デルカダールのグレイグ将軍の部隊が待ち伏せしていて攻撃を受けます。
デクがわざわざ「グレイグ将軍」の部隊がレッドオーブを移送したと言っていたのは、この時のための伏線たっだらしい。
それより、デルカダール神殿内でイビルビーストに部下どもがやられている間、将軍はどこで何をしていたのか、現実なら責任問題だぞと敵のことながら心配になります。
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これがドラクエだ!
放てーっ!の合図をするグレイグ将軍。ボウガンは勇者の馬に命中し派手に落馬、そこへすかさず回り込み、助けに駆け付けるカミュの馬。
普通に考えると「馬から乗り出すカミュと手を差し伸べる勇者」の見せ場のカットが来るわけですが、でもそこは伝統と実績のドラクエ、そんなカッコいいシーンはないかなと思いつつも、
思いつつも、PS4のスクリーンショットは連続で撮れないので、こういう早い展開はどこかに的を絞ってシャッターチャンスを待つしかないわじゃないですか
やはり、手を差し伸べるシーンがあることを信じる!
※動画で撮れば全て解決
迫るグレイグ軍騎兵
横から走り寄るカミュの馬
イベントシーンそっちのけで、写真のタイミングばかりを気にするプレイヤー!
いよいよカミュが近づき
勇者と馬がぶつかりそうになった、その時
馬から乗り出したカミュ!
応えるように手を差し出した勇者!
がっちりとにぎられるカミュと勇者のこぶし
あ…あったぞぉ!!
今年のドラクエはひと味違う
ドラクエが好きでよかった…!
あらかじめ馬上から「まほうの石」を反応させ、旅の扉を起動させておくというテクニックを見せつけるカミュ
テオじいさんといい、みんなの発想が豊か
旅の扉が閉まるギリギリの所でグレイグ将軍を振り切ることができたというとても映画的な演出でした
こんなドラクエ見たことない。
グレイグ「しよ……。逃がしはせぬ。地の果てまで追いかけてやるからな……」
勇者は「無実の罪で追われる主人公」という最強のロマン属性を獲得した。
オムスビ山地のロケーション
旅のほこらを出た先は、草木の生えない不毛の大地が広がる大陸でした。カミュ「しかしここはどこだ?見渡す限りなんにもねえぞ……」
とか言いながら、そんな場所に都合よく立っている神父と行商人。
お前らここに何しに来た
出現する代表的なモンスターはスラムベス。
スライムベスは代々「ある程度強くなっているのに、また最弱の敵が必要な場面」で登場するモンスターで、いわば仕切り直し屋です
スライムベスが登場したということは、このホムスビ山地からの冒険が、勇者にとっての新しい旅立ちであるということを意味しています。
ホムスビ山地のロケーションはというと、溶岩が吹き出す活火山に、至る所に湧き出ている自然の温泉。
植物は自生できず、モンスターの活動も活発で見るからに危険な地域で
溶岩でできたと思わる岩のアーチが並び、世界地図で見ても交通の要所とは言えない辺鄙な場所にあるため、旅人の往来もあまりなさそうな地域です。
唯一違う所は、火山のふもとに「ホムラの里」という人の住む町があるということです。
町はとても和風な雰囲気を漂わせていることから、ドラクエ3でいう「ジパング」的なポジションですが、今回は入口には唐突に「鹿」が配置されていることから
ホムラの里=奈良=古代の都
をイメージさせたいものと思われます。
サムライ・スシ・スキヤキ
ホムラの里は、洋風ファンタジーRPGであるドラクエの世界観に溶け込み、かつ、なるべく和風の表現を追求しようとしたためか一見すると「外国人がイメージする日本」みたいな構造物になっていていて、かなり妙です。
「教会」のマークと一緒で、宗教的理由からあんまり本物に近づけ過ぎないよう配慮したものと思われます。
ファンタジー的な「教会」を建てるべきかでスタッフ同士の激論が交わされたと思われるホムラの里の青空教会。
結局、「神父」と「ゴシンタイ」を野ざらしの広場に配置することで落ち着きました。
あんまりだろ。
酒場にはひょうたんに入れた「SAKE」を提供。ついたては「SHOJI」スタイルだ!絶対おしゃれな器に盛りつけられた「SUSHI」が出てくる雰囲気。
それと、のれんが室内の窓にぶら下がってるんですが、のれんってカーテンじゃないからね。
外国人の方がデザインしたのかな?
木の格子窓から漏れる明かりが幻想的で美しい。「あんどん」と「電灯」が入り混じる。
和室といえば「GOZAマット」に「CHABU台」スタイルだ。手燭に日本茶らしきものが見えます。
こてこてか。
巨大な「しめなわ」が巻かれた神棚。そして店主こだわりの薬がところせましと並べられた棚。
「クンフーの達人感」が凄い眼光鋭い店主なので、恐らくマンドラゴラの根とか、虎の胆石とか、恐ろしくレアな漢方を扱っているに違いねえ…
どうぐを買う
どれをお求めですか?
「やくそう」
「どくけしそう」
「キメラのつばさ」
うん、買いかぶりすぎて逆にごめん
竹藪の中、神社のような建物に「シャチホコ」スタイル。
家の扉はバンブースタイル。居酒屋のトイレみたいでめっちゃ不自然。
和風ということは、寝具は当然ふと…ベッド!!
客室露天風呂付きの和洋室タイプか
いやいやホムラの里を一言で言うと最高ですね。
ドラクエといえば温泉だ
カミュ「よう遅かったなしよ。ここの蒸し風呂はなかなかいいぞ」あんまり話題にはなりませんが、ほぼ歴代のドラクエに登場する「温泉」 。
実は、ホムスビ山地のほこらを出て、活火山を見た時から一人で
もう温泉きたわ
と思ってわくわくしっぱなしでした。
ちょっと言いいたんですが
男は30過ぎると温泉の気持ちよさとか、懐石料理の美味しさがつくづく身に染みて分かるようになっていて、温泉へのこだわりが半端ないわけですよ
雪の日の早朝に入る露天風呂の気持ちよさは想像を絶するものがありますし、温泉があまりに至福なんで、温泉旅館って本気で「現世に現れた極楽」だと思ってますからね。
ということで、ゲームに温泉が登場するのはドラクエぐらいなので、今回も非常に注目していたわけですが、
ドラクエ11の温泉は「蒸し風呂」という設定で、熱々に焚かれた岩から蒸気を発生させるサウナのようなシステムになっていて、
例え蒸し風呂であっても上下服着用は見るからに気持ち悪そうでちょっと残念です。裸でひとっ風呂あびたかった!
それでも、脱衣所やら渡り廊下があり、打たせ湯があったり、男風呂・女風呂が分けて作られているとか、ドラクエ温泉史上、過去最高の完成度でおすすめです。
カミュのネックレスの秘密
ストーリーの方は、温泉に現れたルコという迷子の少女のために、人探しをすることになる。温泉に行くと目立つカミュの青いネックレス。
「宇宙兄弟」という漫画の31巻に青いネックレスのエピソードがあるんですが、それはこんな感じです。
NASAの宇宙飛行士として、日本人で初めて月面を歩いた主人公の弟ヒビト。
順風満帆に見えたキャリアの中、月面の事故をきっかけに、宇宙服を着るとパニック障害を発症するようになる。
病気を克服したものの、再び宇宙へ飛び立つ道は閉ざされ、絶望の内にNASAを去るヒビト。
だが、再び宇宙へ行くという夢を諦めきれないヒビトは、ロシアの宇宙飛行士となるため、異なる文化に苦労しながらも訓練に励んでいた。
そしてついに、宇宙ミッションのバックアップクルーに任命された日、お祝いに届いたのは青いネックレスだった。
アクセサリーをつける習慣がなかったものの、贈り物を身に着けて生活するヒビト。
ある時、同僚から、それがターコイズという”人生という旅の守護石”といわれているパワーストーンで、「危険」や「ネガティブな力」を遠ざけ、勇気と行動力をもたらしてくれるものだという話を聞く。
送り主からのエールを受け取り、胸が熱くなるヒビト、兄弟で月面に立つという夢をかなえるその日まで、挑戦を続ける決意をするのだった!
形と色合いから、カミュのネックレスはターコイズの石で、何か願いが込められているものと思われます。
カミュは今回のエピソードで
「まったくデキの悪い妹を持つと、兄ちゃんや姉ちゃんは苦労するよな……」
という意味深な発言をしますので、カミュ本人に妹がいるのか、誰かのことを指しているのか
物語後半で、明らかになるかもしれません。
カミュは、迷子のルコが探しているのは、温泉に来る前にすれ違った大人びた子供のことだと思い、 里の中を探し回りました
赤ずきん「誰よその子。あたしそんな子知らないけど?」
でも、里の入口で見つけるも、結局は人違いでした。
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ドラクエ11 感想その8 現在地
ドラクエ11 感想その7 テオはなぜ勇者をデルカダールへ向かわせたのか
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