ビルダーズ2 感想その2 なにもつくれない少年・シドー

ここは、ロト血をひく勇者によって邪神シドーが倒された後の世界

各地に残されたハーゴン教団の残党は、「モノづくり」を禁止し、人々から生きる目的と希望を奪い去っていた・・

そんな世界に、ハーゴン教団の教えに真っ向から立ち向かう、伝説の“ビルダー”が降り立ったのだ!

彼女の名は

スイス




メインでプレイしているのが、我が家の6歳の娘なので


名前に国名をつけるとかまさか斬新すぎるので「え・・・スイス?」って思わず聞き返してしまいましたが

慣れてくると、テイラー・スイストとか、カール・スイスのような、インターナショナルなニュアンスが含まれている気がしないでもない

そもそも、ビルダーズ1の時の名前がばだざがだったことを考えると、名前に意味が込められているだけでも驚きではないか・・・幼稚園で国旗か何かの授業があったんですね

まあ「ばだざが」は「ばだざが」で、「サマンサ・バダザガ」みたいなブランド名っぽさがあって好きでしたけど!





こわすことしかできない少年シドー

物語は、主人公が魔物たちに捕まっている船の上から始まり、チュートリアルをこなしながら、嵐で海に転落してしまうシーンからスタート!

ただし、事前に体験版をプレイしていると、チュートリアルモードをスキップした状態で、いきなり「からっぽ島」に流れ着いた所から始まります

その世界では、体験版でつくっていた建物は、きれいさっぱり消えていました



【ビルダーズ2の教訓】
体験版が気に入ったら、あんまり作り込まずに製品版を買え



悲しすぎる。

この「からっぽ」島には、スイスと同時に流されてきた人物が2人います
少年シドー

シドーは、記憶を失った少年であり、ビルダーである主人公の能力を面白がり冒険を手伝ってくれることに

あの「邪神シドー」との関係は明らかにされませんが、とんがった耳、ドクロのベルト、ルルが気に入らないことを言えば「息の根をとめようぜ」などと発言する、その悪魔的言葉遣いを見ると、明らかに何か関係がある様子

傍若無人ですが、なぜか意外と情に厚い性格をしています
ルル

ビルダー1をプレイした人なら「えっ?ピリン?」となってしまうくらい、前作のヒロインに似た町娘

ビルダーズ2が、ドラクエ2の世界観を持っているのであれば、ルルはピリンの子孫ということなのでしょう

いきなりルル王国の建国を宣言するという破天荒な性格。そう、この島には常識をもった人間はいないのだ
最初は、海岸で素材を集めながら、簡単な部屋の作成からスタート

空腹度の概念も健在で、とりあえず腹が減ってはビルドもできぬと、その辺の海に生えていたコンブというコンブを引っこ抜き、食べつくしました

シドー「…なに?たき火をヒラメイタ。ソザイがあれば作れるだと?」

ビルダーが何か新しい素材を手に入れると、作業台でつくれるものが増えていくという展開になります

はじめにつくるのはもちろん食べ物

来る日も来る日もコンブを食べ続け、いいかげんにダシ以外のものが食べたいとなっていた頃、たき火から「焼き貝」をひらめき、海藻以外の食べ物を無事に手にいれることもできました!



スイスがモノを造る様子を見て、シドーは自分もやってみようと何度も作業台に向かうのですが、一向に何かを生み出すことができないんですね

その代わり、シドーは戦いが得意

戦闘はずっと2人で戦うことになりますが、スイスよりもはるかに強いため、放っておいても敵を全滅させてくれます。

開始早々、シドーは破壊しかできないのだと、プレイヤーに印象づけてくるドラクエ

やめてくれ

あまり悲しい展開にはしないでくれよ!



かくして、ビルダーであるスイスと、シドー、ルルの大冒険が幕を開けたのでした。




ドラクエ2にモンゾーラってあったっけ?

しばらく進めていると「しろじい」という謎の「おおきづち」の精霊が登場し、掲示板の使い方やらいろんなシステムのチュートリアル的なモノを懇切丁寧に教えてくれ、新たな島への海路も開けます

言わば「からっぽ島」の導き手みたいなものですが

「しろじい」がなぜ半透明なのか

「しろじい」がなぜフワフワ浮いているのか

その辺の事情には、一切興味が湧きませんでした。



ただ気になったのは、新たな島「モンゾーラ」という地名

前回のドラクエビルダーズ1の舞台は「アレフガルド」であり、メルキド、リムルダール、マイラ、ラダトームというお馴染みの地名が数多く登場していて

ところが、今回のワールドマップを見ると、ドラクエ2の世界地図とは関係がない様子。ローレシア、ムーンブルク、サマルトリアはどこへいったんだ!?
ルル「帰ってきたら、三人でルル王国の建国式をしましょうね!」

とにかく、からっぽ島を一緒に開拓してくれる仲間を探しにいくことにしたスイスとシドー

ルルは、海難事故の恐怖から船に乗れなくなっていたため、島に残ることになります。
ルルとしろじいに、必ず新しい仲間を連れて帰ると誓い、旅立ちました

そこで聴こえてきたのは謎の声
まさか破壊の神とビルダーが出会うとは

しかしこれも運命。人も魔物も、神ですら運命からは逃れられません。

破壊神シドーこそ、この世界の最後の希望なのです…。


この雰囲気は・・ルビスかな?
二人は、5つの野菜がみのる島

モンゾーラへとやってきました




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