勇者はグレイグのことを何て呼んでいるわかりませんが、それなら親しみを込めて「ぐっさん」などと呼び絆を深めたいところ。
妻いわく、関西だと山口さんのあだ名はたいてい「ぐっさん」になるらしいですね。東北だと「山ちゃん」とか「山さん」じゃないですか
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遠藤アウトーッ!
サンポ大僧正「…我らの指導者ニマ大師は、魔王によって世界が崩壊したとき、その衝撃から郷を守るため巨大な守護方陣を展開しました」その後、見せたいものがあると言って「大修練場」へと向かうサンポ大僧正
サンポ大僧正「神話の時代、ローシュは邪悪なる神を倒す旅の途中、賢者の集まる神秘の郷ドゥルダを訪れました」
「深き知恵を持つ郷の初代大師テンジンに弟子入りしたローシュは、この修練場でチカラを磨いたと伝えられます」
「そして修行を続けるローシュはある人物と運命的な出会いを果たしました」
それぞれ明らかになったゆかりのある地をまとめると
- 勇者ローシュ ユグノア
- 戦士ネルセン バンデルフォン
- 賢者セニカ ラムダ
- 魔法使いウラノス ドゥルダ
サンポ大僧正「共に切磋琢磨し、互いのチカラを認めあったふたりは意気投合して友となりました」
「修行を終えた後、ウラノスはローシュの仲間となり、邪悪なる神との戦いで大いに活躍したと伝えられております」
サンポ大僧正「その石碑には、ふたりが友情を誓い、邪悪なる神を倒すことを決意した言葉が刻まれています」
勇者ローシュ、魔法使いウラノス、我ら志を同じくする永遠の友として、共に邪悪の神を打倒することを今ここに誓わん
「あなたも歴代のユグノア王子と同様、ここでニマ大師の稽古を受けるはずでした」
「わざわざここに来ていただいたのは、ローシュの時代から連綿と続く伝統の地を、あなたに踏ませてあげたかったからです」
サンポ大僧正「あなたの祖父ロウさまもここで修行を受けたのですが、彼の偉業は今も皆の記憶に残っています」
「ニマ大師の修行は厳しいことで有名です。これは弟子がおイタしたときにお尻をたたく…通称お尻たたき棒」
「なんとロウさまは6年間の修行で、この棒でお尻をたたかれること1万回…!」
この記録は毎日しばかれたとして、1日あたり4.56回打たれる計算です。
年末恒例「浜田アウトーッ!」
の声が聞こえてくるようですね
グレイグ「・・たいした偉業だな」
グレイグのツッコミが冷たい
サンポ大僧正の話で、ユグノアとドゥルダの深い関係性が分かってきました。
歴代の王子が6年も修行に出され、しかも毎日通っている修練場前には、伝説の勇者ローシュとウラノスの邪神退治をたたえる石碑があったわけですが
それでも、以前ロウはユグノアが滅ぼされた理由が分からないと言っていたのはなぜなのか。
恐らく、ローシュが実在したのは「神話の時代」と言われるほど昔のことであり、現代人にとって、「邪神」とか「魔王」という存在はあまり実感できるものではなく、結びついていなかったということか、あるいはロウ自身が真面目に修行していなかったからという理由もあるかもしれません。
今回、勇者ローシュの足跡は感じることができたものの、わざわざドゥルダまで足を運んだ成果はありませんでした。
ユグノア人と霊峰ドゥーランダ山
夜には勇者を歓迎する宴会が開かれ、そして次の日の朝サンポ大僧正「ああ…しよさんグレイグさん。じつは半月ほど前に、ひとりの修行者が郷を訪れ、ドゥーランダ山頂へ向かったのです」
何でもその修行僧が山頂から帰ってこないということらしい
それ客人にする話?
グレイグ「…では我々がその修行者の救出に向かうのはどうだろう?」
「なあしよいいだろう?郷の者には一宿一飯の恩もある。その修行者を助けてやろうではないか」
一宿一飯の恩などというかつてない強引な流れでストーリーを進めんと欲すグレイグ。目力凄っ
不自然に宴が開かれたのには、ちゃんと理由がありました
軽く2,000メートル級はあろうかというロトゼタシアの霊峰ドゥーランダ山。周りを見渡すと、雲がはるか下に見え、常に強い風が吹きつけてきます。
風速1メートルで体感温度は1℃下がると言われているので、外は間違いなく氷点下だというのに恐るべきはサンポ大僧正。その強風の中を半袖にサンダル、しかも髪すらない状態だというのに軽やかに進みます
山頂へ到達すると、大樹があった上空に浮いているウルノーガの城が同じくらいの高さに見えました
そして山頂のほこらにはミイラ化した人間を発見。
グレイグ「くっ…こいつは見るにたえんな…。もしやこれがひとりで山頂に向かったという修行者なのか?」
サンポ大僧正「きっとそうに違いありあせん…。しっかり座禅を組んで息絶えたところを見るに、この者は覚悟の死を遂げたのでしょう」
ミイラのグラフィックが美麗すぎて怖い
CEROAとは思えない過激映像
グレイグ「むっ…!これは数あるムフフ本の中でも最高と名高い…『ピチピチ★バニー』ではないか!」
修行僧が最後にムフフ本を読んでいたことに驚きを隠し得ないグレイグ!
グレイグ「不幸中の幸いとはこのこと…。この修行者、哀れな最期ではあったが、きっと幸福に包まれ天に召されたに違いない」
しかしそこで、修行者の首元に光るヒスイの首飾りを発見する
サンポ大僧正「ロウさまっ!!」
「いやっ待ってください!まだ息があります!」
ロウも勇者と同じ首飾りをしてたんですね
サンポ大僧正「おそらくロウさまの御霊は今、生と志をさまおっていると思われます。しかしこのままでは死…」
「いえひとつだけ…ロウさまを救う方法があるかもしれません」
「しよさんが冥府…生と死のはざまにある世界へおもむき、ロウさまを救出して戻ってくるのです」
サンポ大僧正「じつはドゥーランダ山頂にあるこの御堂は、古来より冥府に通じる霊験あらたかな場所だと伝えられます」
「私が郷に伝わる分霊の儀式をおこなって、肉体から魂を離脱させれば冥府に入ることができるはずです」
次々と飛び出る無茶設定に全くついていけないプレイヤー
「借りぐらしのアリエッティ」のこびと設定が腑に落ちない感覚と似ていますが、サンポ大僧正が分霊の儀式を試したくてしょうがないという顔をしてますし、腹をくくるしかない!
というか、ドゥーランダ山は、ロトゼタシアにそびえる最も高い山の一つであり、その威風から、ユグノアの人々にとって古来より信仰の対象となってきた「霊山」です。
そんな神聖で特別な場所である山頂に、ムフフ本を持ち込み修行に励むロウの胆力たるや、さすがは「1万回しばかれた王」としか言いようがないですね。
サンポ大僧正の怪しげな踊りで、魂を抜かれ、意識が遠くなる勇者
もう2度と戻れないかもしれない、現実世界最後の景色は「グレイグの横顔かあ・・」などとぼんやり考えていると、傍らにムフフ本を置いて冥府へと旅立った祖父の気持ちが、少しだけ理解できる気がしました。
冥府。
断じて大修練場の使い回しなどではない。
「あらあら、よるべなくさまよう哀れな魂がまたひとつ…この世の果てに流れ着いたようね」
「カオを見てみりゃまだ若い。こんな子が冥府に落ちるなんてホント神も仏もありゃしないよ」
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