ソフト発売前の雰囲気では、もっと登場してくるのかと思っていたホメロス軍師。
かなり久しぶりの登場だ!
実は初登場「勇者のつるぎ」
昨日の夜、キャンプをした場所から歩いてすぐの場所が始祖の森の祭壇でした。9.5合目ぐらいでキャンプをした理由は、オーブをかざすと何が起こるか分からないからかな?
引き寄せられるように、不思議な力で浮かび上がる6つのオーブ
そしてこのシーンを見ていた、我が家の4歳の娘が言うには「パズドラだ!」
パズドラをプレイしたことがないのになぜなのかと思っていたら、確かに、パズドラのテレビCMにオーブのようなものが出てくるんですね
子供は細かい所までよく気が付くものです
オーブの力で発光する祭壇
そこから虹の橋が生まれ、命の大樹へと繋がる道となる
道の繋がり方は、人工的なものではなく、自然現象のような美しい流線型の軌跡。
まるで鳥が自由に羽ばたいていったかのように・・!
そうです。ドラクエのオーブと言えば、3で出てきた不死鳥ラーミアを復活させるための6つのオーブ。
今回もてっきりラーミアが登場するするのかと思っていたんですが、なんと、初代や3のアレフガルドに登場した「虹の橋」が、斬新な形になって復活しました。
セーニャ「これは虹の橋・・・?なんてまばゆいのでしょう…」
ベロニカ「…いよいよ命の大樹へのお目通りがかなう時がきたわね。さあ、しよ行きましょ」
上空にある命の大樹の根元は、以外にも普通の森といった感じで、さっきまで歩いていてた始祖の森とあまり変わらない印象
ただ、木の枝の上から下を覗くと、はるか雲の上に浮かんでいる場所だということに改めて気づかされます。
導かれるように大樹の中を進んで行くと、大きな芽に守れている剣が浮かんでます
この光こそが、邪神が狙っていたという「大樹の魂」らしいです。
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偉大なるホメロス閣下のため喜びに打ち震える勇者
マルティナ「これが大樹の魂・・。なんという大きさなのかしら」カミュ「世界中の命がパンパンに詰まってるからな。これくらいデカくないと、おさまらないんだろ」
いやいや、世界中の命の割には小さくないっすか
シルビア「こうしてそばで見ていると、ちょっぴりコワイわね…。なんだか飲み込まれちゃいそう」
と言って、不思議な光に引き込まれるように手を差し出したのはシルビアのみ
でも、ムスカが飛行石を触った時ばりの拒否感ではじかれてしまいます。
シルビア「やぁん!なあにこれ!?ビリリってはじかれたわ!」
目の前にある「大樹の魂」は、邪神までもが欲する世界を左右する力です。
触ってもいい1億円の札束があったら、とりあえず触っとくのが普通の反応であり、平常心で立っていられる人間の方が稀ですよね。
ということは、勇者一行は、シルビア以外は普通じゃない
ロウ「そしてあれこそ、闇のチカラをはらうもの…おそらく、勇者のつるぎであろう」
どう見ても「ロトの剣」であり「王者の剣」
大樹との絆を示すという左手の紋章をかざすと、魂を守っていた芽が剥がれ、いよいよ勇者のつるぎを手に入れる時がきました
な・・なんとそこへ勇者を狙う怪しい人影が!!
ホメロス「まったくにぶいネズミどもだ。誰ひとりとして尾行に気づかないとはな」
尾行ってどういうこと?ラムダから!?
ホメロスが操る圧倒的な闇の力を前に、あっさり倒されてしまう勇者
ホメロス「さあ…よろこびにふるえるがいい。貴様たちはこれから、我が宿願を果たすためのいしずえとして犠牲になるのだからな!」
「悪魔の子しよよ!悪魔の子と手を結びし者どもよ!この命の大樹を、貴様らの墓標にしてくれよう!」
ドラクエ11のセリフをこうやって文字に起こしたりしていると
色んな古典的な表現であったり、斬新な言い回しであったり、本当に様々なテキストが出てきて「ドラクエってやっぱ凄いな」といつも感じているんですが、今日はもう久々に感動しましたね
よろこびにふるえるがいい
こんな言葉を人生で一度でも口にすることがあるだろうか
「喜びに震える」とはどういう状態かというと
人はそもそも感動すると鳥肌が立ったり、身震いしてしまいますよね
それは「感動」というものが「驚き」から出来ていて、自分が予想していなかった行動に出会うと、誰でも本能的に警戒しアドレナリンが全開に放出され、臨戦態勢を整える準備をすることになるので、体が自然と身震いをしてしまうという状態なんだそうです。
つまり、人は予想していなかった喜びに出会うと震えてしまうということで
ホメロスが言いたいことは
「偉大なるホメロス閣下の宿願をかなえるため・・・誰かが犠牲にならなければいけないというのに、あぁ・・まさかそんな大役、私ごときネズミに務まるわけがない。だが、もしも、もしも私がその役割を果たせるというのなら、そんな身に余る栄に浴することは、生涯ないだろう。そんな幸運を掴み取ることができるのは果たして誰なのか・・・考えただけでも、嫉妬で頭がどうかしてしまいそうだ!」
「えっ・・?まさか私が?そっそんな・・私ごときハダカデバネズミが、偉大なるホメロス閣下の宿願を果たすための墓標となれるだなんてぇ!!しっ・・しっ・・幸せだア!圧倒的に幸せ過ぎて身震いせずにはいられないィッッ!!」
となるよね、と
なるか
そんな変態勇者も見てみたいがドラクエではNGだ!
「するがいい」なんて、よっぽどの自信がなければ出てくるセリフじゃありません。
あまりにもポジティブすぎる思考の持ち主、ホメロスの性格がうかがえます。
私もホメロスを見習って「するがいい」を普段から使っていける男になりたいなと思いまして
とりあえずファミレスの店員さんが
「空いたお皿をお下げしてもよろしいですか?」
と言ったら、ついつい無条件に「はい」と言ってしまうところを、野菜とかまだ残ってるわけじゃないですか
「待つがいい。ブロッコリーはオマケだとでも?」
などと毅然とした態度を取りたいものです
そして戦闘シーン
ホメロスは「闇のバリア」をまとって、一切のダメージを受け付けません。
ドラクエのバリアと言えば「やみのころも」
闇の衣を吹き飛ばすには「ひかりのたま」が必要ですが、肝心の光の玉はもっていません。
ここへ来て、ドラクエ11はじめての「負け戦」確定の雰囲気になります
ホメロス「これが大樹の魂か…。これさえあれば、世界をどうすることも思いのまま…」
さあ、いよいよピンチだという所に、何と唐突にグレイグとデルカダール王が登場!
デルカダール王は何のために大樹へやってきたのか
グレイグ「王よ…見ていましたが、今の戦いを。ホメロスのチカラこそ闇のチカラ…」「私たちはずいぶん長い間、大きなカン違いをしていたのかもしれません。ホメロスこそ、この大地にあだをなす者…!」
クレイモランで魔女を復活させたのがホメロスだと考え、その後ずっとホメロスを監視していたと思われるグレイグ
ついに現行犯で、王の前に証拠をつきつけることに成功します。
グレイグ「ホメロス!なにゆえに魂を魔に染めたっ!」
「もはや弁明などさせぬ!ホメロス!王の御前で成敗してくれる!」
味方が増えた!と喜んだのもつかの間
後ろからの不意打ちで倒れこむグレイグ
デルカダール王「今までご苦労だったな、グレイグ」
グレイグ「王よ・・これはいったい…?」
最初の印象だと
勇者←ホメロス←グレイグ・王
と、勇者を尾行するホメロスをグレイグと王が尾行してきたのだと思ったんですが
普通に考えたら、少なくとも、1泊はキャンプしなければならないほど遠い場所にある、原生林の奥地まで、ローブを着た王の尾行が成立するはずありませんので
王、グレイグ、ホメロスは3人一緒に来たと考えると自然です。
デルカダール王を護衛してきたグレイグとホメロスが、大樹内で分かれ、別々に探索をしていたところに、先にホメロスが勇者一行と出会った。
ホメロスは、ダーハルーネで大王イカに命令した所を見ても、魔族を率いる立場であり、魔物からの情報で、勇者が命の大樹へと繋がる虹の橋をかけたことを知り
デルカダール王は「勇者を直接捕らえる」とか「大樹の危機」とか色々な理由をつけて、ホメロス、グレイグ、または親衛隊などの護衛とともに、ここまでやってきたんじゃないでしょうか。
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