星ドラ ナイザトロズの正体とストーリーシーズン3のあらすじまとめ

ネタバレ強度:特大
星ドラストーリーシーズン3をクリアしました。色々な疑問点がすっきり解決したので、物語をスキップしてる派のあなたのために、ナイザトロズの正体とシーズン3のストーリーをまとめて紹介だ!

シーズン2はこちら↓
星ドラ セセニョンの正体とかストーリーシーズン2のあらすじ




星ドラシーズン2あらすじ

宇宙政府によって生み出された魔星王を倒した主人公3人(シーズン1)。ガイアスが手遅れというささいな出来事を除けば、ブルリア星にはつかの間の平和が戻った・・その後、宇宙王の末裔を名乗るゲリラ組織のリーダー「オリオリ」の勧誘により、新たな戦いに身を投じることとなる。

オリオリ率いる「義勇軍」の目的は、彼女の父ゼナ3世を殺し、宇宙統治の実権を奪った「宇宙政府」から王座を取り戻すことだった。2代目冒険王である主人公たちが協力すると決めたのは、反抗的な星を滅ぼそうとする現宇宙政府のやり方を許せないという理由があったからだろう。

オリオリには当初、夫のセアドが率いる「星屑魔法団」という強い味方がいた。しかし、物語が進むにつれ、星屑魔法団は宇宙政府に協力するようになり、セアドの野心が明らかになる。

セアドに利用され、次々とたおれる義勇軍の隊長たち。星屑魔法団はついに、強大な力を持つ魔星王メテオスライムを復活させ、宇宙の完全支配をもくろむも亡きボロンの相棒ホワイピのメガザルにより、星の危機は救われたのだった・・了




星ドラシーズン3見どころ

シーズン2で解説役クサロを除くほとんどの隊長を失い、失意のもとで訪れることになる惑星アレス。3も引き続きシリアスな展開が続きます。

一息でまとめると、アレスでコッツの母メイビアと出会い、ノルル族を助け、オリオリは宇宙王の書から脱出するために7賢者に認められるように努力し、歴代宇宙王の象徴である銀河竜アルタイの協力を得て、とんでもない力を持つという竜の血族を奴隷から解放し、ソフィとナイザトロズの正体を明らかにし、その力で敵の本拠地キングパレスへと攻め込み巨大セアドラーダマシンを粉砕し全ての黒幕であるソフィを撃破しましたとさ・・!



【名シーンその1 ようかんのレシピ】

それはかつてないシリアスな場面での出来事。サブクエストでずっと追いかけ続けてきたナイザトロズの生みの親、科学者モペイモから明かされる衝撃の事実

モペイモ「あれもソフィと同じ・・人工知能をもった人造人間だ」

しかし、ナイザトロズは科学者たちがつくったのではなく、誰が何の目的で生み出したのか分からないという・・・深まる謎、緊張のあまり張り詰める空気。

科学者モペイモは、来るべき戦いに受け「これはその時のために使ってください」と真顔で差し出したのだった。栗ようかんのレシピを。
たぶんクリヨーカンっていう兵器だと思う。



【名シーンその2 これぞチカラ】

モブキャラこそ、新しい力を得た時の高揚感をおさえることができず、ついつい敵を煽ってしまうものですよね!

貴族星を支配するセアドの父ネウソンは、ソフィの力によりロボめいた姿にバージョンアップする。敗北フラグだとも知らずに口走るのだ。陳腐かつファビュラスな煽り文句を

ククク・・これぞチカラ!
後悔する時間さえ無いと思え!
これぞチカラ!うーん響く。よし私も高額宝くじに当選したら札束を広げて「これぞチカラ」とツイッターで煽ろう



【その3 ベビーソフィの未来】
星ドラシーズン2、シーズン3最後のオチは、まさかの時間逆行もの。

最後の戦いが終わっても、ソフィの「ゆるやかな死」計画をとめることはできない・・と思われたその時、急にモペイモが「宇宙王と銀河王のチカラをもってすれば、バグの穴を通って過去に旅できる!」とか言い出す。しかもそれは冒険王の想定外の強さによって可能になったとのこと

ゴロニンやクサロがだいぶ前から、ゆるやかな死計画を止めることで、コッツを生き返らせることができると言っていたのは、最後の最後に明らかにされたこの理論を知っていたということで、幽閉されていた科学者たちと密かに連絡をとりあっていたという設定か

とにかく、ゆるやかな死=忘却のメテオを鉄腕アトムしたオリオリは「出会った場所でまた会いましょう」と言い残してバグ穴へ消える。何かハウルの動く城で同じようなセリフを聞いたことがあるような
気が付けば、モガマルや主人公はオリオリと出会ったマール島の浜辺に打ち上げられています。そして、赤ん坊になったソフィ―を抱えたオリオリ、復活したコッツやボロンも加えての大団円となりました。

最初は、時空のバグ穴に飛び込び、数年前にタイムスリップしたオリオリが、セアドとソフィの出会いを阻止したのかと思ったのですが、どうやら「時の逆行」とはそんなものではなく、世界の時間は通常通り進行していて、一定の当事者だけが、ソフィと関係する前の状態にリセットされる、という状態らしい。

でなければ、コッツと再会したドウェインが半日間泣き続けたというエピソードが成り立たないし、セアドが銀河牢獄なる所に収容される理由もない。なのでマール島の浜辺で再開したボロンが、なぜか初対面のていで接してくるのはどう考えても納得できないけど、他人行儀風の再会を演出しているボロンなりのジョークなのかもしれない。ややこしいわ。
この戦いで犠牲になった人々は全て復活したという何とも救いのある終わり方で、ご都合主義だろうが何だろうがとってもいいエンディングだなと思う。

主犯格のソフィは時の逆行で赤ん坊となる。オリオリは彼女も犠牲者だと言い、赤ん坊を育てることを誓います。

逆行の前の最後の戦い、ソフィは、主人公たちの冒険を見て、AIである自分に「うらやましい」という感情が芽生えたと告白します。オリオリはそんなソフィを見て、その感情は寂しさであると言い当てました。

ソフィが最初から戦争という人類の原罪を背負うのではなく、オリオリのもとで満たされた生活を送ったならば、再び平和のためには「ゆるやかな死」が必要だという結論を導き出すのか、今はまだ分かりませんが、オリオリは、自らが掲げる「人と魔物が共存する世界」の実現に向け、一歩を踏み出したのでした。

コッツも生き返ったし、セアドが力を失ったのであれば、セセニョンの呪も解けてオリオリと再会できるだろうし、めでたしめでたし!
・・ホワイピは?

※たぶんギガメガザルで惑星のコア的なものになってしまったため復活できない




宇宙政府とは何なのか

シーズン3冒頭で、宇宙政府がいきなり倒されたという話がでてくる。

あのラデュラゲとかドスラーデスとか所属していて、その割にはこれまで組織なのか作中全く明らかにされることのなかったあの「宇宙政府」なんですが、実はこの宇宙政府、冥星ダイタンという星に住む他種族や人間を認めないモンスターたちの集団であり、他の惑星を征服しながら、オリオリの父ゼナ3世の治める宙域、惑星アレスに侵攻してきたということが明らかになります。

モンスターの種族で構成される惑星アレスの軍隊「アレスの聖剣」は、ダイタンのモンスター優遇思想に共鳴してゼナ3世の排除を黙認してしまった。そしてそれを裏から手引きしていたのがセアドだった。

ここで倒されたという宇宙政府とは、惑星アレスを支配していた一部のダイタンから来たモンスターのことであり、それをさらに、セアドが力で排除し、実権を握りました。

今回のラスボスはソフィだけど、シーズン4と5の舞台は冥星ダイタンじゃないかなと予想します。

〇星ドラのラスボス予想
シーズン1 ドスラーデス
シーズン2 メテオスライム
シーズン3 ソフィ
シーズン4 アルテマドラキーみたいな
シーズン5 ダイタンの王?

そして、シーズン2の主役ともいえるボロンの見た目についての謎も明らかに。シーズン3で登場する父のゴロニンはモンスターで構成されるというアレスの聖剣の将軍として登場します。
つまり、ゴロニンとボロンの紫色の肌、とがった耳は、彼らが魔物系の種族であるというこことを示していて、おそらくセセニョンも同じ種族。

オリオリは人と魔物が共存できる新しい宇宙をつくると宣言しました。新宇宙王オリオリと親衛隊長のボロンが種族の壁を越えて並ぶ姿は、まさにオリオリの理想を象徴する姿として、人々の記憶に残ることになるかもしれません。




セアドラーダとは何者なのか

惑星アレスの中心地キングパレスを乗っ取ったのは「宇宙王セアドラーダ」を名乗るセアド。世襲である宇宙王の座を受け継ぐ正当性をもっていないセアドは、オリオリの妹を名乗る「ソフィ」と結婚し、宇宙王の血脈であると主張していました。

ややこしいですが、シーズン3時点の惑星アレスは、新宇宙王セアドラーダと、率いる新宇宙政府に統治されています。

途中に出てくるノルル族が言うには、惑星アレスにはセアドラーダが議長をつとめる全宇宙の最高決定機関「宇宙議会」なるものが存在していて、そこでソフィの血筋に疑問を投げかけたノルル族が目を付けられ、厳しく弾圧されているとのこと。

そんなエピソードからも、力で王位を簒奪したにもかかわらず、自信満々に議会を招集し自由な発言の機会を与えて墓穴を掘るセアドは未熟な暴君というイメージにぴったりです。
セアドはソフィの力でパワーアップし、セアドラーダと改名します

ラーダとは、星ドラーにはおなじみ、たまに出てくる超機械文明を彷彿とさせる古代遺跡のクエスト群であり、ソフィやセアドの力は、古代ラーダ文明由来のもの

貴族星アレスを支配していたセアドの父、ネウソンも「ネウソンラーダ」を名乗っていることから、こちらもソフィの力でパワーアップしたいました。

セアド目線の時系列をまとめるとこうで

・貴族星イリスの統治者ネウソンの子として生まれる
・オリオリと結婚する(アレスでは政略結婚が普通という話が出てくる)
・結婚前から宇宙王になる野心を持っている
・ダイタンを引き入れて時の宇宙王ゼナ3世を排除する
・オリオリを守るふりをして宇宙王の書にとじこめる(銀河竜と契約させないため)
・ネウソンの組織した星屑魔法団を使い、オリオリの義勇軍活動に協力する
・オリオリのやり方と決別しソフィの力でダイタンを排除、新宇宙王を名乗る

ソフィと違い、ストーリーでほとんど深堀りされることがないけれど、平和な世界を実現するためにソフィが生み出された惑星アレスの現状を見るに、セアドのような権力志向の人はたくさんいるのだと思います。




ソフィと「ゆるやかな死」とは何なのか

セアドの力の源泉であるソフィとは何者なのか。

ソフィとは、アレスの科学者3人が作り出した人造人間であり、AIです。

世界の争いがなくならない現状を憂いたモペイモはじめ3人の科学者は、完全無欠の人口知能であるソフィを開発しました。

ソフィは、平和をもたらす完璧な答えとして「ゆるやかな死計画」を提案します。

ゆるやかな死とは人類補完計画みたいなもので、戦いを好む宇宙全ての生き物をリセットするという壮大な仕事のこと。この場合のリセットとは、ただ単純に命を奪うということではなくて、ソフィが「すべての記憶ごと消し去る」と言っているので、存在そのものと、過去の記憶まですべてを無かったことにできる何か凄いアレです
ゆるやかな死の具体的手段は、ソフィが最後に使う忘却のメテオのこと。

忘却のメテオを発動させる莫大なエネルギー源は、主人公ら冒険王と、宇宙王と銀河竜アルタイが成長する無限のパワーという何とも漠然としたファンタジーだが、ラーダ文明凄すぎとしか言いようがなく、ゲームだからそれでよし!

セアドとソフィの出会いは明らかにされていませんが、何らかの方法でソフィの存在を知ったセアドが、自分の野心のためにソフィの力を利用しました。




ナイザトロズの正体

ナイザトロズとは、ソフィが増殖した姿であり、分身です。

忘却のメテオを発動させるエネルギー源を得るため、ソフィがナイザトロズを通じ、主人公の前に意図的に敵を作り出し、成長を手助けをさせていたものと思われる。

シーズン2のセセニョンみたいに特に変わったストーリーはありませんが、主人公とオリオリの成長は、ソフィのゆるやかな死計画の手の内にあったということで、全てはスーパーAIの計画どおり。
ただし、ナイザトロズを生み出したのは、ソフィをつくった科学者3人ではないと言っていること、ナイザトロズのサブクエストでは、矛盾した現象ばかりが目撃されている(例えば「凍った温泉」「年齢がバラバラの双子」「小さなノッポ」など)ことから、普通に考えると上記の通りなんですが、実は感情が芽生えてしまったソフィが、自分で進めているゆるやかな死計画を阻止するために、ナイザトロズという矛盾した存在を生み出した・・とも考えられるような

シーズン3は「戦い」について問いかける場面が多いです。

星屑魔法団のボビィンは、戦いに明け暮れるオリオリの信念を問いただし、セアドラーダは、亡霊になってなお(実は死んでない)戦いは好きかと尋ねる。ナイザトロズは戦いを生み出し、最後は自分自身まで戦いに身を投じて消滅しました。

ナイザトロズとは、本当は戦うことだけを目的にしている私たちプレイヤーを成長させてくれる存在でもあるんじゃないかと、そんなことを思わせてくれる存在でした。



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