勇者の母の手紙全文
しよ……。あなたがこの手紙を読めるようになった頃、私はもうこの世にはいないでしょう。あなたが生まれてすぐ、故郷のユグノアの地が魔物に襲われました。私は、あなたを逃がすので精一杯でした。
いいですかしよ。心ある人に拾われ、立派に成長したらユグノアの親交国であるデルカダールの王を頼るのです。
あなたは誇り高きユグノアの王子。
そして忘れてはならないのが、大きな使命を背負った勇者でもあります。
勇者とは、大いなる闇を打ち払う者のこと。
いずれこの言葉の意味が何を意味するのか分かる時が来るでしょう。しよ。一緒にいてあげられなくてごめんなさい。
無力な……母を 許し…て…
母の手紙によると、主人公は「ユグノア」という国の王子であり、「勇者」であると書かれています。
勇者とは大いなる闇を打ち払う者のこととしか書いておらず、ユグノアの王子だから勇者なのか、何か違う理由があるのかは分かりません。
本当の母はオープニングムービーに出てきましたが、勇者にとっては馴染みのない人物なので、感慨よりも驚きの方が大きかったんじゃないでしょうか。
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テオじいさんの手紙全文
未来から来たお前に出会った後、わしは約束通りお前の道しるべとなる物をここに埋めておいた。
母親の手紙はもう読んだかのう?あの手紙はお前が流されてきた時、一緒に入っていたものじゃ。
わしはあの手紙に従い、お前をデルカダール王国に向かわせたが、つらい思いをさせたようじゃの。
なぜユグノアの地が魔物に襲われ、勇者が悪魔の子と呼ばれているのか……。わしには見当もつかんかった。
なれば真実は自分の目で確かめるしかない。東にある旅立ちのほこらの扉をあけるまほうの石をお前にさずけよう。
それを使って世界を巡り真実を求めるのじゃ。お前が悪魔の子と呼ばれ追われる勇者となったすべての真実を……。
しよや。人を恨んじゃいけないよ。わしはお前のじいじで幸せじゃった。
手紙のはずなのに「わし」とか完全に喋り言葉。
じいさんが本当にそう書いているというより、勇者が脳内変換していると信じたい。
テオじいさんは、勇者の本当の母親の言葉に従い、成人の儀式のあとテルカダールに向かわせたことが書かれています。
ここで1つ疑問がわいてきますが
デルカダールへ行くと、孫がつらい思いをすると聞いていたのに、テオじいさんはなぜそれでも勇者をテルカダールへ向かわせたんでしょうか。
テオじいさんはなぜ勇者をデルカダールへ向かわせたのか
赤ん坊を拾ってきた時、普通は自分で育てるなんて考えません。このままテルカダールへ届けた方が、はるかに安全だと考えたと思います。
ところが、テオがそうしなかったのはおそらく、子供を持てないまま夫に先立たれたペルラを不憫に思っていたのと、
あわせて、実の母の手紙にあった「心ある人に拾われ、立派に成長したらデルカダールを頼るのです」というくだりが、公権力に頼るのは危険だという実の母の訴えだと察し、
最後まで迷いながらも、イシの村で、ペルラの息子として育てる決心をした。
勇者を家族として育てながら、本当にこれでよかったのか、ほんのわずかであっても罪悪感を抱き続けており
そんな中、目の前に青年となった孫が現れ、ああ、この子はやっぱり特別な子供なんだなあと、相当な驚きとともに、いずれ「大きな使命」を果たすという勇者の道に返さなければいけないと悟った。
でも、青年の顔を見ると、大人になるまで「勇者」だと明かさなかったのは正しかったと思えたし、
それまでは、孫として、ペルラの息子として、何があっても乗り越えていける子供に育てようと決心したんじゃないでしょうか。
だからテオは、勇者がデルカダール王に裏切られるという辛い現実に向き合わなければならないと知っていても、母の言葉にしたがい、そこへ向かわせた。
次々と明らかとなる事実をどう受け入れていいか分からない勇者。
カミュは何も言わず、勇者の肩をそっとたたきました。
レッドオーブを求めて
また、ここには、デルカダールで取り損ねたカミュのお宝「レッドオーブ」が、グレイグ将軍によって移送されたという「デルカダール神殿」があるため、まほうの石で旅立つ前に、カミュのお宝も回収することに。
デルカダールの城から遠く離れたこんな地域に、なぜ「デルカダール神殿」があるのか謎ですが、この東洋的な雰囲気からも、もともとは古代の遺跡の跡地で、それを現在のデルカダール王国が祭事や儀式に利用しているのかもしれません。
遺跡に入ると、倒れているデルカダール兵たち。
何か良からぬことが起こっているようです。
カミュ「おいおい。どういうことだこれは…」
遺跡には、ホイミスライムが初登場!
ホイミスライムに関してはドット絵だろうとリアルになろうとあんまりイメージが変わらない。
イビルビーストの倒し方
気になるのは戦闘前のイビルビーストのセリフ
「ケケケ。こいつは楽な仕事だぜ。このオーブをあの方に渡すだけで、ほうびは思いのままって話だからな」
ついにラスボスの姿がちょっとだけほのめかされる
まだ物語序盤なので、あんまり攻略方法もなさそうですが、やっぱりカミュにはブーメランを装備させておくと、このイビルビースト戦で大活躍できます。
カミュの攻撃を中心に、勇者のホイミで回復しつつ、徐々にHPを削っていく作戦がおすすめです!
HPに余裕があれば、勇者の「かえん斬り」も叩き込む!
というかそれしかできない!
イビルビーストを倒し、レッドオーブを取り戻したカミュ。
カミュ「お前と一緒にいれば、いつかオレの願いは果たされるとな…」
ドラクエなので、エンディング時には全てのモヤモヤが晴らされていること間違いなしです。
カミュの目的やレッドオーブの意味も、だんだん明らかになってくるんでしょう。
そしていよいよ、勇者の真実を探し求め「旅立ちのほこら」から、まほうの石を使って出発する時がきました。
ほこらの前までやってきた勇者の背後に、デルカダール騎兵の姿が
ドラクエ11 感想その8 カミュのネックレスの秘密
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