自分を隠して、王の期待や、国民の期待に応えようとして必死になっていることが分かります。
正しくはないですが、憎めない奴ですよね。
シルビア「ふ~ん。そうかしら?勝てない勝負でも正々堂々と戦うのが騎士道ってものではなくて?」
ファーリス王子「だまれ!ボクはこの国の王子だぞ!流れの旅芸人が王子であるボクに騎士道を語るんじゃない!」
ごもっとも
王に謁見し、いよいよ虹色の枝の話をしようとしたその時!
兵士「サソリの化け物です!バクラバ砂丘にまた、あのサソリが現れました!巡回中の兵士がケガをした模様です!」
まず王の執務中に勝手に入ってくるな
それ許したら、王、5分おきに問題が転がり込んできて、寝る暇もない
兵士の話によると、砂漠に毎年現れては悪さをするサソリが今年も現れたらしく、その魔物は歴戦の騎士たちでもかなわなかった強敵らしい。
マディニー地方でまだモンスターと戦ってませんから、そろそろ来ると思ってた頃です。
サマディー王「よしファーリスよ!行けい!砂漠の殺し屋を見事捕らえてまいれ!」
よしきた
王様のセリフまわしカッコいいな
ドラクエ11 感想その13 シルビアのロマンチックナイト
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