発売前のPVにあった通り、この渋い国王と2人の将軍に連行されること間違いなしですので、お城にはあんまり行きたくありません。
デルカダール王はドラクエにありがちな「魔物に魂を売った国王」的な雰囲気をもっていないため、自分の意志で勇者に敵対していると思われます。
最後は、勇者に刃を向けたことを後悔しながら死んでいくパターンなのか……?
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ゆ…勇者の血が暴れだすうう
【PS4ゲームのセオリー】町に着いたら、まず高い所に登る
塔の上からは、超人的な動体視力でもって、トラブルを抱えている町人を見つけ出すことができるのだ!(※ドラクエ11は最初から全部マップに表示されています)
干し草……干し草の山はないのか…(※ドラクエはどこに着地しようが落下ダメージゼロです)
ええいイーグルダイブ!
デルカダールという広々とした初めての城下町にテンションが上がりっぱなしです。
ドラクエの風景はここまで進化しました。素晴らしい。
常に左下に表示されているミニマップ、四角ボタンで表示できる全体マップとも親切で使いやすい
最初は、そんなつもり一切なかったんですけどね
血…がね
勇者の血がそうさせるんです
民家でツボ破壊ドーン!
一度割ってしまったら最後ですよ。
町っていうのはツボとタルの宝庫ですから、あと1回だけ、あと1日だけと自分に言い聞かせるんですが、そんな自制心があったら最初から手を出さない方がいいんです。
どんどん深みにはまって、気が付いた時にはもう手遅れ
「罪悪感」とか、罪の意識みたいなものは一切感じられなくなっています。
町人「この煙突に入ればお宝にありつけることを突き止めたんだが、オレが暗い所が苦手でな。怖くて中に入れないんだよ」
主人公「まかせろ」(※強盗です)
町人「この町は本当に平和だよ。皆が安心して暮らせる町にできるのがいい王様の条件といえるわねえ」
主人公「お前のタンスは俺のタンスだ」ドーン(※網タイツ入ってました)
でも主人公のせいじゃないんです。
突如として「勇者」を強制された主人公は、想像以上のプレシャーとストレスと戦う日々を送っていました。
「勇者」をどう受け入れていいかわからない、そんなまだ世間を知らぬ若者が、生まれて初めて見た大都会で、きらびやかなネオンの明かりに毒され我を失ったとしても、誰が責められましょうか
地下牢にぶちこまれる
まさに因果応報
冒頭のデルカダール王の言葉が刺さります
「皆の者も知っておろう!勇者こそが、この大地にあだをなすもの!」
ぐうの音もでません。
投獄された寒い地下牢で、主人公は故郷のみんなの顔を思い出して、申し訳なくて泣きました。
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捨てる神あれば拾う神あり
地下牢に入れられてすぐ、誰かが話しかけてきます。「おい何してんだ?」
その言葉よりも、後ろのツボを見て、勇者の血がうずうずと騒ぎ始める
主人公「くっ……静まれオレの右腕ぇぇぇ」
この力とは、生涯付きあっていかなけれならないというのか。一人の人間が背負うには、あまりに過酷な運命。
謎の男「うん?なんだって!?自分は何もしてない?ただ勇者と名乗っただけだと!?マジかっ!」
地下牢で顔も見せない初対面の男に、いきなり「勇者」の威光をふりかざす主人公
そういうのは黙っとけ
話によると、彼は「予言」で勇者を助ける運命にあるという。
彼自身も半信半疑でしたが、脱獄をしようと地下に穴を掘り、いざ決行という段階になって、目の前に勇者が現れたことから、そのあまりの運命的な出来事に少し動揺しているようです。
「穴」の完成度は予想以上
この巨大な穴に一切気が付かないデルカダールの看守とは一体…?
穴を出た先は、デルカダールの排水を一手に集めた巨大な地下水路になっていました。
地下水路には、警備のためかデルカダール兵がうろついています。
【デルカダール地下水路攻略方法】
謎の青年の動きの通り、衛兵が動くのを待ってから通り過ぎると、戦闘を回避できる。
私は意味がわからなくて、結局ほぼすべての衛兵を倒していきましたが、最後にこの事実に気が付きました。
謎の青年と初めてのぞむパーティー戦は、視点の動きがしっくりこないものの、楽しい。早く4人以上でプレイしたい。
メニューにある「なかま」コマンドも使用可能になっており
どうやら、いつでも、次に進む方法を教えてくれたり、キャラクターとの日常会話的な話をできるようです。
次にどこに行くかわからないという状態になったときは、「なかま」コマンドを使ってみることをおすすめします
謎の男「待て…何かいるぞ」
進行方向にカメラが進んでいたのに、謎の男が左手で遮る
何このカッコいい演出。ドラクエっぽくない。
それもそのはず、なぜか地下水路に巣くっていた巨大なドラゴン!主人公を見るなり襲いかかってきます
アンチャーテッド、トゥームレイダーでおなじみ、突然、巨大な岩状の物体が転がってきた時に出る「手前ラン」スタイルでこちらに向かって走る主人公!これがドラクエだというのか
こういう場合、道の先は100%ガケ
と思ったらドラクエはガケじゃなかった!岩陰に隠れて、ドラゴンをやり過ごします。
ドラゴンの顔怖っ
これは黒いグレイトドラゴンですかね。妙にマッスルじゃないですか?何せこういうニオイをくんくんしたりするモンスターは見慣れていないもので、恐竜にしかみえない
きっと物語後半に倒しにこれるんでしょう
ドラゴンは諦めて帰ったと思わせてからの……穴に向かって強烈な火炎ブレス攻撃!
命からがら逃げだす主人公と謎の男。おかげで、群がる衛兵たちにがっつりと見つかってしまいました。
衛兵「見つけたぞ!悪魔の子だ!」
トンネルを抜けた先は、何と断崖絶壁になっており、逃げ場はありません。
ついに追い詰められてしまう主人公と謎の男。
勇者になった日
ドラクエ11をプレイしてきて、まだ数時間ですがこのシーンが一番ぐっときたなと思いまして主人公と謎の男には、大人しく捕まるか、飛び降りるか、道は2つしか残されていません。
これは人生の選択を象徴していて
ゲームなんで、安易に飛ぶだろうと考えますが、これまで見てきたデルカダールの王様は、とても理知的で、領土に平和をもたらし、国民の人気が高く、素晴らしい為政者であると想像できますし、衛兵たちも紳士的でとても民度の高い国であることがうかがえます
つまり、主人公は「捕まっても、悪いようにはされないだろうな」と考えたと思うんですよ
ところが、謎の青年が飛び降りようとそそのかすわけです
「捕まった場合、もう牢屋から出てくることはできない」とか「オレは勇者の運を信じてるぜ」とか根拠のないことを言って
明らかに、命をかけてまで飛ぶ理由にはならないんですが、16歳の青年にとって、彼の言葉はとてもワクワクしたでしょうね
山奥の村で暮らすはずだった主人公は、ある日突然、人に言われて「勇者」となり、人に言われてデルカダールの城にやってきました
主人公は人生で初めて、今後の生き方を「自分で決めなければならない」場面に遭遇したわけです。
- 大人しく捕まり、普通の人として暮らすか
- 崖から飛び降り、「勇者」として生きるか
「普通の人間」でも「勇者」でも同じで、自分の生き方を自分で決めて、自分の人生を主体的に生きなければ、何にも責任を果たすことはできませんし、何かを成し遂げることはできません。
主人公は謎の男の言葉に小さくうなずき、飛ぶ決心をしました。
人に言われて「勇者」をやっていた若者が、自分の意志で「勇者」になった瞬間です。
ずっとフードを脱がなかった謎の男ですが
主人公が、責任を果たすことができる人間だと分かると、顔をみせて挨拶します。
「オレの名前はカミュ。覚えておいてくれよな……」
勇者はいまはじめて自分の足で歩き始めました
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