突然、屋外で遭遇したウルノーガ
「生きていたのか!?」とか「何が目的なんだ!?」とかより
「青空の似合わなさ!!」
この顔はやはり、“血塗られた漆黒と殺戮の暗黒鬼岩城”みたいな場所で「イエ~ッイエッエッエッ」という呪いに満ちた笑いをしているのが似合う
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感動の演出は2度ない
カミュ「預言者だと…?」「…とはいえ、この姿では落ち着かんじゃろう」
と言って、以前、三途の川で会ったことのある女性の姿に変わった預言者
預言者「…わしには見える。おぬしらが神の使いケトスに乗って天空の民と出会う姿がな」
「残された時はわずか。ぼんやりしているヒマはないぞ。さあ、ゆくがいい」
ヒントをくれてさっそうと立ち去る預言者
巻き戻る前の世界を知っている勇者は、これがすぐにケトスのことだとピンときますが、仲間たちには何のことかよく分からない様子
ベロニカ「伝説の笛って言われてもこれしか持ってないし…。しよ、なにか心当たりある?」
「ふうん…。他にアテもないし、ためしに吹いてみれば?」
急にフトコロから笛を取り出し「ためしに」とか言うベロニカ。話が超早い。
そして、さらっと現れたケトスーーッ!!
釣りの演出はどこいったー!?
釣りの演出 |
いや確かに進行には必要ないですし、前の世界の出来事はベロニカがいないことが前提なので、この位でいいということかもしれませんが、今やあれが勇者の心の中だけにひっそりと残る物語で、誰とも共有することができないのだとしたら、ちょっと悲しいですね。
ベロニカ「あんまりおどろいてないのね。預言者に会ったのも、空飛ぶクジラを呼んだのもまるではじめてじゃないみたい」
「…ふふっまあいいわ。あたしたちはいつもどおりアンタについていくだけだから」
なぜか時間を巻き戻したことは決して言わない勇者
言ってるが冗談として流されている説にも賛成です。
ロトゼタイシスの謎
預言に従いケトスでやってきた「神の民」の里何と、前の世界と違い島がたくさん浮かんでいました。
勇者が到着すると出迎え役的な神の民「クーロン」参上
クーロン「いにしえの昔、生き物たちは大樹の加護のもと長きにわたって繁栄し、我ら神の民も大樹のしもべとして平和に暮していました」
クーロン「・・・・」
クーロン「ニズゼルファ!!」
「地上に現れた黒い太陽…。あれはニズゼルファの復活を示しているのかもしれません…」
「ニズゼルファとは、かつて地上を地獄に落とした災厄なる邪神の名」
「間」の演出が見事なクーロンの演技力
その迫力は、嫌でもニズゼルファに対する恐怖心を煽ってきます。顔は可愛いというのに。
クーロンを振り切って神の民の里を冒険だ!
スライム「こう見えてもオレは、いたいけな子供たちは追っかけまわす極悪スライムとして有名だったんだ」
スライム「だが神の民の里に来てからは、里に満ちる聖なる気の影響を受けてな。すっかりいい魔物になっちまったよ…」
神の民の里には「聖なる気」なるものが満ちています。
命の大樹と関わりが深い場所だからだと思われます。
「イノリノーリ ササゲール ササゲール♪
メグリン メグリン メグリンパ♪
カンシャシャン カンシャシャン♪」
神の民「これは古い神の民の言葉で、命の大樹よ、その恵みに感謝しますって意味さ」
・祈り
・捧げる
・巡り
・感謝
というキーワードから、生命の循環を司る大樹が、信仰の対象となっていることが分かります。
里でのびのびと暮らす動物たち
こんなに空が近いロケーションはかつてなく、ソルティコ以上に気持ちがいい場所です
浮き島の間は、謎の動力源を持つ空飛ぶ円盤で移動
「ロトゼタイシス」という古い詩集だ
■第2章小さき者たち
命の大樹を かがやく苗より育てし 小さき者たちは 世界の創生を見る
命の大樹の種子 大地に根付き 草木が生え 動物たちが生まれ 最後に 人間が生まれた
小さき者たちは それを見届け すべてを知る者となり 『聖なる竜の炎』と共に 雲の中に身を隠すことに 決めた
聖なる竜の炎とは、聖なる種火を貰ったあの炎のことですね。
詩?という疑問はさておいて、有名なトロイ戦争を描いた古代ギリシア文学の傑作「イリアス」や「オデュッセイア」も、もとは韻を踏んでいる叙事詩らしいので、日本語訳されていない元々の言語では「詩」なんだと、そういう雰囲気だと思われます
「ロトゼタイシス」とは、「ロトゼタシア」という単語自体が、「Asu (東の海)」に「ia」をつけて「Asia」とするような、いわゆる地名接尾辞というやつで
「Rotozetasia」の由来となっている言葉「Roto-zeta」の固有名詞形、複数形、あるいは異国の、古代の言語標記といった趣をもった書名じゃないでしょうか
民家には他にも「ロトゼタシアの歴史・時空の章」を発見
時空の章とは、過ぎ去りし時を求める前の世界で、ウルノーガ&ウルナーガを倒した後、忘却の塔を探すきっかけとなった、グロッタの南に突如現れた遺跡にあったあの本です。
本棚の形状も完全に一致
巻き戻る前の世界で、グロッタに落ちてきたのはこの建物で間違いなさそうです。
前の世界で唯一生き残っていた神の民は「けど魔王軍に襲われて里のあった浮島をほとんど地上に落とされちゃってね。…オイラは生き残った最後の神の民なのさ」と言っていました。
ウルノーガを倒したことで、命の大樹やベロニカを助けることに成功しましたが、結果的にこの神の民の里も救うことなっていたみたいです
うーん美しい・・・手入れのされたものなのか
最近は盆栽が好きな外国人が多いっていいますよね(朝のZIP情報)
クーロン「こちらが我らが長老イゴルタプさまです」
「長老さまは神話の時代から生きている方だよ。普段は深い眠りについておられるからめったに目を覚まさないんだ」
「勇者を前にすればイゴルタプさまも目覚めると思いましたが…仕方ありません」
クーロン「いにしえの昔、邪悪の神ニズゼルファは命の大樹に眠る大いなるチカラを狙い、このロトゼタシアに現れました」
「邪神は大勢の魔物を引き連れ、邪悪な瘴気で地上をけがしたのです。世界は滅びの時を迎えようとしていました」
「…しかし、万物の創造主たる命の大樹はこのことを予見し、ひとりの救世主を地上に遣わしていたのです」
クーロン「その者の名はローシュ。あなたの祖先…伝説の勇者です」
クーロン「ローシュはケトスの背に乗って大空を舞い、広大なロトゼタシアの大地を巡って共に戦う仲間を集めました」
「…そして戦士ネルセン、賢者セニカ、魔法使いウラノスという頼もしき3人が勇者のもとにつどったのです」
クーロン「4人はチカラを合わせ勇者のつるぎを作り、邪神討伐へと向かいました。長き戦いの末、ついに邪神を倒し、平和をもたらしたのです」
邪神ニズゼルファの目的は、命の大樹に眠る大いなるチカラを手に入れることらしく、ウルノーガと似ています
物語の核心に迫り、この辺になってから、ようやく世界を巻き戻した理由に意味が見えてきます。
ウルノーガじゃなくて、ニズゼルファがラスボスなんだなと
さて、肝心のニズゼルファの倒し方は分からないというクーロン
その時・・!
イゴルタプ「苗木じゃよ…」
イゴルタプ「大樹さまの苗木を頼れ…。苗木がすべてを知っておる…」
クーロン「大樹さまの苗木…?そうか…そういうことか!」
ど…どういうこと!?
神の民のセリフ紹介
セニカの銅像の前で
神の民「(勇者ローシュと)賢者セニカさまは、互いに思い合う恋人同士だったらしいわ」
ドラクエ11 感想その83 イゴルタプ長老さいごの言葉
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