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カミュらしさの定義
その時のカミュのリアクションがこう
カミュ「おいおいマジか…ひょっとしてこいつは…」
「しよスゲェぞ!こいつは各地に伝わる財宝伝説に登場するいにしえの神の金属、オリハルコンだ!」
カミュは盗賊なので、ここは、カミュが「らしさ」を発揮している貴重な場面として後世に語り継がれていくべき場面といえます
あとカミュらしい場面といえば・・デクと絡むシーン以外は、ホムラで情報屋ルパスが裏社会の人間だと見抜いた場面ぐらいじゃないですか
それ以外は「賊」感ゼロ
むしろ、記憶喪失で牢獄にぶち込まれている方がカミュらしいと言えなくもない
カミュ「間違いねえ。お宝のことならオレの専門だ。世界でいちばんめずらしい貴金属としてマヤからもさんざん聞かされてるしな」
「…まさかこんな所にあるとはな。このオリハルコンを鍛えれば、とんでもねえ剣が作れるはずだぜ!」
カミュ、ようやくピンとくる
でもプレイヤーは「鉱石」と聞いた時点でピンと来てました。ドラクエだし
ドラクエ11のオリハルコンは綺麗な青色です
歴代ドラクエに登場するオリハルコンはだいたい青系なんですが
ロトの鎧の素材になっているという伝説的な鉱石「ブルーメタル」が登場する「ビルダーズ」だけは、オリハルコンが金色で表現されてたりします。
これがなかなか壊せなくて憎たらしいんですよ
この辺りで覚えた二刀流でさっそくブーメランを装備してみる
二刀流がブーメランでも可能だということにも驚きましたが、それより何より
その持ち方がカッコいいな
顔で押し切った王
一行は「勇者の星」を調べに久しぶりにサマディーへグレイグ「…勇者の星がサマディーに迫っているというウワサは本当だったのか」
グレイグ「大樹が地に落ち、世界が闇に包まれた後、突如として落下を始めたそうだ。いったい世界で何が起こっているのか…」
ロウ「勇者の星か…」
「おぬしの母エレノアが好きだったローシュさまの神話。古代の人が作ったおとぎ話に過ぎんと思っていたが…」
「魔王によって世界が崩壊した今このとき、勇者の星が落下を始めたことを考えると、そうとも言い切れんか…」
ロウの話の最中
オープニングに出てきた黒いヨッチ族がその場を横切り、勇者の星との関係性をほのめかします
お城では久しぶりに見たファーリス王子が何だか頼もしくなってました。
ファーリス王子「父上、心配いりません!ボクがあの星の謎を解き明かし、サマディーの民を安心させてみませます!」
頼りないイメージだった王子がまるで別人みたいに
このギャップはずるい
初登場時に、とことんヘタレキャラにしたのはそういうアレですか
そしてここでは、ロウとサマディー王の再開という、華やかさはないがとても感慨深いシーンがあるんです
サマディー王「あっ…あああっ!なんと!そっ…そのご尊顔はっ!」
ロウ「ひさしぶりだな…サマディー王よ。ユグノアを忌まわしき災厄が襲ったあの日。四大国会議の日から16年ぶりになるか」
サマディー王「ロッロウ殿!事情はすべて聞いています!勇者がロトゼタシアに災厄をもたらす悪魔の子だという話はデタラメだったと!」
サマディー王「デルカダール王のウソを見抜くこともできず、世界の崩壊という最悪の事態を招いてしまったこと、どうかお許しください!」
ロウ「…もうよいのじゃ。カオを上げよ」
サマディー王「ロッ…ロウ殿…あっありがとうございます…」
ーーー
16年ぶりの再会した旧知の王に対し、サマディーのリーダーが、自分の非を認めて素直に謝罪する姿と、色々言いたいことがあったはずなのに、それでも色んなものを飲み込んで、王の謝罪を素直に受け取るロウ
この二人を見ていると、王たるもののフトコロの深さをかいま見た気がして
尊敬の念を抱かざるを得ません。
謝ったのか、謝っていないのか、顔で押し切ったデルカダール王とは偉い違いですね
いやでも王として有能なのは恐らくデルカダール王ですが
サマディー王の「デルカダール王のウソを見抜けず世界の崩壊を招く」というセリフは、いかにも勇者の邪魔をしてウルノーガを助けたような言い方に聞こえますが
勇者が以前、サマディーに来た時は、最後まで「旅の者」と認識されていたはずで、サマディー王は勇者を追うことに興味がありませんでした。
このセリフは、過去16年、ウルノーガの正体を見抜けず、四大国会議で最後に意見の一致を見た「勇者を助ける」という約束を果たせなかったことへの謝罪だと思われます。
ところでサマディー王は
息子のファーリスを助けた旅の者=ロウの孫=伝説の勇者
という方程式が今ここで繋がったはずで、普通だったら
「な・・なんとっ!そなたが勇者殿であったか!」的なやり取りがありそうなものですが、そういうリアクションが一切ないんです
これはたぶん、開発者が忘れていたとかそういうことではなく
「サマディー王だし、そこまで掘り下げなくていっか!」という投げやりだと思われます
それこそがサマディー王だ!
グレイグらしさの定義
サマディー王「ただひとつだけ気になることがあります。息子のファーリスがあの星をおおう赤い結界に刻まれた文字のようなものを発見したのです」ロウ「勇者の星に結界が…?そこに文字のようなものが刻まれておるじゃと?」
サマディー王「はい。それで王子は先程、その文字のようなものを調べるため、学者を連れてバクラバ砂丘へ向かいました」
シルビア「王さまちゃんから事情は聞いてるわよ。あの星を調べるためにここに来たんでしょ?ずいぶん成長したじゃない♪」
ファーリス「エヘヘそれほどでも…。王子として仕事をしてるだけさ。でも皆さんどうしてこんな場所に?」
グレイグ「俺たちがここに来た目的はお前と同じ。勇者の星の調査に来たのだ」
ファーリス王子「あっあなたはデルカダールの英雄グレイグ将軍じゃないですか!こんなところでお会いできるとは!」
グレイグ「その言葉はうれしいが、我が隊に入らずとも、民を守ろうとするその勇気があれば、お前は立派な騎士だぞ」
ファーリス王子「ああ!グレイグさんからおほめの言葉をいただけるなんて感激です!」
グレイグはパーティー内ではムフフ本担当大臣補佐官だが
世間的には銅像が建つほどの有名人だった
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