星ドラ

星ドラ 不死鳥のやりから先の時代、私たちはどこを目指していけばいいのか

1月に不死鳥の槍を見た時、おそらく、ほとんどのベテランプレイヤーは楽しみよりも不安や恐怖といったネガティブな感情を持ったと思います。

高難易度のクエストに挑む冒険者はもちろん、日々、ブルリア星をゆるく探索するプレイヤーであっても、同じことを続けていては飽きてしまうので、本来、新しい要素は歓迎されるべきことのはずなのに、なぜそんなことになってしまうのか。

一つは、新装備を手に入れる方法が福引きなので、今後主流になるかもしれない装備を「もし入手できなかったら」という不安と、他の人と一緒に冒険できなくなってしまうという恐怖感が先に来るからで

二つ目は、今までの装備とはあまりにも違う不死鳥シリーズが、早くもリリースされたというインフレに対する焦りと、それにより愛用の装備品が陳腐化してしまうのではないかという懸念が大きいからだと思います。

「魔王とは話せば分かる」派の私ですら、興奮とともに焦りのような感情を覚えたので、大魔王と戦い続けている先駆者や武器防具のコンプリ―トを目指している勇者のあなたに与えた心理的影響はそれはそれは大きかったものと思います。

写真は体組織計になったセガサターン

二つ目の懸念に関しては、正直、継続性のあるゲームであれば避けて通れないものだと思います。

家電で考えてみると、2008年頃のテレビは、液晶VSプラズマテレビのどちらが良いかというおもしろ議論が盛んに行われ、32型という今では小さく感じるテレビが250,000円以上の価格で売られていました。世界の亀山モデル。なつかし

それが今はどうだ、謎のゲオテレビ50型40,000円。

ゲームに限らず、どんな商品であれ技術の進化とともに価格は最適化していくものであり、使う人も、どんどん便利な生活に慣れ、さらに新しい技術が生まれていくのが普通で

私たちが何の疑問もなく洗濯板ではなく洗濯機を使っているように、CDを買わずに音楽をDLするように、新しい商品やサービスが生まれていくことは必然だし歓迎されるべきことで止める理由もないと思います。

ましてや、星ドラは商品を売り続けるために開始時から毎月新しい装備品を登場させ続けるているゲームなので、今後、当たり前のように不死鳥のやりよりも強く、革新的な性能の武器が登場するだろうし、星ドラというスマホゲームを自らが選んでプレイしたのであれば、その事実をどっしりと受け止め楽しむことができるかどうか、それは受け手の気持ちひとつなのかなと思います。

新車が登場する度に新しい車に乗り換えたり、新しいiPhoneに乗り換えたりするのは、詳しくない人間からすると理解しがたいものですよね。

もし、スマホゲームの売り方が肌に合わないという感覚になるなら、世の中には面白いゲームがあふれていることだし、買い切り型のドラクエを試しても幸せになれると思います。

それはさておき、ここで言いたいことは「インフレに対する焦り」の方で、長年やってきたプレイヤーとしては、1年間でどれだけ装備が強くなるか知っていたつもりなわけですが、今回の不死鳥装備のように、2段階も3段階も飛び級しているような装備が現れた時、頭の中がパニックになってしまったというのが正直なところじゃないかと思います。

ただ、不死鳥装備の考え方は理解できるもので、プロデューサーは命竜衣の自動回復が登場した時に「初心者でももっと魔王に挑戦できる環境にしたい」みたいなことを言っていて

確かに、年長プレイヤーばかりで、目の肥えた玄人だらけの星ドラになっては、そりゃ先細りしていくだけだし、新しいプレイヤー、初めて遊んだ人が長く続けたいと思えるようなゲームにしていくことが、星ドラの最重要ミッションであることは疑いようがない事実です。

すぐに転職できる超級職ブレイブや、不死鳥シリーズの目が覚めるような性能も、そういう思考で投入されたものだと思うし、初心者プレイヤーにとっては非常にとっつきやすく、この路線をずっと続けていくことには大賛成。

ただ、それでも長年、星ドラを続けてきた熱心なファンをちょっとだけ忘れて欲しくないと思うのです。

ベテラン勢にとって、不死鳥の登場で、思い入れのある愛用の武器が時代遅れと呼ばれてしまうかもしれない恐怖を覚えてしまうのは仕方がないことだと思うし、それが何の告知もなく行われていると感じるのもしょうがない。でも新装備の年間スケジュールなどを公表しようものなら、今の装備品が売れなくなり、ゲームが立ち行かなくなってしまうのも理解できます

なので、ロードマップを公表して欲しいとまでは言えないけど、初心者さんのことを第一に考えつつ

これからどうなっていくかを示唆する

ぐらいのヒントをくれてもいいんじゃないかなと期待するわけです。

魔力覚醒の修正が来た時、呪文が魅力的ではなかったと率直に認めつつ、これから呪文が強くなっていくと宣言された時は、それはそれは震えました。

今、不死鳥に接したベテランプレイヤーたちは、不死鳥から先の未来を描けず、途方に暮れている迷える子羊です。道に迷った冒険者たちの心の支えとなるような、そんな星を示して欲しいなと思います。

写真は星を指さす星一徹

一つ目の不安に関しては、最近はループふくびきやステップアップガチャのような、目玉装備のグループを必ず入手できる福引きが登場しているので、ある程度解消されてるのかなと思いつつ

有償ジェム限定にするなら、はじめから欲しい装備だけを選んで買える方法で良くない？と思うんですが、そんなに売上が違うのかな・・？

証拠はないけど、星ドラをやめていく人でいちばん多いきっかけは、ガチャで目的の装備を引けなかった時だと思います。

最新装備が登場した時の受け止め方は千差万別で、何か良いものが手に入ればいいと思っている人や、どうしても目的の武器が欲しい人など温度差も激しい。また、どんなに思い入れがあっても、力が入っていたとしても、その日のために頑張ってジェムを集めてきていたとしても、確率を上げることはできても最後は「運まかせ」ではあんまりにも報われず、脱力してしまうのも分かります。

確か、先日の黄金竜ガチャで初めて、○○連で特定の装備を選んで入手できるというシステムが登場しました。

ならばそれを通期で、というかむしろ進化玉以上の難しさでもいいので、ももん屋30万ポイントで「開催中のガチャから好きな商品を選んで入手できるギガレアチケット」みたいなのを導入して欲しくないですか。

何なら、そのチケットの価値を「3千万ゴールド」にすれば、ゴールドの長期保有優待みたいな扱いで遊んでるソースを有効活用できていいのではないかと思います。

ところで、不死鳥装備がなぜ不安感を与えるかについてもう一つ、不死鳥化やスキルの威力よりも「最初からCT100％」という部分が、CTをためるゲームだったはずの星ドラにおいて、あまりにも異端だからで

ゲーム開始時からどんどん武器は強くなっていったし、スキルの攻撃力が上がり、CTが短縮されていけば、いつかはそういう時代が来るのは分かっていましたが、実際目の当たりにすると心がざわつきます。CT0秒の先には何があるんだろう

現在開催中のクエストでも、伝説級はマルチで2人が不死鳥を装備していれば、通常武器の出番がなくなり、疎外感を感じてしまう事態になり、不死鳥装備とは、いいとか悪いではなく、持っているかいないかでプレイヤーを心理的に分断してしまう劇薬であり、はじめて登場してから3か月以上たちましたが、未だに慣れないと感じてしまいます。

現在、星ドラはCTや武器の構造が劇的に変化している過渡期なのであって、プレイヤーもそれについていくのに必死な状態

慣れろと言われればそれまでですが、このあまりの変わりようについていけない人がでないよう、例えば、有利になる武器種で縛りをかける特化クエストを増やしてみるとか、最初からCT100％のクエストを増やしてみるとか、何らかの心理的な緩和措置をとってくれればいいなと思います

あと、イベント装備で最初からCT100%スキルを配布するとかね！弱めの

※色々言ってますが、不死鳥そうび好きです

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